むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ドクターハート

    連休前の土曜日だったので患者さんが多いのを予想して駐車場もスタッフは端っこに停めて万全の受け入れ態勢で望みました。朝8時半の時点で待合は座るところがないくらいたくさんだったので、とても焦りました。なんとか待ち時間1時間程度でした。ご来院の皆様、お忙しいなか、ご協力ありがとうございました。クリニックでの診療が終わり次第、私は大急ぎで医師会のヘルスケアセンターに向かい、学校心臓検診を夕方までこなしました。帰宅したときはヘトヘトでした。

    そういう多忙な一日でしたが、今日は18年ほど前に大学病院、国立病院といっしょに働いたシンゾー先生が山口から来てくれたので、久しぶりに食事会をしました。循環器で心臓を専門にするシンゾー先生なんてかっこいい!病院のアナウンスで、院内で患者さんが急変した際「ドクターハート:3階病棟にお願いします」みたいな呼びかけをしていました。日本語にすると「心臓先生、3階病棟にお願いします」です。なんでそんな言い方をするんだろうと思っていたら、留学中にテキサス大学でも”Dr. Hert,please come to the ward #3”みたいに言っていました。なるほどアメリカでも「シンゾー先生〇〇病棟に至急来てください」というのが心肺蘇生の掛け声だったわけです。では、本当にハート先生というのがいるのかと思っていたら、なんと留学先の麻酔科のドクターでハート先生という名前の人がいました。これで全て納得。「シンゾー先生、至急病棟にお願いします」というのは隠語として普通にありなわけです。そういえば安倍元首相もシンゾー先生ですね。

    実はその友人のシンゾー先生は循環器から精神科に移って同じハートでも心臓から心のドクターにくら替えされています。どちらにしてもドクターハートです。素晴らしい。コロナ以前は定期的に会って食事会をしていたのですが、今日は3−4年ぶりでした。今日の会をセッティングしてくれたYさん、ありがとう。コロナが開けたんだなーと実感した一日でした。