最近スーパーやモールに行くとブラックフライデーの垂れ幕を目にします。セールがあるんだ、という雰囲気は伝わりますが、黒い金曜日とはいつのことか。実はアメリカのサンクスギビングデーの翌日のことを指します。今年のサンクスギビングデーは11月23日（木）なので24日（金）がブラックフライデーです。アメリカではサンクスギビングデーには家族が揃って七面鳥（ターキー）のローストを食べます。ターキーサンドイッチはパサパサしてなんとも味気なく、チキンのほうがずっと美味しいのですが、サンクスギビングで食べるターキーのローストは濃厚で味わい深いグレービーソースをつけてたべるので本当に美味しいです。思い出すだけでよだれが出ます。そして、幸せな夜を家族と過ごした翌朝、みんなでバーゲンセールに出かけるのです。昔はアフター・サンクスギビング・セールと言っていましたが、いつしかブラックフライデーと言うようになりました。どの店も黒字を出すからブラックだという説もあります。

この時期のセールはクリスマス前のセールなので、みんなこぞって買い物をします。クリスマスプレゼントなどをブラックフライデー・セールで買うわけです。実は、クリスマスが終わると、アフタークリスマス・セールがあります。これは日本で言えば歳末大売り出しみたいな感じです。相当安くなるので、うちの家族も留学中は毎年クリスマスから新年まで休暇を取ってサン・アントニオ近くの超でかいアウトレットモールまで買い物に行っていました。アフタークリスマス・セールは安いのでいいのですが、ブラックフライデーの売れ残りの売りつくしなので、洋服などはいいサイズが手に入らなかったりします。本当に欲しいものはブラックフライデーで買っておいて、掘り出しものはアフタークリスマスで買う、みたいな感じでした。アメリカ豆知識です。

先日、外国人の患者さんが来ました。高校の英語の先生（アシスタント）で、南アフリカから着た青年でした。日本語はまあまあできるのですが、自分の病状や病歴などをうまく説明できるかとても心配していました。私が英語ではなしかけたので、ホッとした、と言ってもらえました。これからは台湾人も増えることだと思います。中国語も頑張って勉強したいと思います。

花博2023