むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 願い事はなに?

    もうすぐ七夕ですね。店や保育園、老人ホームなどには七夕飾りが見られます。なかには、短冊がおいてあって、それぞれが願い事を書いていいところもあります。思い返せば、七夕飾りに願いを書いたのなんて、何十年も前です。私たちが目にする七夕飾りは病院関係が多いので、短冊に書いてある願い事といえば、「おじいちゃんの病気がなおりますように」「おばあちゃんが早く退院できますように」みたいな物が多く、そういった願い以外が飾ってあるのを滅多に目にしません。大人になって願い事を書こうとしても、人にもられるのが恥ずかしくて当たり障りのないことしか書かない。子供にもそういう建前の願い事を書くよう教育しているのではないかと思われます。

    初詣で絵馬に書いた願い事を見ると、結婚とか就職とか、宝くじが当たりますようにとか、バライティーに富んだ願い事が書いてあります。素直で好感が持てます。そういった、個人的な個々の願いを神様が聞いてくれるか、というと、そうではないと思います。大事なのは、自分がどうしたいのか、どういう願望があるのか、改めて短い文章にすることで自分の進むべき方向が明確になります。漠然と、幸せになりたいとか、長生きしたいというよりは、今年こそ資格を取る、車を買う、家を建てる、など具体的な目標をイメージすることで最初の1歩が始まり、願望が成就するきっかけになるのです。

    なので、七夕飾りなど見かけたら、人目など気にせず自分の願望・欲求を文章にしてみることをおすすめします。あー自分はこんな風になりたいんだ、そのためにはまずこれを実現しないといけないんだとはっきりしてくると思います。七夕は一つのきっかけで、神社参りや墓参りなどいつでも同じように自分の願いを言葉にする習慣こそ、成功への第一歩だと思います。

  • このブログを書き続けて5年たちます

    あっという間に6月も最後ですね。今年の6月は記録的な少雨でした。熊本はひと月で140ミリくらいしか降っていません。梅雨の豪雨だと一晩で降るくらいの雨しか降っていない計算です。北の涼しい高気圧が強くて梅雨前線がなかなか北上できないようです。こういう年は7月からの豪雨が心配されます。私は、豪雨がこわくて、クリニックを建てる場所を選ぶ際も高台にしました。車も車高が高いほうが好きです。毎年この時期は学校心臓検診があり、土曜の午後に医師会まで出かけるのですが、途中、神水とか水前寺付近を通ると大雨の日に道路が冠水していて、検診に行くのも冷や汗モノです。多少でも車高が高いと気分的に安心です。それにしても、地名に水がつくところ(神水、水前寺、出水など)は要注意です。

    もう一つ、6月が終わると言うことは、上半期が終わるということ。今年始めに目標を立てた人、まだ続いていますか?統計によると、正月に立てた目標が3ヶ月以上続けて出来ている人はほとんどいないそうです。逆に考えると、半年たった今も初心を忘れず続けられている場合、仕事でも粘り強く、成功する可能性が高いと思います。

    私は、このブログを書き続けることが一日の大きな部分を占めています。実際には書き始めれば10分程度ですが、なにをかくか決めるまでは1時間以上悩みます。クリニックの建設を始めたときから書き始めたこのブログはすでに5年たち、約1900日書いています。あと一息で2000ページです。大きな目標も、分解して小さな達成可能な目標にすれば、一歩一歩クリアし、気がつけば長い年月で大きな仕事を達成することが出来ます。まず、今日を頑張る、そして、1ヶ月やってみる、半年やってみる、1年やってみる、その積み重ねです。

  • 韓国ドラマあるある

    Netflixで韓国ドラマをいくつもみています。最近、面白いと思ったのはトッケビです。時代劇みたいな始まりでしたが、夢のようなストーリー展開です。おもしろいです。韓国ドラマを見ていて、「あるある」がいくつもあります。財閥の大金持ちのイケメンと庶民のOLさんとのシンデレラストーリー。三角関係で絡まった人間関係。イケメンは何故か子供の頃に誘拐事件にあったりして記憶喪失。会社のみんなで飲み会をすれば、みんな緑色のボトルに入った焼酎を大量にのんでベロベロに酔っ払って、何かやらかしてしまう。道路では派手な交通事故が起こって人がたくさん死ぬ。空は明るく晴れているのに主人公のところは大雨。恋が展開するのは雪の日。その雪はCG. みんなでビルの屋上で焼き肉、飲み会。などなど、お約束のような展開がたくさんありますが、どれも面白い。日本のドラマとは全然違います。

