むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今後2−3ヶ月はオアシスみたいな日々でしょう

    台風一過で涼しくなりました。私は今日から徒歩通勤を再開しました。真夏の1ヶ月半程は、諦めて車で通勤しました。真夏は歩くと大量の汗が出て仕事の前から疲れてしまいます。また、診療の前にシャワーを浴びたりして身支度しないといけないので余計な時間がかかります。朝の貴重な時間を無駄にしたくありません。また、去年せっかくレーザーで顔のシミ取りをしたのに、不用意に日に当たるとまたシミができてしまいます。それも避けたいので真夏は車通勤でした。

    久しぶりに歩いてみると、気持ちいいです。仕事のストレスなど吹き飛びます。昔から、いいアイディアは馬上(馬に乗っている時;現代なら車や電車の中)、トイレ、寝ている時の3箇所が最もいい場所とされています。歩行中も馬上ではありませんが、いいアイディアの宝庫だと思います。私の場合、YouTubeをダウンロードして聞きながら歩くので徒歩通勤は勉強の場です。片道30分、往復1時間ありますから、勉強の時間を毎日1時間取らなくても自然と歩いて通勤するだけで勉強になるのです。

    私はコロナのニュースを全く見ないのであまりわからないですが、雰囲気として第2波はかなり落ち着いてきたのではないでしょうか?あまり騒がしくなくなりましたね。今からしばらくはいい季節なので、ちょっと旅行したり会食したりするチャンスだと思います。また年末になると風邪が流行ってきて、インフルエンザ、コロナ、胃腸炎、その他の風邪が混在してわけがわからなくなります。そうなると来年の5月頃までは不安で辛い日々だろうと思います。その前の2−3カ月はわたしたちにとってオアシスのような幸せな数カ月となることでしょう。

  • 情報は自分で集めて分析しよう

    台風10号は奇跡的に西へそれて勢力も弱まったので被害は最小限で済みました。皆さんいかがでしたか?私は朝の5時の時点で情報を集めました。まだ風は強かったのですが9時過ぎには落ち着くと判断し、通常通りの診療としました。市役所を始め、多くの機関は予定休業で、自宅待機となった人も多かったと思います。

    結局コロナの騒ぎと同じでTVは最も被害の大きいところに取材に行って、視聴率の稼げるシーンを繰り返し流します。「経験したことのないような」とか「命を守る行動を」とかとにかく不安を煽ります。不安を煽(あお)った方が視聴率が取れるのと、たいしたことないように言っておいて大きな被害が出たら叩かれるが、逆に怖いことが起こると言っておいて何もおこらなくても、叩かれないから不安を煽るのです。それでも、窓にベニア板を打ちつけたり、ガムテープをベタベタ張ったらきれいに剥げなくなった家庭もたくさんあるでしょう。本来なら、放送局や気象庁に、どうしてくれる、もっとちゃんと予報してくれ、と文句の一つも言いたいでしょうが、いう人はいないと思います。結局、大袈裟に不安を煽った方が放送局としては視聴率が取れるし、たまに視聴者のためになり喜ばれるし、怒られることもないし、で良いことづくめなのだと思います。

    しかし、私たちはTVを過信せずあらゆる情報を集めて自分で分析し、判断する必要があるでしょう。人任せはいけません。天気予報にしてもTVの他にもウェザーニュース(民間気象会社)、Windy(アプリ)、アメリカ軍の天気予報、CNNやFOXニュース(アメリカの情報)などネットでいくらでも情報は手に入ります。そして、天気予報だけではなくその根拠となった気圧配置(天気図)、レーダー、その他いろいろな情報も手に入ります。要は気象庁の言うことだけ、あるいはTVの言うことだけを信じず、自分でアクティブに情報をとって分析する姿勢が大事だと思うのです。自分で調べれば、何時ごろどちらからの風が強いかわかるので、養生した方がいい方角と安全な方角が予想できます。そうすれば無駄にベニアやテープを貼らなくて済むと思うのです。

    同じことはコロナ騒動にもいえます。マスコミは不安を煽って視聴率を稼ぎたい。国は失策と批判されたくない。みんな金儲けと自己弁護最優先なのですが、それは決して表に出さず、あなたと、あなたの大切な人の命を守るために・・ときれいごとを並べます。そんな偽善的セリフをテレビなどのマスコミや政治家が口にした時はその裏を考えてしまいます。何も考えずにTVを信じているあなたはきっと騙されています。

    熊大病院

  • 月曜に診療するかどうかはこのホームページの「お知らせ」に記載します

    今日は台風接近の話題で持ちきりでした。日中は少し雨が降った程度だったので、クリニックから10分ほどでいけるぶぶたんの湯に行きました。いつもにも増して家族連れでいっぱいでした。ゆっくりお湯に浸かったりサウナで汗を流してリフレッシュできました。そのあと、少し食料を買い出しに行ったのですが、立体駐車場には長蛇の列。あんなに並んでもみんな台風が過ぎるまで車を出さないでしょうから、きっと入れなかったのではないでしょうか?

