むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 温泉の効能

    日曜日は、午前中に用事があって城南町までいきました。せっかくなので、用事がすんだ後、松橋の古保山リゾートまで温泉に入りにいきました。気持ちいいお風呂です。空気も澄んでいて、癒やされます。温泉で汗をかくと皮膚の新陳代謝が良くなりますが、それだけではありません。体内の酵素は温度(体温)が上がると活性がアップします。これが代謝を良くして疲れが取れたり体調が良くなったりする理由です。特に、冷え性(低体温)の人は酵素活性も落ちているので、温泉で体温を上げてやるのはとても効果的だと思います。さらに、サウナで体温をかなり高いところまで持っていくと、がん細胞は死滅します。温熱療法と言って、医療現場でも体温を上げる治療をやっているところがあります。私たちの体にはまいにちいくつかのがん細胞ができては消えているのですが、うまく消えてくれなかったら大変です。温泉で健康維持できるのにはいろんな理由があるわけです。

    先日書いたように、先週から分子栄養学実践講座(WEB版)を受講し始めました。50以上の講座がオンライン受講できるのですが、どれも1時間以上の講演なので、見るのに時間がかかります。新聞を読みながらとか、なにかしながら見ようと思うのですが、あまりに重要なことをたくさん教えてくれるので、ノートにメモを取りながら真剣に受講しています。WEB版がいいのは、わからなかったらプレイバックできるし、一時停止してメモすることもできます。

    風邪の予防でビタミンCを大量に取る人にアドバイスです。まとめて飲まずに何度かに分けて飲むようにしてください。水溶性なので、一度にとっても尿中に排泄されてしまいます。また、一度に取る量が多すぎると吸収が悪くなるそうです。また、ビタミンCを大量に取るときはビタミンEも一緒に飲んで下さい。ビタミンEは脂溶性なので一日1−2回で結構です。