むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今年やり残したことはまだできる

    昨日のブログで今年の振り返りの話題を書きました。よく考えると、去年も年末に似たような話題の記事を書きました。ただ、その時は12月も第4週くらいに入って、いよいよ1年を振り返っての話題を書いたような気がします。今年、それよりも早めに書いたのには理由があります。それは、12月に入ったところで、一度今年を振り返り、やり残したことがないかを考える事で、年の瀬までの1ヶ月でまだいろいろできるはずだと思ったからです。そして、私がまだやり残した事と考えて、今日始めたのはNetflixで「梨泰院クラス」を見る事です。去年「愛の不時着」と並んで話題となった韓国ドラマです。なんとなく後回しにしていたのですが、やっぱり、これだけ評判の良いドラマは見ておこうと思いつきました。

    もう一つは、クリニックの玄関の吹き抜けが高い天井になっており、ガラスになっているところに開業以来5年分の蜘蛛の巣や虫の死骸が溜まっていたので、掃除したかったのですが、あまりに高いところで届かない。そこで、植木屋さんをしている幼馴染にたのんで掃除してもらいました。プロ用のの長い脚立を使い、エンジン付きの強力なブロワーで吹き飛ばしてもらいました。おかげで綺麗になりました。やっぱりクリニックは清潔にしておきたいもの。手伝ってくれた友人に感謝です。

    日曜日、いつもはスポーツジムで汗を流すのですが、今日は休館日だったため、ひたすら在宅ワークの一日でした。月初にチェックしないといけない書類を確認するのですが、眠くなるので音楽を聴いたり海外ドラマを見ながら朝から延々ながら作業です。それでも、今日したいと思っていたToDoリスト10はクリアしました。

  • 今年の振り返り

    師走に入り、だんだん慌ただしくなってきました。道もいつもになく混んでいます。みんな何をするんだろうと思ってしまいます。確かに大掃除やお歳暮など、どうしても年内にしないといけないことはいろいろありますね。私はお歳暮は楽天を使うので自宅のパソコンで選びます。今週末はいろいろと済ませたいと思っています。

    ところで、1年を振り返ってみるには良い時期です。今年、何をしようと目標を立てましたか?今となってはよく思い出しません。年始にきちんとノートに書いておくべきでした。しかし、今振り返ってみると、年始には思いもしなかったことをたくさんすることができました。人生というものは自分だけではなく家族や職場の同僚、そのた大勢の人たちの影響を受けながら日々変化します。私のように毎日自宅とクリニックの往復しかしない生活をしていても想定外の事が展開していきます。わたしの生活が結構変わったのが、スポーツジムに行き始めた事。そして、そのついでに毎週イオンモール(クレア)をぶらぶらするようになった事です。これまで毎日似たようなものばかり食べていましたが、クレアに行くとレストランもたくさんあるし、お惣菜などもすぐ買えます。運動する事で今まで以上に健康的になったし、1週間に変化がでました。

    もう一つが、シャープのホットクックを買った事。ホットクックは炊飯器みたいな自動調理器ですが、最初に全部材料をいれてメニューからプログラムを選択する事で、全自動で料理してくれるお料理ロボットです。材料が何人前でも勝手に判断して作ってくれます。自分でも料理は得意なのですが、ロボットに任せることでその時間あと一品他のメニューを作ったり、家の掃除をしたりと時間の有効活用ができます。そして何より、自分で普段作らないメニューが勝手に出来上がるので毎日の料理のレパートリーが増えてバラエティー豊かな食生活となりました。

  • 果糖に注意

    冬は果物が美味しい季節です。ぶどう、柿、みかん、リンゴ、いちごなど次々と出てきます。果物はビタミンCも多く含まれるため身体に良いと言いますが、私は警戒してあまり食べないようにしています。なぜなら、昨今市場に出回る果物の糖度はとても高いからです。ブドウはブドウ糖そのものが甘く食べたらすぐ血糖が上がります。しかし、ブドウに限らず甘い果物は血糖が上がります。多くの果物には果糖という甘味成分が含まれます。果糖は体内で中性脂肪に変わります。心疾患や認知症などあらゆる方面で悪さをします。甘くない(酸っぱい)昔ながらの果物は健康にいいでしょうが、最近は農家が競って糖度の高い果物を作っていますので、注意が必要です。

    炭酸飲料のラベルを見ると、果糖ブドウ糖液糖と書いてあると思います。これは、トウモロコシでんぷんを酵素で分解して作った甘味料です。非常に甘いのですが、砂糖などより安く大量生産できるため、飲料水の味付けに使ってあります。この果糖ブドウ糖液糖も体内で中性脂肪となります。スポーツドリンクにもたくさん入っているので、飲み過ぎはいけません。なんとなくスポーツドリンクは脱水に効くし、たくさん飲んでも身体に良いと思っている人が多いと思いますが、私は滅多に飲みません。