    そう考えると、日本の社会はこの10年くらいで随分進化したのだと思います。ベロベロに酔っ払う人はあまり見ません。タバコを吸う人も殆どいなくなりました。交通事故で死亡することも激減しています。ビルの屋上でのバーベキューは多くの場合消防法で禁じられています。セクハラ、パワハラと昔なら当たり前だったことも気をつけるようになり、国民がみんな大人になったと思います。しかし、それだけ日本の社会が面白みにかけて、のびのびしたところがなくなったとも思います。

    また、韓国ドラマで見られるような、死者が蘇ったり、幽霊が出てきたり、魔女が魔法を使ったり、というファンタジーは日本のドラマでめったにありません。現実的といえばそうですが、日本人が夢を失っているのかもしれません。夢は豊かな発想力を要します。発想力こそ、新商品開発の原動力です。優秀だった日本企業が中国や韓国に負けてしまっているのはそういった夢のような非現実的な発想をしないくせがついているからではないかと思います。

    ビリヤニというカレー味の炊き込みご飯。味はカレーチャーハンみたい。 上に温泉たまご。ご飯の下にタンドリーチキンが埋まっていました。店員さんのおすすめは、添えてあるカレーをかけて食べる方法。

  • 決算月・スタッフ全員に感謝です!

    このまえ確定申告が終わったと思ったら、今月は医療法人の決算月です。当院は医療法人となってはや3年たちます。そして、9月には開院5周年を迎えます。ちょっとした節目の年です。世の中はコロナ禍で景気も悪く、医療業界も受診控えなどの影響があり大変な状況です。このところ、コロナは落ち着きワクチンのほうが忙しくしていますので、以前に戻ったくらい忙しくしています。当院の今年度の決算は、ありがたいことに昨年比プラスに終わりそうです。コロナの影響を受けずにすみました。もちろん、なんにもしなければプラスになるはずありません。一般的な患者さんが受診控えとか長期処方希望で来院が減っている分を訪問診療でカバーしました。訪問は私一人の力でできるものではありません。老人ホーム等との密なやり取り、ご家族との契約、病状説明、調剤薬局との細かい薬剤調整、ケアマネさんや訪問看護ステーションとの話し合いなどきりがありません。それら雑多な仕事をスタッフみんなで積極的に取り組んでもらったおかげで、契約数は伸び、外来患者数が多少減っても経営に影響しないだけの伸びがありました。

    先日、税理士さんとも話し合い、収入が増えた分はそのままにしておくと税金になってしまうので、スタッフに決算賞与を出すことにしました。お金は血液と同じで循環してはじめて生きるのです。一人で溜め込んで使わなかったら生きません。決算賞与は夏、冬のボーナスとは別に臨時で出すものです。今年は開院5周年にちなんで、特別賞与です。みんなの働きに感謝です。

    毎日、相当忙しくて100名近い患者さんとずっと話しているので夕方には声がかれてしまいます。しかし、それだけ患者さんと話す反動かもしれませんが、スタッフと話す時間が全然ありません。みんなの働きにとても感謝しているのですが、声に出して褒める暇がないのです。思っていても言わなければ伝わらないし、思っていないのと同じ・・かもしれません。そこで、今日は日頃の感謝を書かせていただきました。

  • お酒の力で寝るのはよくない

    今年は梅雨入りが早かったですが、その後ほとんど雨が降らずカラ梅雨ですね。こういう年は梅雨の最後の方で大雨が降ったりするので、去年の球磨川みたいな豪雨災害にならないといいけど、と思っています。今のうちから7月の豪雨に備えて警戒したほうがよさそうです。

    私は今までほとんど毎日お酒を飲んでいましたが、最近はめっきり飲む回数が減りました。その理由は特にはないのですがYouTubeを見ていて中田敦彦がお酒をやめたと言っていたのを聞いたのが1つのきっかけです。最初はお酒を飲まないと眠れない気がしましたが、2ー 3日経つと慣れてしまってお酒など飲まなくてもぐっすり眠れます。アルコールで寝ると3時間ぐらい経ってアルコールが切れた時に目が覚めると言われます。お酒が入っていると睡眠が浅くなるそうなので、飲まずに寝た方が疲れが取れて翌日元気に働けるようです。時々患者さんで睡眠薬がわりに寝酒を飲むと言う方がおられますがどちらかと言うと睡眠薬よりお酒の方が体に悪いと思われます。アルコールは依存性もあるし肝臓にも悪いので、少量の睡眠薬の方がむしろ体にとって害が少ないようです。

    睡眠薬と言えば最近色々と新しいタイプの睡眠薬が出てきて、依存や副作用も少ないですから、できるだけ新しい薬に切り替えた方がいいのではないかと思います。時々、漢方薬で眠れるようにできませんかと言う相談があります。軽い不眠だと漢方でも眠れる場合がありますが、通常の睡眠薬を飲んでも眠れないと言う場合は漢方薬に置き換えるのは難しいと思います

    今日はタリーズでコーヒーを飲みながらブログを音声入力しました。