むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 漢方入浴剤を準備中です

    先日もブログに書きましたが、冬になると皮膚が乾燥して痒くなる人は多いと思います。私もその一人です。皮脂欠乏症と言って肌の油成分が少なくなった時によく見られます。したがって、石鹸とゴシゴシタオルで皮膚の油を流しすぎるのは良くありません。体は優しく洗いましょう。

    それでも肌が乾燥する場合、薬浴という方法があります。温泉などに行くと時々薬草風呂がありますが、あれを家庭の浴槽にも入れることができます。作り方は簡単です。通常通りにお風呂にお湯をためます。薬草は肌を潤す成分やかゆみを抑える成分を配合してパック詰めしたものを用意します。そのパックをやかんや鍋で20−30分ほど煎じたら、薬草パックごと煎じた液体を浴槽に入れます。それで出来上がりです。

    漢方入浴剤のレシピですが、いろんなパタンを試しました。私のかゆみが一番取れる配合を取れるように作りました。人によって、アトピーや慢性蕁麻疹など原因が違えば処方も変えた方がいいかもしれませんが、まずは基本処方として薬浴漢方パックを完成させました。当院の向かい側の凌雲堂薬局にて近々発売の予定です。ご期待ください。

    日曜日はいい天気だったので江津湖近辺を10キロくらいジョギングしました。先週も走ったのですが、先週綺麗な花が咲いていたところはもう咲いていなかったり、他の場所にまた違う花が咲いていたりしています。特にもみじが紅葉して美しかったです。

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