むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 梅雨の大雨

    今年の梅雨はしばらく雨も降らずに空梅雨気味だったのに、一転して大雨となりました。地震の後に大雨の被害と、熊本は自然の厳しさにさらされて大変です。

    地震は全くと言っていいほど予測できませんが、雨に関してはかなり天気予報が正確です。特にレーダーの情報を見ると、あと何分ぐらいで雷雨になるか予測できます。日本は島国でレーダー予報があまり発達していませんが、アメリカでは天気図を使った天気予報より雨雲レーダーを使った天気予報の方が盛んでした。おそらく、土地が広大なのでレーダーの情報と降水情報があれば、正確な予報ができるからでしょう。

    地球温暖化で海水温が上がっているため、日本近海の水蒸気量が多く、雨の振り方が従来ではありえないほど猛烈になっています。時間100ミリを超える雨なんてすごすぎます。建築中のクリニックには大きな屋根が付いているので、雨を処理するためにかなり大きなトイが付いているのですが、それでも想定以上の雨が降るということはありえます。そこで、キャパシティーを超える雨が降った際には安全弁から別の方へ雨水を流すルートが二つ作ってあります。今日、現場監督さんに、昨日の大雨だったら、安全弁の方に雨水は行ったでしょうかね、と聞いたら、いいえ、昨日くらいの雨は想定内です、との返事。これには感心しました。

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