    私が家庭で常用しているのは炭酸水です。そのままで好きなのですが、最近患者さんから家庭で採れたシークワーサーとかレモンやかぼすを頂いたので、そういった柑橘類をしぼって炭酸に入れます。とても美味しいです。特にまだ青いシークワーサーを絞ったものにはノビレチンという認知症予防成分がふんだんに含まれるためおすすめです。

  • 日本は奇跡的に穏やかな日々

    寒くなりました。今朝、通勤時の車の温度計は2度でした。来院された患者さんで阿蘇から来られていた人に聞いたら、阿蘇の方はマイナス4度だったとのこと。冬本番ですね。そろそろマフラーや手袋も出そうかと思っています。私は以前かなり冷え性でした。白衣のポケットに電気カイロを入れていたほどです。しかし、この2年ぐらい韓国ドラマに凝って、ついでにチゲを日常的に食べるようになり、冷え性がかなり治りました。韓国は日本より寒いので、やっぱり温まる料理が多いのだろうと思います。唐辛子はもちろん温まりますが、唐辛子だけでは汗が出て結果的に冷えてしまいます。インドやタイのカレーなどにも唐辛子がたっぷり入っているのを見ると、必ずしも温めずに冷やしてくれるということがわかります。

    それでは韓国料理で何が体を温めるのでしょう。唐辛子、ニンニク、生姜、ネギ、ニラ、味噌、牛肉などどれも温める食材です。それらを組み合わせてアツアツの鍋(ちげ)にして食べることで温まるに違いありません。さて、話題をひさしぶりにコロナの話にしたいと思います。新聞によると、ヨーロッパも韓国も相当患者数が増えていて、警戒レベルが上がっています。日本だけが世界的にも不思議なくらい落ち着いており、忘年会でもできそうなほどです。理由はわかっていませんが、諸説あります。納豆や味噌などの発酵食品がいいのだとか、緑茶がいいのだとか、言われますが、わかりません。

    ただ、これほどまでに沈静化して社会活動が普通にできていることは決して当たり前ではなく、天に感謝してもしきれないほどです。ニュースでは次の変異株の話題で持ちきりですが、みずぎわ作戦というのは決して成功しませんからいずれ日本にも入ってきます。今幸せな生活ができていることに感謝しつつ、少しでも長く今のような平和が続くよう、ハメを外さず体力を落とさないような節度ある生活を続けることが大切だと思います。

  • 効率良い勉強法

    昼休みに訪問診療に出かけると、今週は中高生が昼で帰宅しています。期末テストがあっているようです。その後は、受験生にとっては本番の試験が目白押しとなります。共通テスト(以前のセンター試験)もまもなくです。塾の先生たちは大忙しです。受験生をもつ親も気が気ではありませんが、代わりに勉強してあげるわけにもいかないのでヤキモキします。この期に及んで勉強しろと怒鳴っても仕方ありません。してあげられることは、風邪ひかないように健康管理、栄養管理と陰ながらの応援でしょう。親が出しゃばっていいことは何もありません。

    自分の勉強の思い出。高校時代は学校が終わるのが早かったので夕方5時ごろには家に帰っていました。そこから夜12時まで7時間あります。なので、どうしても毎日7時間は勉強したい。でもお腹が空くのでご飯に時間を取られる。お風呂も入ればあわせて1時間はロスする。すると帰宅後勉強できるのは6時間が精一杯か。いや、朝学校に行く前早起きして1時間勉強しよう。それで毎日7時間は勉強できる。そんなふうに考えながら高校の3年間は過ごしました。もちろん家庭で毎日7時間勉強するには、計画が必要です。1時間ごとに課目を変えて気分転換する。その日にすることは前日に決めておく。

    そして、勉強に取りかかる時、新しいところから始めると、エンジンがかかるのに時間がかかると気づき、秘策を考えつきました。例えば今日問題集を1章済ませて、明日は2章をすると決めたとします。翌日、効率よく(マッハで)2章の問題に取りかかるためには前日の勉強を1章で終わらせず2章の1問目まで解いて終わる。すると翌日は2章の2問目からスタートするのは全く助走を必要としないのです。それに高校時代気付いてからというもの、仕事をキリのいいところで終わらせるのはバカで、あとちょっと先までしておくことが大切だとずっと心がけてきました。

    ホスピタルメントさくら西館にて