むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 機能性にとんだステンレス食器

    最近は4−5つの韓国ドラマと1つの台湾ドラマを同時進行で見ています。なかでも、昨日一気に見たのが「帰ってきてダーリン」という韓国ドラマ。最終回の一つ手前まで見て寝たのですが、今日はどうしても最後が気になります。昼ごはんを食べながらiPadでネットフリックスを開いて、見始めました。さすがクライマックス。感動で涙が出そうになりましたが、すぐに往診に出かけないといけないので、ぐっとこらえました。面白いドラマでした。日本では最近はヤクザもののドラマや映画はめっきり少なくなりました。振り返ると北野武監督の映画がヤクザものが多かったけどあの頃が最後かという印象があります。しかし、韓国ドラマは、なぜか普通の恋愛ものでもヤクザがでてきます。当然、暴力シーンなども多いので、見ていて嫌になりますが、ストーリーは面白いです。見てよかったと思います。https://www.netflix.com/jp/title/81338545

    話は変わりますが、韓国料理店では、ステンレスのお箸を使います。また、ご飯もステンレスの丸くてちいさなボウル状のご飯茶碗です。こういった金属の食器は私達の小学校時代の給食を思い出します。しかし、インド料理やタイ料理屋さんでも現地の人が経営する本格的な店は金属食器を使います。そういう文化なのでしょう。想像するに、金属食器は割れたりせず長持ちするので、重宝されたのでしょう。

    最近はこういった金属食器もかなり進化しています。韓国風の金属箸は中空となり軽くなっています(昔は重かった)。ご飯などの茶碗は真空二重構造のものがでており、料理が冷めにくくなっています。熱いものを入れても触って熱くならないのも良い点です。ステンレスの品質も良くなっており、貧素な感じもしません。使ってみると機能的でけっこういいものだと感じます。アウトドア好きなら、割れないし保温が効くのでキャンプに持っていくのは最高です。

    折り紙

  • 安売り合戦に巻き込まれるな!

    夜に犬の散歩をするのですが、郊外は非常事態宣言の飲食店の自粛が終わって、明るくなりました。真っ暗く灯が消えていた通りも飲食店に火が灯り生き返ったように見えます。まだお客さんは急に回復しないでしょうけど、なんとか頑張ってもらいたいものです。こんな状況の中で、新市街や中央街付近では新しいホテル建設も進んでおり、大丈夫かなと思います。すでに開業中のホテルはロビーを見ても誰も歩いておらずひっそりとしています。建設用地を買収したり設計費を払ってしまってあとに引けないのかもしれませんが、だめと思ったらすぐに止めるのは大事なことです。出血を最小限にとどめないと、命に関わるからです。東京の帝国ホテルは客室の1割(99室)をホテルから賃貸マンションに変えると報道されていました。1ヶ月の賃貸料が60万円ということですから、帝国ホテルにしては10日分の料金です。つまり66%の割引価格です。それほど切羽づまっているということです。一等地で掃除もしてくれるし、ホテル内のジムなども宿泊客と同じ条件で使えるそうなので、あっという間に売れてしまうことでしょう。帝国ホテルに続いてまねするホテルも続出することと思います。

    先日、新市街でテイクアウトのお惣菜を売っていたので買ってみました。唐揚げ、麻婆豆腐、焼売、炒飯、といった中華系のお惣菜です。半額と書いてあって、どれも1パック200えんとか250円です。こんな値段で売っては人件費もでないのではないかと心配になりました。飲食業は本当に死活問題と思いますが、そんな中でこんな商売にならないような商売をしてはいけないと思います。

    かたや、うまく行っているところがあります。一斤1000円もする高級パン屋です。たくさんは作りませんから、昼過ぎには売り切っておしまいなので、毎日収入は一定です。なんの計算もいりません。話題性があって、金額に見合うだけの品質なら飛ぶように売れるのです。値下げして死ぬほど働こうと思っても大手(例えばマクドナルドなど)にはかなうはずもありません。逆に単価を上げて素晴らしいものを少しだけ売るのがこの時代を生き残る小規模商店のやり方です。

    Netflixはコロナ禍で暇を持て余した世界中の人が家でドラマや映画を見ようとどんどん加入者数が増えて相当な収益を上げています。そのNetflixが、この度”値上げ”を発表しました!これがアメリカのやり方です。日本人とは逆の発送ですが、商売としてはそれが正しいと思います。売れるものを作って自信を持って値上げするのです。

  • きれいに自撮りするには

    日曜はクリニックのワックス清掃が入ったので、朝からずっと院内待機でした。最近、院内すべての端末のOSをアップグレードしたのですが、電子カルテのサーバーだけが古いOSを使っていたのでこの際と思ってアップグレードしました。さすがにサーバー機は性能の良いパソコンなので、電子カルテ端末でアップグレードしたときの半分ぐらいの時間ですみました。よし終わった、と思って、試しに電子カルテを開いてみたら、開きません。何度やってもエラーが出ます。困った。このままだと月曜は診療できないぞ、と焦りました。日曜でしたが、ダメ元で東京の電子カルテサポートに電話したら、運良く折り返し電話がかかってきて、事情を話したら、あちらから遠隔操作できちんと設定してくれました。システムエンジニアさんのする仕事は全くわからない世界です。遠隔操作されるパソコンの画面を見ていましたが、何をやっていたのかさっぱりわかりませんでした。とにかく、カルテは無事に動くようになり、ホッとしました。

    家に古いウインドウズのノートパソコンがあったのですが、ほとんど使っていませんでした。この前、思い出したように動かしてみたところ、案外良く動きました。せっかくなのでZOOMを入れてWEB講演会などにも参加できるようにしました。そして、今朝そのパソコンで講演会に参加したところ、一つメリットを発見しました。パソコンが古すぎて内蔵カメラがとても性能が悪いので、私の顔は影絵みたいにぼんやりとしか写らないのです。この講演会は原則顔出しなので、朝から寝ぼけた顔では恥ずかしいのですが、古くて性能の悪いパソコンだと全然恥ずかしくないということがわかりました!

