むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 高齢者のかすれ声は老化(日経新聞)

    朝は大雨で昼は蒸し暑くなりました。今これを書いている夜は涼しく快適な気温です。一日の気温変動が大きいので体調を崩さないようにしましょう。昨日は「漢方はタクシー、西洋薬は飛行機」という文章を書きましたが、朝5時に一旦アップして読み返したら納得行かず、5回も書き直しました。結局最終稿は5時半頃完成しました。実はこのブロクは夜に書いて朝5時頃再度読み返してアップしているのですが、毎日推敲を最低3回はします。書いては消し、消しては書き、完成したと思ったらもう一度読んで微妙なニュアンスを訂正したりをくりかえします。相当時間がかかっているようですが、実際はそうでもありません。テーマを決めるまで時間がかかるのですが、書き始めたらものの10分ほどで第一稿が完成します。その後場所と時間を変えて3回位読み返して書き直すわけです。

    今日の日経新聞に「かすれ声は老化」という記事がありました。そのとおりです。よく70過ぎたご婦人から喉の調子がおかしい、私の声はもともとこんなんじゃなかった、と言われます。そして、タレントさんが喉頭がんや声帯ポリープの手術をしたニュースを見ると、自分もそんな病気ではないかと心配して耳鼻科にいき、なにもないと言われて帰ってきます。しかし本人は、なにもないと言われても明らかに声がおかしい、漢方で治らないか、という方が来られます。

    新聞に書いてあるとおり、高齢者のかすれ声は声帯の筋肉の衰えです。一日誰とも話すことなく家でTVをを見て過ごせば、喉の筋肉も使いません。衰えれば声も変わります。新聞では歌を歌ってのどを使いましょうと書いてありました。そう、ノドを使う=リハビリ、筋トレです。治るとわかれば、するかしないかは自分次第ですよ。