むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • にわかベジタリアン

    この正月からふと思い立ってベジタリアン(もどき)をやっています。ついでに朝から小さなパンを食べていたのも止めました。小麦(パン)と肉を極力控えることにしたのです。朝はパンのかわりに蒸した芋(さつまいもや里芋など)を1つ、あるいはバナナ1本。今までは炭水化物ダイエットで芋やバナナも避けてこの数年殆ど食べていませんでしたが、むしろ小麦(パン)のほうが体に悪いので、思い切って習慣を変えてみました。以前、昼は弁当に唐揚げなどをいっぱい入れてご飯抜きにしていました。しかし、いまは弁当の3分の1くらいご飯(玄米と白米を混ぜて炊いたもの)にして、唐揚げなどの揚げ物を半分以下に減らしました。そして、弁当箱をもう一つ用意して、こちらにはきゅうり、トマト、ミズナなどのサラダやほうれん草、菜の花、オクラなどをおひたしにしたものをたっぷり入れて野菜をたくさん食べることにしました。この方法を思いついたのは前に何度か書いた無印のレンジにかけられるフードコンテナ(タッパー)をたくさん買ったからです。

    そして晩御飯にはもやしのナムル、ほうれん草や小松菜のナムル、カブの酢漬け、豆腐とキノコの味噌汁、野菜炒めなど大量の野菜料理を5−6品。しめに少量のご飯にキムチ、納豆、しらすなどを載せて食べます。タンパクが足りないので、大豆から作った大豆ミートを野菜炒めに入れます。大豆ミートは驚くほど進化しており、ひき肉だけでなく焼肉ができるレベルのものもあります。グリーン・カルチャーというオンラインショップで買えます。プラントベース(植物由来)のチャーシュー、ソーセージ、餃子、唐揚げ、生姜焼き、プルコギ、酢豚などいろんなメニューがあります。

    約1ヶ月このような野菜中心の食事にしていましたが、昨日たまたま外食する約束があり、下通りの韓国料理「도라지」に行ったところ、ステーキ用の肉をサムギョプサルのようにキムチと一緒に焼いて食べる料理が出てきました。ひさしぶりの肉料理!うますぎ!こんな美味しいのはじめて食べたと思いました。やっぱり本物の肉は美味しい。久しぶりに食べたことで感動もひときわ。肉はまた1ヶ月後に食べるとしよう。

  • 湯らっくすでリラックス

    ひさしぶりに東京から息子が帰省してきたので、いっしょにサウナの西の聖地と呼ばれる「湯らっくす」に行ってきました。今回行ったのが2回目です。実は子供が小さかった頃に行ったことがあったのですが、当時はふつうのスーパー銭湯でした。それが、地震で被災したあと復旧する際にサウナブームに乗ってサウナ好きのための施設に様変わりして、今があります。そのため、以前は地元の人のお風呂だったのが、最近は全国からわざわざこのサウナに入るために熊本を訪れる人がいるくらいです。

    ここがすごいところはいくつもあって書ききれないのでぜひ確かめていただきたいと思いますが、週末はとても混み合う上に値段があがるので平日がおすすめです。男性用しか知りませんが、サウナが3つあり、塩を全身に塗って入るミストサウナも気持ちいいし、真っ暗闇の洞窟のようなせまいサウナは瞑想するのにぴったりです。サウナはどれもTVがついていないので静かです。これこそホンモノだと思います。私が定期的にいく水春のサウナはみんなでTVに向かって座る形になっており、野球や相撲の時間はみんな区切りのいいところまでダラダラと入っているので危険だと思います。サウナでは自分を見つめ直す時間にするもよし、心を無にしてマインドフルネスに徹するもよし。TVだけはいけません。友達とおしゃべりも迷惑です。

    サウナでは暑さとその後の水風呂で交感神経が極限まで緊張します。その後、体を簡単に拭いて椅子に座って外気浴していると、心地よい風がなんともきもちいい。サウナでの汗は交感神経の汗。外気浴での汗は副交感神経の汗。これを2,3回繰り返すと副交感神経からのリラックスもマックスに達してストレスは全部抜けてしまいます。サウナにハマるサウナーが急増しているのはそう言う背景があるからなのです。

  • くりの実カフェに行ってみた

    昨日、菜食(ビーガン)は健康的な雑食より更に健康になったという実験結果を紹介しました。これは、簡単には真似できないのではないかと思います。というのは、肉食動物にくらべて草食動物は一日中草を食べています。野菜をメインにたべて十分な栄養をとるには相当量を食べないと体がもたないということです。しかし、完璧なビーガンを目指さなくても、週1回位やってみるとか、肉を減らして魚や卵にしておくとか、アレンジはあると思います。そこで思い出したのが、藤好クリニックの院長先生と前に話をしていた際に、くりの実カフェに行ってみたらいいよと紹介されたことです。このカフェは東バイパスの出水付近にあり、うちからは歩いていける距離です。せっかく思い出したので、ランチに行ってきました。

