むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 喧嘩両成敗

    今週は月曜が祝日だったため診療日が1日少なかったのですが、すごく混んだ日もあればわりと空いていて暇だった日もありました。週が終わってみると結構疲れた1週間でした。土日ゆっくりと思うのですが、そうもいきません。土曜は訪問診療をしている患者さんが動けないので見てほしいと連絡があり、診療が終わってから往診でした。その後、健康食品を扱う方が、ぜひ話を聞いてほしいというので、お会いしたら、結構面白い話で1時間半も話を聞いてしまいました。そして明日の日曜は朝から地域医療センターの外来当番です。コロナも落ち着き、はやりの風邪や胃腸炎などない穏やかな季節なので、無事平和に終わることを期待しています。

    マンボウが解除になって、道路が混み合っています。あちこち渋滞しているし、飲食店の駐車場もたくさん車が入っています。みんなずっと我慢していたのが、一気に爆発している様子です。経済活動はおおいにやっていただきたいのですが、免疫を落とさないようにしてください。ストレス、過労、睡眠不足、暴飲暴食などは免疫を落とします。花粉症などのアレルギー疾患でステロイドを飲んでいたり、副鼻腔炎のような炎症で抗生剤を長期に使うと免疫が落ちます。先日書いたようにビタミンDは花粉症にとても効きますが、ステロイドのように免疫を落とすような副作用はないので、安全です。

    ニュースやワイドショーを見るとウクライナの戦争の話ばかりです。気になるのは、マスコミ、いや、日本がウクライナに随分肩入れしていることです。中立で静観することはできないのでしょうか。戦争(喧嘩)というのはどちらかが悪いわけでなく、どちらにも大義名分があり、引くに引けない理由があります。太平洋戦争で日本がアメリカに戦争を仕掛けたのもよほどの理由があったに違いありません。それを、片方(アメリカ側)からみて一方的に相手を避難するのはおかしいと思うのです。昔から喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)といいます。それが大人のあるべき姿だと思います。

    花博くまもと