    写真が趣味の私としては、このぼんやりとしかうつらない内臓カメラの問題は原因がすぐに分かりました。カメラの感度が低いと、ISOが自動設定の場合ISOを上げてなんとか被写体と捉えようとするのですが、ISO(感度)を上げるとノイズが増えるのです。もし、きれいに写りたいなら、ISOが上がらないようにとにかく自分の顔を明るく照らすことです。最近はYouTuber御用達の丸い照明があります。こういうものを使うときれいに写ります。YouTuberに限らず、WEB会議などで自分の写りを気にする方はぜひこの照明を利用されたらいいと思います。女優さんがレフ板を使うとシワが飛んできれいに見えるのも似たようなことです。 参考→https://moov.ooo/article/5f3a252cbfc53754ed5808c6

  • 視野が狭いと問題は解決できない

    勝間和代のYouTubeを見ていたら、面白いことを言っていました。「問題解決の糸口は自分の視野の外にあることが多い」例えば仕事で行き詰まったとき、あるいはゴルフなどのスポーツでなかなか上達しないとき、自分でどれだけ頑張っても、解決の方法がわからない。自分よりできる人に聞いてみると、なるほど、それは気づかなかった、というようなポイントを教えてくれる。つまり、自分の視野で見えている範囲で何度繰り返しトライしても解決できないのは、解決の糸口は自分の見えているところにはないからなのです。仕事上の先輩やベテランの人は経験を積んでいる分、視野が広いために自分が見えていないところまで見えるのです。したがって、自分が見ている視野が全てだと勘違いせず、もっと広い視野で見る訓練が必要なのです。

    Googleなどで検索すれば、知らないこともどんどんでてくるから大丈夫、と思っている方も多いと思います。しかし、ググる際の検索キーワードは自分の知っている範囲でしか検索できません。つまり、自分の視野が狭いとうまく検索できないのです。当院に来院される患者さんも、自分の症状をググってみて、とんでもない病名にたどり着いた挙げ句、いらぬ心配をして夜も眠れなくなる人がいます。(例を上げると、風邪で首のリンパが腫れているだけなのに、悪性リンパ腫を疑って、死ぬかもしれないと勘違いする、など)私たちは20年以上の医学の勉強と経験を積んでいるのでそんな過ちは滅多にしませんが、医学部の学生などは勉強すればするほど自分の体調不良が大病に感じてしまう医学生症候群みたいなものに陥ります。

    そう考えると、たちが悪いのは素人なのにちょっと聞きかじった知識でそれが全てだと思いこんで判断する人たちです。どの店にもそういう困ったお客さんは来ることと思います。それに対して、こちらはプロですからいちいち反論せずに、素人はこんなふうに考えるんだ、と逆に感心しながら暖かく見守り、正しい方向へ導いてあげないといけません。教訓「視野を広く持ちましょう」

  • 帯状疱疹ワクチン

    暦は立春。春の始まりです。診療が終わる夕方6時、この前まで真っ暗だったのが、今日はまだ明るいのでびっくり。たしかに春の気配を感じます。日差しが強くなり、暖かくなると気分もウキウキします。うつなどでかかっている患者さんにはひなたぼっこしてしっかり太陽の光を浴びましょうとお話しています。日向ぼっこで身も心も温まりますが、それだけでなく光刺激で心の安定や睡眠に関係するセロトニンやメラトニンが増えます。コロナが怖い怖いと家にこもってばかりいないで、温かい日中には外に出ましょう。公園を散歩するもよし、家庭菜園などもいいでしょう。

    ところで、Amazonのサイトを見ていたら、AIスピーカーのアレクサが多言語に対応したと書いてあります。これまで、初期設定を日本語とか英語とか固定する必要がありましたが、多言語混在の設定ができる様になったみたいです。早速帰宅して、「アレクサ、日本語と英語を喋って」というと、2ヶ国語対応に設定されました。Alexsa, set the timer for 5 minutes といえば、5分のタイマーがセットされます。自分の英語力、発音の良さなどが試されます。相手が人でなく人工知能(AI)なので、気兼ねなく失敗できます。通じなくても恥ずかしくありませんから、中高生もぜひこの設定を試して英会話の勉強に役立ててはと思います。

    夕方、帯状疱疹ワクチンについてWEBセミナーに参加しました。帯状疱疹は子供の頃に水痘にかかった際にヘルペスウイルスが体内に侵入して、歳をとってから体力が落ちたときに痛みを伴うひどい水疱形成を起こす疾患です。かかったことのある人はわかると思いますが、水疱が治っても神経痛がいつまでも続いてつらい思いをする疾患です。今はワクチンがあり50歳以上は予防的にワクチン接種できるので、健康に自信があっても予防しておくのがいいと思います。当院では帯状疱疹ワクチンは予約制になっています。