当院もお盆休みを頂いています。15日はクリニックは休診ですが、訪問診療のため私は朝から出勤予定です。それでも、さほど忙しくないのでリラックスモードで過ごしています。昨日の怒涛の当番医の疲れを癒やすため、どこに行こうかと思ったのですが、ふと思い立って菊南温泉の「あがんなっせ」に行ってきました。昔からある温泉施設ですが、初めて行きました。なぜ今まで行かなかったかと言うと、ネーミングが嫌いだったからです。せっかく温泉に入ろうと思っているのに「あがんなっせ=(熊本弁で)風呂から上がりなさい」とはけしからんと思ったわけです。「はいんなっせ」にして欲しかった。実は、熊本弁が分かる人には,「あがんなっせ」というシーンがもう一つ思い浮かびます。それは、玄関先で帰ろうとしているお客さんに「あがんなっせ」と言います。どうぞ家にお入りください、という意味。おそらく温泉のネーミングはこちらからとったもの。それにしても、風呂なんだから「あがんなっせ」じゃなくて「はいんなっせ」でしょう。
熊本弁といえば、FM熊本で金曜の昼頃やっているビッグモンスターというコーナーがあります。最近話題の中古車買取会社とそっくりな番組名だと自虐ネタのように言っていました。栄太郎さんとメグさんが熊本弁バリバリで放送するので面白いです。私はちょうど訪問診療の車中で聞きます。先日そのコーナーで言っていたのが、アレクサ(AmazonのAIスピーカー)に熊本弁で話しても通じらんとよ、とのこと。それは、「アレクサて、ごめんばってん、音楽ばかけてくれんね」みたいな指示が通らないという話。熊本弁で人の名前に「て」をつけると、ちょっと聞いてよ!というニュアンスが強くなります。「アレクサて、」と呼びかけるとアレクサは「私の名前はアレクサです!」と何度も言い返してきます。そらこっちもわかっとるて(ここにも語尾に「て」がつきますね。不思議な熊本弁)。後半の「ごめんばってん(熊本弁でプリースの意味)、音楽ばかけてくれんね」はうちのアレクサに言ってみたら通じました。アレクサやればできる。
話変わって、先日私はQRコード決済(d払い)をついに始めたと書きました。d払いには、dポイントを使う方法、現金をチャージしてSUICAやWAONみたいに使う方法、電話代に合算して払う方法の3通りがあることがわかりました。わかってしまえば超便利。銀行口座と紐づけすればチャージも秒で完了します。今までなんで使わなかったんだろう。