むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 倫理に基づく経営を

    すがすがしい五月晴れで気持ちのいい一日でした。梅雨入り前の季節は一年で最も過ごしやすいと思います。ジュンブライドといいますが、日本の場合6月(JUN)は雨が多いので、6月前(いま)が結婚式に最適だと思います。しかし、今年は3密を避けるということで結婚式を取りやめたり延期しているカップルが多いと聞きます。大変ですね。式場は、延期の場合お金はかからないそうですが、取りやめとなるとキャンセル料がかかるみたいです。できちゃった婚の場合、延期は難しいですから、泣く泣くキャンセル料を払うケースが有るとニュースで見ました。

    ところで、テナントに入っているお店でコロナ禍でテナント料を払えなくなったところが、弁護士を通して、テナント料を免除にしてくれ、さもなくば当店は退去しますと強硬な通知をしてくるケースがあるそうです。通常、大家さん側が強いと思われますが、借りている側がこのように強気にでるのは、テナントが撤退したらこの不景気のなか次に入る業者が決まらず困るであろうと予想されるからです。貸す方も借りる方も切羽づまった挙げ句のなりふり構わぬ行動です。きついのはわかりますが、お互い様ですから、あまり我が利益だけを考えて行動するといつか落とし穴にハマります。私たちの行動はちゃんと見られているからです。

    こういう世だからこそ倫理感が大切です。日本は他の国と比べて倫理が国民全体に浸透しているので、民度が高いと言われます。ここは、その能力を発揮すべきときです。自分のことだけでなく他人を思いやる心を忘れ無いようにしましょう。勝つか負けるかではなく、どちらも勝つ方法(WIN-WIN)を考えないといけません。

    らくだ山