むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • きれいな写真のとり方

    連休ですがいかがお過ごしでしょうか。春分の日ということで、いよいよ春ですね。江津湖畔を散策したら、桜が咲いている枝もちらほらありましたが、多くはまだつぼみです。ちゃんとした開花まではもう少しでしょう。写真が趣味のわたしにとっては、春は素材があちこちにあって楽しいです。6月のあじさいが咲く頃までは全く困らないのですが、梅雨が開けてから真夏の数ヶ月が写真を撮るような花が少ないのでネタに困ります。毎日のように花の写真を撮っていますが、ほんとにきれいだなと思うのは1位が桜、2位がチューリップ、3位があじさいです。どれも大好きです。

    写真を撮るとき大事なのは、構図、ピント、手をぶらさないこと、露出(明るさ)補正です。これらの基本をきちんと訓練すれば、カメラは一眼でもiPhoneでもいい写真がとれます。逆に、これらの基本がなっていないとカメラがどんなに良くてもろくな写真はとれません。構図の基本は日の丸です。真ん中に恥ずかしげもなくどんと被写体を置く構図です。まずはこれを練習する。ただ、あまり芸術的な面白みが出ない。そこで、カメラの画像を確認するところ(ファインダーや液晶画面)にグリッドラインを出して縦横9分割のラインを引く。そして、その交点に被写体を置く練習をしてみる。これだけで随分構図が決まってきます。構図が決まれば、あとはきちんとピントを合わせることです。iPhoneでは被写体を液晶画面でタッチすればそこにピントが合います。多少手を動かしてもピントは被写体をロックして追従してくれますから、手が動いたり被写体が風で揺れたりしてもピントは自動的に追いかけて合わせてくれます。一眼はそこまで便利な機能はないので自力でピント合わせをしないといけません。したがって、iPhoneのほうがきれいな写真がとれます。

    露出は一眼の場合プラスマイナスの補正ダイヤルがあります。iPhoneの場合液晶画面で被写体をロックしたあと、指で液晶を上下になぞると明るさが変わるので、そこで露出を決めます。明るく取りたいときは上になぞります。暗いところで無理に明るく取ろうとするとシャッタースピードが遅くなり、ブレやすくなります。iPhoneの場合、撮ったあとに明るさ補正など簡単にできるので多少露出不足でもブレずにきちんと撮っておけば、あとで明るい写真にできます。私もよく撮ったあとに露出補正しています。ぶれた写真になるのはシャッターを押す手でカメラがぶれているので、シャッターの押し方を練習しないといけません。とにかく練習です。月100枚くらい取っていればだんだん上手になるでしょう。ちなみに私のブログはiPhoneでとっています。