むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今ちょうど冬の土用だそうです

    恒例の経営者モーニングセミナーに参加しました。そこで聞いた話です。今ちょうど冬の土用にあたるそうです。土用といえば夏の土用丑の日にうなぎを食べるのが有名ですから、土用といえば夏と思っていました。しかし、驚いたことに土用は年に4回あるそうです。それは四季それぞれの区切り(立春、立夏、立秋、立冬)の前18日間を指すとのことです。ご存知でしたか?来週2月3日が立春ですから、今はその前の冬土用です。

    土用は新しい季節を迎える前にある準備期間だそうです。したがって、断捨離にはいい時期だそうです。古いものを捨て、新しいものを受け入れる準備をするのです。断捨離は年中いつでもできそうな気がしますが、するべき時期があるということを知りました。そういえば、デパートも冬物大バーゲンとか、冬の真っ最中にどうしてするんだろうと思っていましたが、この時期に在庫を一掃することで春物を仕入れることができるわけです。

    私たちの体は気づいていなくても暦の影響を受けます。体は自然の一部だからです。冷暖房のおかげで季節感は薄れ、食品も旬に関係なく年中野菜や果物が手に入る時代です。しかし、自然に逆らうのはエネルギーがたくさんかかるわりに健康にもよくないことです。ここは一つ、昔の人達の叡智である暦に習って春を迎える準備をしてはどうかと思った次第です。

     

    もう紅梅が咲き始めました ホスピタルメントにて

     

  • ハッピーに生きるには悪い予感を寄せ付けないこと

    ニュースをつけると新型肺炎のことでもちきりです。特にNHKは肺炎のニュースばかりやっています。見ている人は、知らないうちに不安な気持ちが心に深く刻まれ、一日じゅうテンションも上がらず不幸な一日を過ごします。ちょっとチャンネルを回してみると、民放では美味しいケーキ屋さんの話題とか、駅弁の特集だとか、こころなごむ番組をやっています。先日、浅見帆帆子さんの著書「あなたは絶対!運がいい」という本を読んだと書きましたが、この本にあるように、ちょっとでも不安なことを考えると、自分の人生はそっちの方へ引き寄せられるとありました。まさに今回の肺炎騒動も同じだと思います。一日NHKニュースを見て肺炎怖い怖いと思っていると、肺炎にかかります。不安が免疫を落とすからです。

    わー、新しいケーキ屋さんができたんだ!デパートで駅弁の特設会場ができたんだ!とワクワクしていると免疫は上がりますから、肺炎なんてかかりません(たぶん)。ゴルフも同じなのでゴルフをする人はわかると思います。目の前にバンカーがあると、あーバンカーに入ったら嫌だな、と頭にその光景が浮かんだら最後、そのとおりの現実がやってきます。うまくいくことを当然のように考えていれば、うまくいくのです。

    そんなにのほほんとしていては危険を回避できないのではないか、といいう疑問が湧いてくると思います。ちょうど今、浅見帆帆子さんの「あなたは絶対!運がいい2」という続編を読んでいますが、彼女が言うには直感を信じること、だそうです。なんとなくいい気がする、悪い気がする、というのは結構正しい選択だと言うのです。嫌だと感じたことはしない、近寄らない、これが危険から身を守ると説いています。興味あれば、読んでみてください。

  • 若い人の指導は難しい

    本を読んでいて、誤解していたことがあります。「情けは人の為ならず」という言葉ですが、情けをかけるのは人のためにならない、と思っていました。完全に間違いでした。「情けをかけることは、人のためではない。巡り巡って自分に帰ってくる」という話だそうです。びっくりしました。こんな誤解ってありますね。こんな年になるまで知らなかったなんて恥ずかしい。

    昨日、スカッとジャパンというTVをみていたら、喫茶店のブラック店長をギャフンと言わせたい、みたいなコーナーがありました。店長が、新人バイトの子にもっと笑顔で!口角を上げて!もう少し明るめの口紅を使って!接客するときはドレミファソラのラの音階で!」と手厳しく指導していました。どの指導も、至極まっとうだったのですが、言い方が悪かったために新人さんには聞いてもらえず、逆にブラック店長呼ばわりされて、成敗したいなんて・・と思いました。店長の伝え方が悪かったのです。