    メニューを見てびっくり。ハンバーグとかオムライス、チキンなどのランチセットで1300円ぐらい。ビーガンなのに肉料理!実は大豆ミートなどを使った正真正銘ビーガンメニューなのです。最初にサラダとコーンスープが出てきました。サラダはベジそのものなので何の疑問もありません。コーンスープはコーンがクリーミーで美味しい!でも、ベジだから生クリームや牛乳は使っていないはず。豆乳?なんでこんなに美味しくできるんでしょう?次にメインディッシュの鶏マヨが出てきました。どうみても鶏の唐揚げです。おいしい。16穀米と一緒に食べると、相当満足感があります。食べ終わったら、なにか体がリフレッシュした気がしました。こんな食事をすることで体がきれいになるんだ、と実感しました。

    以前クリニックの近く(小峯)に台湾ベジという台湾料理のベジタリアンレストランがありました。何度か行ったけど閉店してしまいました。実は台湾はベジタリアンの人口が非常に多いため、今度熊本にTSMCができて台湾人がたくさん移住してくるにあたり、ビーガンレストランを作ろうとしているという話は聞いています。美味しくて健康的な料理を食べる選択肢が増えるのは嬉しいことです。

    根子岳

  • オーディオが男の趣味だった頃の話

    今の世代はみんなスマホでイヤホンという音楽鑑賞スタイルですから、想像がつかないと思いますが、むかしは応接間や書斎などにどーんと大きなステレオセットとスピーカーを置くのが大人の男の夢だった時代があります。ステレオはデカくて重いアンプ、CDプレーヤー、カセットプレーヤー、時にはレコードプレーヤーなどなど下から重い順に積み上げていきました。スピーカーも重低音の出る大きなもの(ウーファー)から高音の出る小さなもの(ツイーター)まで3つほどついて1つの箱になっていました。いい音が出るようにスピーカーの下にブロックを敷いたりして工夫していました。ステレオメーカーも、アイワ、デノン、パイオニア、サンスイ、などいろいろあって電気屋さんで音を聴き比べるのが楽しかった思い出があります。わたしも親にねだって大学生の頃買ってもらった覚えがあります。

    あの巨大なステレオコンポが粗大ゴミと化していった最初のきっかけは、BOSEの小さなキューブ型のスピーカーだったと思います。よく飲食店や美容室などの天井にさり気なく取り付けてあり、目立たないのに圧倒的なサウンドで存在感抜群で驚きでした。その後の技術革新で、ノイズキャンセリングヘッドフォンが出たときもびっくりしました。ノイズの逆位相の音を耳元で流すことで静寂が生まれる。いまやヘッドフォンだけでなく車の中でカーステレオがノイズキャンセリング機能を持ったものまであります。すごいですね。

    私が訪問診療している老人ホームにオーディオ好きの患者さんがいます。部屋にはすごくいい音のするステレオがあり、いつも音楽がかかっています。その音楽ですが、皆さん想像するような演歌とか美空ひばりではありません。今日訪問したら高田みづえの曲がかかっていました。わ~懐かしい。僕が小学校の頃聞いていた曲だ。もう、老人ホームで高田みづえ、山口百恵の世界です。あと数年したらキャンディーズ、ピンクレディー、西城秀樹の時代が来ると思います。そういえば、郷ひろみはシニア向けマンションのCMをやっていますね。そんな時代になりました。

     

  • お気に入りアウトドアグッズ

    布団が寒いと寝にくいですね。寝室の暖房を入れるのもいいのですが、空気が乾燥するので私はあまり寝室を温めません。布団をどうするかというと、去年思いついて冬だけやっていることがあります。それは、ベッドの上に寝袋をおいて、その上に羽布団を被せるのです。もちろん私は寝袋の中に入って寝ます。寝返りもうてるし、窮屈なことはありません。最近の寝袋は、赤外線(体表から放出される熱)を跳ね返す高性能のものがあり、薄くて軽いのに中はポカポカです。アウトドアショップに行くと外気温が何度くらいまで使える寝袋かという性能を表示していあるのでニーズに合ったものを買うことができます。冬山に登るわけではないので5−10C対応のもので十分だと思います。室内でキャンプしているみたいで面白いし、温かいです。

    アウトドアショップで最近買ったグッズと言えば、シェラカップです。まえにも書きましたが、韓国のマッコリカップみたいなものです。ただ、本物のシェラカップは直火にかけることができて、コーヒーを入れたり大きいものだとラーメンを作ったりすることができます。ステンレスなので乱暴に扱っても壊れません。これに野菜を盛り付けてサラダ用の皿にしてみたり、果物を切って入れてみたりするとアウトドア感満載でおしゃれ。料理するときには計量カップとして使える目盛り付きのものもあります。卵を溶いたり調理の下ごしらえをしたものをとりあえず入れるボウルにもなります。何にでも使えて便利です。

    せっかくなので、もう一つアウトドアショップで買ったものを紹介します。それは、充電式ランタンです。むかしキャンプといえばガスのランプが定番でした。しかし、ガスを補充しないといけないし火は危ない。それが進化して今ではLEDでガスのランプより明るいです。USBで充電して使います。充電した電気を非常用バッテリーとして携帯のチャージにつかうこともできます。ひとつ持っていると、災害時、停電したときなどに便利です。