むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 受験生の健康管理は大切

    世の中は大学入試ですね。私たちの時代は共通一次と呼んでいましたが、いつからかセンター試験と呼び名が変わり、今年は昔に戻って共通テストと言うらしいです。なぜ呼び方を変えるのでしょうね。受験の季節はこれから3ヶ月ほど続きますが、受験生を持つ家族はいろいろ気を使います。風邪を引かないようにとか、縁起が悪いこと、たとえば皿を割ったりおとしたりしないように気をつけるとか、です。そして、受験生本人の健康管理が何より大切です。ストレスがつよいと免疫が落ちて風邪をひきやすかったりします。そろそろ花粉症の季節となりますから、アレルギーの薬で眠くなるのは受験生にとっては一大事です。

    そんなときにおすすめなのが漢方です。漢方は免疫を高めて風邪の予防に役立つものもあるし、眠くならない鼻炎の薬もあります。風邪薬もうかつに飲むと眠くなるので注意しましょう。実際、受験の最中に寝てしまったという話を聞いたことがあります。葛根湯や小青竜湯なら眠気はきません。むしろ頭が冴える作用があります。

    受験に限りませんが、ストレスでお腹が痛くなったり下痢したりするのもよく相談を受けます。これは過敏性腸といいます。通常の乳酸菌などの整腸剤では治りません。専用の薬があります。もしお困りの際は本番直前でなく余裕を持って早めにご相談ください。