むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 腸活に取り組みます

    花粉症の季節が始まったようです。患者さんがアレルギーの薬を取りに来始めました。また、私も目や鼻がムズムズし始めました。今年は花粉が少ないという予報が出ているので、あまりひどくはならないと思いますが、準備が必要です。去年私は花粉症をビタミンDで治せるという情報を知り、自分で試しました。日本製は量が少ないのでアメリカ製で1粒1万単位のものを数日飲んだらピタッと良くなりました。後は週に1−2粒飲んでそれを維持するだけです。あまりに効果が良かったのでこのブログにも紹介しましたが、患者さんや親戚から方法を詳しく教えてほしいと問い合わせがたくさん来ました。そして、皆さん調子が良くなったようで、本当に良かったです。

    抗アレルギー剤は眠くなったり口が乾いたりします。高齢者にとっては物忘れを悪化させる副作用もあるので、できれば使いたくない薬です。ビタミン剤でよくなるならこんなにいい話はありません。ところで、私は最近分子栄養学の勉強がいそがしいです。一日2−3時間はオンディマンドのビデオで講座を受講しています。この分子栄養学こそビタミン剤などのサプリを駆使した治療法なのですが、きちんと勉強すると知らなかったことがたくさんあり、毎日が感動です。高校生みたいにノートを取りながら勉強しています。ノートがきれいで見やすいように、カラーペンを買いました。最近話題のゼブラのクリックアートと言うシリーズでなんと36色セットのサインペン!色とりどりの文字や線を引きながら勉強しています。カラフルなノートは気分がいいですよ。

    そして、その勉強で今マイブームなのが、腸を元気にする方法(腸活)です。腸は乳酸菌とかビフィズス菌がいいと言いますが、それだけではありません。医学的に理論だって腸内環境を整える方法があるようなのです。今までそんなこと全く知りませんでした。今勉強中ですが、まもなく当院でも腸活を考えた治療に取り組みたいと思います。お腹がいつも張っている、ゲップやガスが多いなどお腹のトラブルでなかなか治らない人にきっと朗報だと思います。

  • 今ちょうど冬の土用だそうです

    恒例の経営者モーニングセミナーに参加しました。そこで聞いた話です。今ちょうど冬の土用にあたるそうです。土用といえば夏の土用丑の日にうなぎを食べるのが有名ですから、土用といえば夏と思っていました。しかし、驚いたことに土用は年に4回あるそうです。それは四季それぞれの区切り(立春、立夏、立秋、立冬)の前18日間を指すとのことです。ご存知でしたか?来週2月3日が立春ですから、今はその前の冬土用です。

    土用は新しい季節を迎える前にある準備期間だそうです。したがって、断捨離にはいい時期だそうです。古いものを捨て、新しいものを受け入れる準備をするのです。断捨離は年中いつでもできそうな気がしますが、するべき時期があるということを知りました。そういえば、デパートも冬物大バーゲンとか、冬の真っ最中にどうしてするんだろうと思っていましたが、この時期に在庫を一掃することで春物を仕入れることができるわけです。

    私たちの体は気づいていなくても暦の影響を受けます。体は自然の一部だからです。冷暖房のおかげで季節感は薄れ、食品も旬に関係なく年中野菜や果物が手に入る時代です。しかし、自然に逆らうのはエネルギーがたくさんかかるわりに健康にもよくないことです。ここは一つ、昔の人達の叡智である暦に習って春を迎える準備をしてはどうかと思った次第です。

     

    もう紅梅が咲き始めました ホスピタルメントにて

     

  • ハッピーに生きるには悪い予感を寄せ付けないこと

    ニュースをつけると新型肺炎のことでもちきりです。特にNHKは肺炎のニュースばかりやっています。見ている人は、知らないうちに不安な気持ちが心に深く刻まれ、一日じゅうテンションも上がらず不幸な一日を過ごします。ちょっとチャンネルを回してみると、民放では美味しいケーキ屋さんの話題とか、駅弁の特集だとか、こころなごむ番組をやっています。先日、浅見帆帆子さんの著書「あなたは絶対!運がいい」という本を読んだと書きましたが、この本にあるように、ちょっとでも不安なことを考えると、自分の人生はそっちの方へ引き寄せられるとありました。まさに今回の肺炎騒動も同じだと思います。一日NHKニュースを見て肺炎怖い怖いと思っていると、肺炎にかかります。不安が免疫を落とすからです。

