むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 七夕は毎年雨

    今日は七夕でした。毎年七夕は雨です。本来七夕は旧暦でお盆の頃ですが、太陽暦だと梅雨末期の豪雨の時期になります。これだと、七夕飾りにてるてる坊主でもぶら下げるしかありません。ところで皆さん短冊に願い事など書きましたか?もうかれこれ何年書いていないんだろうという人も多いと思います。願い事というのは常に具体的にリアルに思い描いていないと叶いません。受験の合格にしろ、就職にしろ、漠然といい大学に受かりますようにとか、いい会社に入れますようにというぼんやりした願いは実現しにくいものです。もっと具体的に、九大法学部に合格するとか、公務員試験に合格して県庁に勤めたいとか、夢は具体的であればあるほどいいと思います。

    なぜなら、具体的な夢を描いていれば、その実現のためには何をどのくらい努力すればいいかがはっきりするからです。それがないと、努力のしようがありません。短冊に願いをかくには、常にリアルな夢があって、それを短い言葉で言い表せないといけません。神社にお参りするときも、お賽銭をあげてお辞儀をして手を叩くわずか数秒で神様に「自分は〇〇に住む〇〇というものです。今度〇〇大学〇〇学部を受験します。合格して卒業したら地域に貢献できる立派な仕事をしたいと思っています。勉強を頑張ります。どうかお力添えください」くらいのことをサラサラとお願いできないと合格できないでしょう。就職でも会社設立でもなんでも同じです。いつもいつでも自分の夢をさっと言えることが大事です。

    さて、昨日は日照不足とセロトニン、メラトニンの話を書きましたが、もう一つ大事なのは日光で体内のビタミンDが増えることです。ビタミンDは骨を丈夫にするだけでなく、免疫にもメンタルにも重要です。日本人は日に当たらないのでほとんどの人がビタミンD不足だと報道されていました。日に当たらない>ビタミンDが減る>活動が低下するという流れになります。夏はその反対でビタミンDが増えるに連れ活動的になります。夏に日焼け止めをバッチリ塗って日傘を差して長袖、サングラス、といういでたちではそういった太陽の恩恵を得られません。