むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 非常事態宣言は断捨離するのにちょうどよい

    せっかくの連休ですが、天気も悪く寒い上に訪問診療の患者さんの容態も悪く、どこにも行くことができず、一日家の中で過ごしました。暇だったので、東京の四谷で開催されている経営者モーニングセミナーにズームで参加しました。今日の講話は、「後始末をきちんとしよう」という話でした。家庭では、ものを使ったらきちんともとに戻すとか、朝起きたら布団をきれいに整えるとか、テーブルが汚れたらきれいに片付けるとか、脱いだ靴下は洗濯物かごに入れるとか、玄関の靴を揃えるといった感じのこと。当たり前ですが、きちんとやってみると気持ちがいいものです。家庭での後始末がきちんとできない人は仕事の後始末もできない傾向にあります。

    これを会社に置き換えると、デスクをきちんと片付ける、会議をしたら議事録をつける、上司に報告する、終わった仕事はきれいに片付ける、先方にお礼の挨拶をする、などなど。最初(取り掛かり)ばかり気にして、終わり(仕上げ)を集中しないと、そのプロジェクトはパーになります。たとえうまく行ってもその時限りで、次への発展が望めません。後始末というのはうまく行っても行かなくても最後をきちんとすることです。

    その後始末にも通じるのですが、外出しなかったので、ひたすら家の中を掃除しました。まず、送られてきた年賀状の差出人の住所を自分のパソコンの住所録と照らし合わせてアップデートしました。それから、家中の汚れを磨いたり棚を片付けたり、数年もの間使うことなく放置されていたものをすてたり、年末大掃除をしたのにまだまだすることはありました。そういえば、昨年春の非常事態宣言の際にも全国の家庭で断捨離をして廃棄物の量が激増したという統計があります。今回も断捨離するのにいいタイミングではないでしょうか。