むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 産みの苦しみと喜び

    クリニックや会社が生まれるのも、子供が生まれるのと同じで産みの苦しみというものがあるのだろう。当クリニックの場合、出産予定日は9月1日であと2週間なので、陣痛がちょこちょこある。産みの苦しみのあとには喜びと楽しみが待っていると期待して、この2週間を頑張っていこうと思う。

    厚生局の書類は後日郵送でよしと言われたので、急遽揃えるように手配し、あとは自分で作らないといけない書類もあるがなんとか締め切りには間に合いそうだ。初めてのことばかりで初産と同じだ。生まれた子供にミルクをやったりオムツを替えたりしないといけないのはわかるが、本を読んでもよくわからない。それと同じように、クリニックが誕生してからも、わからないことがたくさんある。そういう時には経験者をあてにして、なんでも相談するしかない。

    病院で、自分でできるのは患者さんの診療の部分だけだけれども、これからはクリニックを経営するとなると、釣り銭の準備とか、トイレットペーパーを買ってきたりとか、しないといけないことは考えればきりがない。明日からは全職員さんが出勤をしてくれる。事務は事務なりに、ナースはナースなりに自分の仕事をやりやすいように準備してほしい。限られた時間で万全の体制をとるため、24時間ずっと考え事をしていて、オリンピックもSMAPもどうでもいい、って感じだ。

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    これは採血室です。血圧を測ったり、簡単な問診をとったり、採血をしたりします。すぐ横に検査機器があるので、院内でできる検査はここで行います。糖尿病の人のヘモグロビンA1cやワーファリンを飲んでいる人のPT-INRなどは15分ほどで結果が出ますので、それをもとにきめ細かい処方の調整を行います。