むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 胡蝶蘭

    クリニックの開院に先立ち、内覧会をしたのが先月の28日だったので、ちょうど1ヶ月になります。あの頃は、物品の買い物や整理、書類の準備など本当にめまぐるしい毎日でした。そういう中、もらったこともないような沢山の観葉植物や胡蝶蘭がクリニックに届けられました。どこに飾ろうか、とあらゆる棚や玄関先に並べました。親戚、友人、関係者の皆さんからこんなに祝ってもらえるなんて、想像以上の出来事でうれしい悲鳴でした。

    そして、ひと月が経過し、クリニックの待合や玄関には、いまだに綺麗に咲いた胡蝶蘭が並んでいます。胡蝶蘭はほとんど水をやらないでいいとか、月に一回くらいやってくださいとか、直射日光は避けてくださいとか、手入れが簡単なのか難しいのかよくわからないです。そうした中、元気に花が続くものと、だんだんしなびて元気が無くなってくるものがあります。どこが違うんだろうか?と色々見ていて、一つの重要なポイントに気がつきました。

    それは・・・

    胡蝶蘭を植えてある植木鉢の素材です。陶器の鉢に入れられたものは今でも元気です。もらった時は、こんな重いもの、どこに飾ろうか、などと思ったのですが、この重い鉢に植えられたものは未だに元気です。一方、プラスチックの鉢に植えられたものは弱りやすい傾向にあるようです。

    つまり、水のやり過ぎを極端に嫌う胡蝶蘭は、調湿作用のある陶器の鉢だと元気で、根が蒸れやすいプラスチック製の鉢だと弱ってしまうのです。そう考えると、私たちの住む家も結露しやすいコンクリートの家より木と土(例えば珪藻土)でできた調湿性のある家の方が健康的ですね。胡蝶蘭が大事なことを教えてくれました。

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    昨日GoogleMapsのストリートビューで当院を見れますと書きましたが、本格的に見られるようになるまであと4−5日かかるそうです。朝早く見た人だけはラッキーでしたね。