むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 結果は後からついてくる

    球磨川の洪水はたいへんな被害でした。お見舞い申し上げます。夜だったので初動が遅れたのだと思います。老人ホームで自力で移動できない人たちを2階に上げるのは大変だったことでしょう。スタッフの皆さん、必死だったと思います。浸水の勢いは早く、助けられなかった命もあり、残念でした。自然災害は怖いですね。

    日曜は朝から雨が上がっていたので、クリニックの駐車場の草取りをしました。草というよりツタのようなすごく長くて大変な草取りです。30Lポリ袋に3つ取りました。汗だくになりました。ついでに、家に帰って、自宅前の街路樹の下の草取りも済ませました。また、自宅の玄関が3段ほど階段状になっているのですが、最近黒ずんでいたのでブラシで磨いてみたら、カビかコケだったようです。きれいにとれました。玄関がきれいなのは運気を上げるのに大事なこと。トイレ掃除、玄関掃除は基本です。

    いま、丸山俊雄著「幸せになる法則」を読んでいます。なかに、流行らなくなってしまった飲食店の店主が、いよいよ行き詰まった時、「お客がいっぱいきたことにして精一杯芝居してみよう」と思った。大入満員になった気分で仕込みをして掃除をして、万全の準備。満面の笑顔。すると、不思議なことに思った通りたくさんのお客さんが来たと言う話。思いが先、現実は後。いいことがあるから喜ぶのではなく、喜んでいると現実が後からついてくるのです。いかにマインドが大切かと言うことです。家庭内でも同じです。奥さんが夫に不満があって仏頂面していると夫の行動も悪くなる。奥さんが満面の笑顔でいると家庭は明るく、夫の行動もよくなります。結果は後からついてくるのです。

     

  • 「自由度が高い」は「自分に厳しく」に通ず

    よく雨が降りますね。今朝、県南で豪雨のニュースが入ってきました。皆さん注意してください。この季節、湿度が高いとか、気圧の変化などでめまいの患者さんがかなり多いです。一日に5-10名のめまい患者さんが来院されます。それから、先週ぐらいから発熱をともなう夏風邪が流行っています。のどが腫れていることが多いですが、咳や鼻水などはたいしたことない人が多い傾向です。この時期、ちょっと熱が出るだけで会社からは出勤停止となり、患者さんも、この熱はいったい何?もしかしてコロナ?とドキドキするみたいですが、例年の夏風邪と変わりないみたいです。コロナではないと思います。

    ちょうど今頃は職場の健診の時期です。外出自粛期間中に家でゴロゴロして運動不足、食べ過ぎ、お酒の飲みすぎなどで糖尿や肝機能が悪化したり、メタボになったりしている人が多くみられます。きちんと職場で働くことは健康にもよいということがわかります。逆に、専業主婦などでいつも家にいる場合、間食しないとかきちんと運動する習慣をつけるなど自制することはいかに難し事かと感じます。

    とりあえず、今回の健診で数値が悪かったのはコロナのせいにしていいですから、非常事態宣言が解除された今、ちゃんと運動して、無駄なお酒や甘いものを食べ過ぎないようにして健康を取り戻しましょう。在宅ワークというのは自由度が高いが上に個人の自己管理能力が問われます。仕事もしないでTVを見て間食をして健康を害すような人は会社からダメ人間とレッテルを張られてリストラの対象になります。どこも経営が厳しいですから、手抜き社員はばれたらアウトです。自由度が高い=自分に厳しく、と認識しましょう。

  • やっぱり怖がらないでいい!

    東京では新コロの新規感染者数が結構伸びていますが、4月ごろのような深刻さはないようです。日本は世界のはやりに安易に乗ってロックダウンの真似事をしたら経済がえらいことになったので、政府は現状を見つつ二の足を踏んでいるのかもしれません。政府の新コロ関連の記者会見は西村経済再生担当大臣がやっていますね。どうして厚労省でなく経済再生担当大臣なんでしょう?なにか裏があるに違いないですが、庶民には関係ないので傍観しておきます。話はそれましたが、今、感染者数が増えているのはおもにホストクラブやキャバクラなど夜の商売の従業員さんたちです。