    最近、新人教育のマニュアルなどでは、まずいいところを見つけて褒める。そして、改善してほしい点を一つ伝える。最後にまた一つ褒める。褒めて指導してまた褒めるというサンドイッチ方式で伝えるようにと言われています。それも面倒な話だと思いますが、おそらく効果的なんでしょう。私が思うに、指導するときに店の収益や社長に対する機嫌取りの姿勢ではだめですが、本人のことを心から思って優しい言葉で伝えれば伝わるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?いずれにしても、若い人の教育は難しいですね。私には無理、自分には合わない、それってブラックじゃ?みたいな話になりがちです。

  • 運を良くする方法

    月曜はすごい風の一日でしたね。まるで台風でした。春一番にしては少し季節が早い。爆弾低気圧でしょうか。クリニックも揺れるほどでした。近所の方が、窓が割れて怪我をして来院されました。本当に台風みたいでした。おかげで一日患者さんの出足も鈍く、のんびりした月曜となりました。ちょうど注文していた本が届いていたので、患者さんのいない合間に1冊読めました。

    今日読んだのは、浅見帆帆子著「あなたは絶対!運がいい」という本です。運気をアップする方法が書いてある本です。2001年初版で、ベストセラーだったそうです。もう20年前の本です。しかし書いてある内容は古くはなく、普遍的な原理原則ではないかと感じました。いつも明るい気分ですごす、考えてもしょうがないことを考えるのはやめる、悪いことは想像しない、理想は声に出したり文字にしたりしてしっかり思い描く、などなど。決して、失敗するかもとか、不安なことは想像しないことです。私にはできる、絶対うまくいく、なんとかなる、と根拠なく思い込む力が運を呼ぶのです。

    YouTubeで鴨頭嘉人(鴨Tube)をいつも見ていますが、彼のポジティブ思考の根底にこの本があります。彼がYouTubeでこの本を勧めていたので、間違いありません。鴨さんがいつも言っていることですが、思いが先、現実が後。こう有りたいと思わなければ実現しません。漠然と幸せになりたいとか、金持ちになりたい、という夢ではなく、具体的に夢を思ったほうが実現しやすいと思います。例えば、40歳までに一戸建てを買うとか、そういう具体的な夢だと、それに向けて努力も具体的になるわけです。

    まるで台風!

  • 温泉の効能

    日曜日は、午前中に用事があって城南町までいきました。せっかくなので、用事がすんだ後、松橋の古保山リゾートまで温泉に入りにいきました。気持ちいいお風呂です。空気も澄んでいて、癒やされます。温泉で汗をかくと皮膚の新陳代謝が良くなりますが、それだけではありません。体内の酵素は温度(体温)が上がると活性がアップします。これが代謝を良くして疲れが取れたり体調が良くなったりする理由です。特に、冷え性(低体温)の人は酵素活性も落ちているので、温泉で体温を上げてやるのはとても効果的だと思います。さらに、サウナで体温をかなり高いところまで持っていくと、がん細胞は死滅します。温熱療法と言って、医療現場でも体温を上げる治療をやっているところがあります。私たちの体にはまいにちいくつかのがん細胞ができては消えているのですが、うまく消えてくれなかったら大変です。温泉で健康維持できるのにはいろんな理由があるわけです。

    先日書いたように、先週から分子栄養学実践講座(WEB版)を受講し始めました。50以上の講座がオンライン受講できるのですが、どれも1時間以上の講演なので、見るのに時間がかかります。新聞を読みながらとか、なにかしながら見ようと思うのですが、あまりに重要なことをたくさん教えてくれるので、ノートにメモを取りながら真剣に受講しています。WEB版がいいのは、わからなかったらプレイバックできるし、一時停止してメモすることもできます。

    風邪の予防でビタミンCを大量に取る人にアドバイスです。まとめて飲まずに何度かに分けて飲むようにしてください。水溶性なので、一度にとっても尿中に排泄されてしまいます。また、一度に取る量が多すぎると吸収が悪くなるそうです。また、ビタミンCを大量に取るときはビタミンEも一緒に飲んで下さい。ビタミンEは脂溶性なので一日1−2回で結構です。