    わー、新しいケーキ屋さんができたんだ!デパートで駅弁の特設会場ができたんだ!とワクワクしていると免疫は上がりますから、肺炎なんてかかりません(たぶん)。ゴルフも同じなのでゴルフをする人はわかると思います。目の前にバンカーがあると、あーバンカーに入ったら嫌だな、と頭にその光景が浮かんだら最後、そのとおりの現実がやってきます。うまくいくことを当然のように考えていれば、うまくいくのです。

    そんなにのほほんとしていては危険を回避できないのではないか、といいう疑問が湧いてくると思います。ちょうど今、浅見帆帆子さんの「あなたは絶対!運がいい2」という続編を読んでいますが、彼女が言うには直感を信じること、だそうです。なんとなくいい気がする、悪い気がする、というのは結構正しい選択だと言うのです。嫌だと感じたことはしない、近寄らない、これが危険から身を守ると説いています。興味あれば、読んでみてください。

  • 若い人の指導は難しい

    本を読んでいて、誤解していたことがあります。「情けは人の為ならず」という言葉ですが、情けをかけるのは人のためにならない、と思っていました。完全に間違いでした。「情けをかけることは、人のためではない。巡り巡って自分に帰ってくる」という話だそうです。びっくりしました。こんな誤解ってありますね。こんな年になるまで知らなかったなんて恥ずかしい。

    昨日、スカッとジャパンというTVをみていたら、喫茶店のブラック店長をギャフンと言わせたい、みたいなコーナーがありました。店長が、新人バイトの子にもっと笑顔で!口角を上げて!もう少し明るめの口紅を使って!接客するときはドレミファソラのラの音階で!」と手厳しく指導していました。どの指導も、至極まっとうだったのですが、言い方が悪かったために新人さんには聞いてもらえず、逆にブラック店長呼ばわりされて、成敗したいなんて・・と思いました。店長の伝え方が悪かったのです。

    最近、新人教育のマニュアルなどでは、まずいいところを見つけて褒める。そして、改善してほしい点を一つ伝える。最後にまた一つ褒める。褒めて指導してまた褒めるというサンドイッチ方式で伝えるようにと言われています。それも面倒な話だと思いますが、おそらく効果的なんでしょう。私が思うに、指導するときに店の収益や社長に対する機嫌取りの姿勢ではだめですが、本人のことを心から思って優しい言葉で伝えれば伝わるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?いずれにしても、若い人の教育は難しいですね。私には無理、自分には合わない、それってブラックじゃ?みたいな話になりがちです。

  • 運を良くする方法

    月曜はすごい風の一日でしたね。まるで台風でした。春一番にしては少し季節が早い。爆弾低気圧でしょうか。クリニックも揺れるほどでした。近所の方が、窓が割れて怪我をして来院されました。本当に台風みたいでした。おかげで一日患者さんの出足も鈍く、のんびりした月曜となりました。ちょうど注文していた本が届いていたので、患者さんのいない合間に1冊読めました。

    今日読んだのは、浅見帆帆子著「あなたは絶対!運がいい」という本です。運気をアップする方法が書いてある本です。2001年初版で、ベストセラーだったそうです。もう20年前の本です。しかし書いてある内容は古くはなく、普遍的な原理原則ではないかと感じました。いつも明るい気分ですごす、考えてもしょうがないことを考えるのはやめる、悪いことは想像しない、理想は声に出したり文字にしたりしてしっかり思い描く、などなど。決して、失敗するかもとか、不安なことは想像しないことです。私にはできる、絶対うまくいく、なんとかなる、と根拠なく思い込む力が運を呼ぶのです。

    YouTubeで鴨頭嘉人(鴨Tube)をいつも見ていますが、彼のポジティブ思考の根底にこの本があります。彼がYouTubeでこの本を勧めていたので、間違いありません。鴨さんがいつも言っていることですが、思いが先、現実が後。こう有りたいと思わなければ実現しません。漠然と幸せになりたいとか、金持ちになりたい、という夢ではなく、具体的に夢を思ったほうが実現しやすいと思います。例えば、40歳までに一戸建てを買うとか、そういう具体的な夢だと、それに向けて努力も具体的になるわけです。

    まるで台風!