    みんな若いので重症化しないため、緊迫した感じになっていないのかもしれません。しかし、水商売の人達は喫煙率が高いので、リスクはあります。では、感染しても重症化しないで済んでいるのはなぜでしょう?私が思うに、夏は日光に当たることで体内でビタミンDができるのが幸いしていると思います。ヨーロッパの幾つもの研究で、ビタミンD血中濃度が高かった人は重症かしなかったというデータが発表されています。そこで、夏の間は皆さんもし感染したとしても重症化する確率が低いのではないかと思います。そう考えると、水商売の人は昼あまり外出しないのでビタミンDが少ない可能性があります。夜勤が多い人は夏でもサプリを飲んだ方がいいでしょう。

    世の中は、ワクチンや新規治療薬の話題で盛り上がっています。おそらく世界で何百億もの新規ビジネスとなることでしょう。賢い人は、科学的裏付けなしに飛びつかないことです。カモになりますよ。ビタミンDのように安くてデータも確かなものがわかってきているのにビタミンDは医薬品でないのと、激安なのでビジネスとして儲からない。したがってどの製薬メーカーも本気で取り組まないという背景があります。

     

    高森 ラクダ山

  • 糖質とカフェインは中毒性あり

    わかっているけどやめられないもの、それは、甘いもの(砂糖)、カフェイン、小麦製品。例えば、コーヒーとケーキ。菓子パン、タピオカドリンク、など。どれも中毒性があり、病みつきになりやすい食べ物です。皆さんが飲食店をやっている場合、こういう病みつきメニューを看板にすれば、お客さんはたえることがありません。うちの近所のパンケーキ屋さんも、すごい人気です。いつも駐車場に車が入り切れずに並んでいます。

    甘いものは当然糖尿病のリスクとなります。精製された糖分は中毒性があるので、やめられません。糖尿病の人は頭ではわかっていてもなかなか甘いものをやめられず苦しみます。カフェインは、コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶も含んでいます。また、栄養ドリンクにも入っています。飲めば一瞬元気になるので効いた気がするのですが、その元気良さは幻です。カフェインが切れるとどっと疲れます。不眠の原因にもなるので飲む量は程々にしましょう

    小麦はパン、麺類などに多いですが、精製された小麦は糖分と同じです。それだけでなく、小麦にはグルテンという蛋白が含まれます。グルテンはもっちり感を出す物質です。強力粉にはたくさん含まれます。そのグルテンは消化管で炎症を起こしてリーキーガットを起こします。原因不明の体調不良の際には小麦を制限すると改善する場合がしばしば見られます。

     

    高森 月廻り公園から根子岳を望む

     

  • 新コロワクチンに疑問

    コロナ後の変化として、都会でも車通勤が増えているそうです。今までは、エコを優先して公共交通機関を利用するのが普通でしたが、今では感染予防、3蜜を避けるために自家用車通勤がトレンドです。駐車場など都会はコストがかかるので、やはりこれからは地方の時代でしょう。昔、私が留学していたときにテキサス大学(田舎)でボストン(都会)から来たお客さんと話していて、テキサス大学の駐車場はいくら?と聞かれたので、30ドルだよ、と答えたら、えーボストンと同じジャン、と言われたのですが、実は後で判明したのはテキサスは月々30ドル、ボストンは一日当たり30ドルでした!びっくりしました。

    そのアメリカの暮らしで思い出すのは、みんなほとんど病院にかからないこと。ちょっとどうかあってもほとんど病院の予約も取れません。そんな中、昨今のニュースを見るとアメリカの一日のコロナ感染者数が4万人に達しようとしていると話題になっていました。陽性者が日に4万人ということは毎日10万検体くらい検査しているということ。にわかには信じられません。絶対数字をごまかしていると思います。もしかしたら、発熱とか、咳をしている人を検査なしで陽性とカウントしているのではないかと疑います。

    結局、コロナ騒ぎは新しいビジネスです。ワクチンは有効性も確認される前から増産を始めて供給体制をどんどん進めています。医学的に考えて絶対におかしい。急を要するから、という言い訳ですが、インフルエンザのワクチンでさえほとんど感染予防効果がないのに、泥縄で作った新コロワクチンの有効性も確認する前から増産するのは恐怖感を利用した怪しい商売以外の何者でもないと思います。その恐怖を煽(あお)るためには、真偽はともかくべらぼうな感染者数が効果的だと思うのです。あくまで私見ですけど・・。

    昨日と少し違うアングルの写真