むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 腰痛の内科的治療

    当院は、漢方やはり治療を積極的に取り入れているため、腰痛や五十肩のような整形外科疾患も結構受診されます。内科的にもいろいろやれることがあるので、整形外科でブロック注射をしたとか、リハビリに通ったとかいろいろ試して思うような効果が出ていない場合もまだまだ治療法がないわけではないと思っていだだきたいです。

    痛み止めの内服にしても、ロキソニンやリリカまでは使ったけどよくならないという場合、それはまだ痛み止め内服治療のうち5段階で言えばロキソニンが1段階、リリカが2段階目です。さらにまだまだ鎮痛剤の内服だけでも奥深い治療ができます。

    内服があまり好きでない場合、整体や鍼治療があります。今日来院された患者さんでは、針はちょっと苦手だからできれば他の方法を、というリクエストでした。その場合、漢方薬の内服と指圧と整体で経過を見ることにしました。また、皮内鍼といって、皮膚に0.6mm程度刺さって刺激するシール型の針もあります。これは全く痛みはなく、気がつけば痛みが楽になっているという優れものです。難しいのはこのシール型の針をどこに貼るかということです。痛い場所に貼ったり、痛みからは遠いツボに貼ったりします。例えば四十肩の場合、足のツボに貼ることでかなり肩は動くようになります。まだまだいろんな治療法がたくさんあります。諦めないでご相談ください。