むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 勉強三昧

    昨日は早朝経営者モーニングセミナーに参加しました。演者が講演の途中で居合のパフォーマンスをしました。真剣(日本刀)を振るものです。本物は初めてみました。演者さんがこのパフォーマンスで言いたかったことは、「残心(ざんしん)」です。「残心」とは刀を振り終わったあとに心を込めた立ち居振る舞いのことです。居合だけでなく弓道や剣道にもあります。おそらく他の武道や茶道などにもあるのではないかと思います。日本人独特の見えないけれども心がそこにあるという感性です。この、仕草の最後に心を込めて残すパフォーマンスは、日常応用できます。電話を切るときもそうです。私の場合、診察が終わって患者さんが診察室を出る際に診察の「残心」があると思っています。日本人にしかわからない心配りです。

    昨夜、診療が終わって日航ホテルで「血栓症治療を考える」という勉強会に参加しました。私の所属する循環器内科の教授だった小川先生(現在、国立循環器病研究センターの理事長)が凱旋講演されました。500人入る大きな宴会場で120人ほど限定で入場できる(三密を避けた)会でした。小川先生の研究は大学時代ずっとそばで見ていたので、懐かしくも大いに刺激となりました。私ももっと頑張って仕事したいと思いました。

    そして今日は夕方、漢方のWEB講演に参加しました。WEBは便利です。演者は東京の仙頭先生、司会は鹿児島の山口先生、そして聴衆は日本全国です。90名を超える参加者でしたので、主催者などを差し引いても80名以上の参加です。講演は漢方の基礎の勉強でした。基礎は本を読んでも眠くなるばかりなので、講演で教えてもらえればありがたいです。コロナのおかげでWEBの勉強も普及しました。あとは、勉強会の情報収集(いつあるのか、どうやってアクセスすればいいのか)を知ることと、その時間にパソコンの前でちょこっとパスワードなどを入力して会にアクセスすることです。ほんのちょっと指を動かせば大きな収穫が得られます。実践の心がもっとも大事なのです。

     

    ビビンバのご飯を麺にするとビビン麺となります。そうめんで作ってみました。激ウマ!