    今、日曜の夜にこのブログを書いていますが、天気予報によると朝6時には暴風域を抜けると言っています。そこで、月曜に診療ができるかどうかは朝6時の時点で決定します。停電した場合、電子カルテが動きませんから休診せざるをえませんが、停電さえなければ朝9時ごろにはだいぶ風もおさまっていると考えられるため診療できるのではないかと思っています。診療に関する最新情報はこちらのホームページのお知らせコーナーに書きますので確認してください。

    最近、韓国料理の旨さにハマっていて自宅でもあれこれ研究して作っています。先生はYouTubeです。たまたま見つけたのがニューヨーク在住の韓国料理家の動画。韓国料理をどのように作るかを丁寧に解説しています。もちろん英語です。日本の料理番組でいつも不満なのが、「ここでダシをいれます」みたいな表現。ダシってどう作ったの?と思いませんか?カツオ、昆布、コンソメ、ホンダシなどいろいろな作り方があります。そこを解説しないとちゃんとできませんよね。この英語の韓国料理番組は出汁の取り方からきちんと解説してくれるので、外国人にとってみれば非常にありがたい。英語でYouTubeをすると見る人が多いのも驚きです。このチャンネルは登録者数450万人!日本のトップクラス以上です。やっぱり英語がいかに大事かがわかります。

    ハヌルオンマのキンパ(韓国海苔巻き)。胡麻油の風味です

  • ここは神頼みするしかない!

    台風10号はかなり熊本に近いところを通りそうです。目が離せません。ホームセンターでは養生テープや乾電池などを買い求める人でいっぱいです。私は、土曜の診療の後は今年最後の学校心臓検診でした。スタートが例年より遅くなったので、9月にずれ込みましたが、なんとか終わらせることができました。そんな仕事で夕方までいそがしかったので、買い出しなど行く暇もありませんでした。今私の記憶に残る猛烈な台風といえば、H4年ごろ熊本を直撃した台風です。私は大学病院の研修医で、台風当日は大学の当直でした。停電してご飯もありませんでした。仕方なく、病院の近所に住む友達が自宅からカセットコンロと冷蔵庫にある肉野菜を持ってきてくれて、病棟の当直室で鍋パーティーをした覚えがあります。今となっては夢のような幸せな時代でした。しかし、その時は大学の至る所のガラスが割れ、教授たちの乗っていたベンツやボルボが折れたクスノキの下敷きになったのをみてゾッとした覚えがあります。

    今度の台風もその時と同じかそれ以上だと思われます。厳重な注意が必要です。同じように天気予報を見て、誰もが警戒するわけですが、それでも10名ほどは命を落とす結果になります。まさか、天気予報を見て明日は自分の命日だと思う人はいないでしょう。この運命の分かれ道はどこにあるのだろうと台風のニュースを見るたびに思います。結局、間一髪助かる人と、運悪く亡くなる人がいるわけです。運というか、運命というかわかりませんが、仕方ないことです。

    そう思うと、さっき食べた夕食や朝食が最後の晩餐になるかもしれない、と思いながら、悔いのないおいしいものを食べたいものです。私は検診が終わっていつものように下通りの韓国料理ハヌルで夕食を食べました。そして、運命は神のみぞ知る、ということは、神様に「台風で大事になりませんようにと」神頼みしておくことは必須です。ちゃんと「助けてください」と祈っておきましょう。天気が悪いので、神社まで行かなくて良いですよ。私たちを守ってくださる神様はどこにでもいて願いを聞いてくれるからです。

     

    ナムルの盛り合わせ。私なりに漢方的な解釈(陰陽五行論)をすれば、ほうれん草の緑は東(春)、にんじんの赤は南(夏)、もやしの白は西(秋)、ゼンマイの黒は北(冬)をあわらします。つまりこのナムルの盛り合わせは東西南北、春夏秋冬をいただくという意味が潜んでいると思います。

  • 人のためにお金を使う

    金持ちになる秘訣をYouTubeでみると、入ってきたお金をどんどん使うこと、という指南があります。なるほどと思っても実行するのは難しいですね。私も小さい頃から小遣いを貯めることは好きでしたが、買い物するのは嫌いでした。しかし、金持ちになるにはどんどん使うべし、というのです。これは、マインドブロック(心の壁)を取り払って意識的に使う練習が必要です。

    変な例えですが、美味しいものを食べるのが好きな人でも便秘だと食べられません。お腹が張って苦しくなるからです。快便あってこそのグルメです。最近では、コロナの支援金でみなさん10万円ずつもらったのを覚えていますか?多くの人は一旦貯金した、と思っていたら、家賃や電気台、子供の塾などの生活費に消えてしまったところが多いと思います。これではいけません。必要な生活費は通常の収入から支払って、国からもらった支援金はバンバン使うことで世の中の経済が回るのです。私は外食にほとんど費やしました。

    お金を使うと言っても、きれいに使わないといけません。お金を生かして使うことが大切です。自分の生活をより豊かにするのも良いし、自分みがきや体力づくりに使っても良いでしょう。人のために使うのはさらに良いと思います。困っている人の人助けと思ってお金を使うと、巡り巡って大きくなって帰ってくることでしょう。ただ、焦ってはいけません。帰ってくるのは自分の財布ではなく、子や孫の世代に帰ってくることもあるのです。人のためになることをするというのはそういうものです。

    クリニックの駐車場になったゴーヤ