むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 効率良い勉強法

    昼休みに訪問診療に出かけると、今週は中高生が昼で帰宅しています。期末テストがあっているようです。その後は、受験生にとっては本番の試験が目白押しとなります。共通テスト(以前のセンター試験)もまもなくです。塾の先生たちは大忙しです。受験生をもつ親も気が気ではありませんが、代わりに勉強してあげるわけにもいかないのでヤキモキします。この期に及んで勉強しろと怒鳴っても仕方ありません。してあげられることは、風邪ひかないように健康管理、栄養管理と陰ながらの応援でしょう。親が出しゃばっていいことは何もありません。

    自分の勉強の思い出。高校時代は学校が終わるのが早かったので夕方5時ごろには家に帰っていました。そこから夜12時まで7時間あります。なので、どうしても毎日7時間は勉強したい。でもお腹が空くのでご飯に時間を取られる。お風呂も入ればあわせて1時間はロスする。すると帰宅後勉強できるのは6時間が精一杯か。いや、朝学校に行く前早起きして1時間勉強しよう。それで毎日7時間は勉強できる。そんなふうに考えながら高校の3年間は過ごしました。もちろん家庭で毎日7時間勉強するには、計画が必要です。1時間ごとに課目を変えて気分転換する。その日にすることは前日に決めておく。

    そして、勉強に取りかかる時、新しいところから始めると、エンジンがかかるのに時間がかかると気づき、秘策を考えつきました。例えば今日問題集を1章済ませて、明日は2章をすると決めたとします。翌日、効率よく(マッハで)2章の問題に取りかかるためには前日の勉強を1章で終わらせず2章の1問目まで解いて終わる。すると翌日は2章の2問目からスタートするのは全く助走を必要としないのです。それに高校時代気付いてからというもの、仕事をキリのいいところで終わらせるのはバカで、あとちょっと先までしておくことが大切だとずっと心がけてきました。

    ホスピタルメントさくら西館にて