むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 電子メモ500円

    最近ネットで話題のガジェットで私の興味を引いたのが、電子メモです。A5くらいのサイズで、圧を感知して字がかけるもの。昔の玩具にこんな物がありました。緑色の字がかけます。これが、ネットで見たらダイソー(100均)で500円だとのこと。飛ぶように売れているので、見かけたらラッキーとの記事でした。さっそく、駕町通りの蔦屋の隣りにあるダイソーに行ってみましたが、ありませんでした。諦めて下通りを歩いていたら、なんと中古パソコンや携帯を売っている店先にワゴンセールで並んでいました。たしかに500円です!一度は通り過ぎましたが、目が釘付けになり振り返って買ってきました。こんなメモ、欲しかった。職場や家庭においておくと本当に便利だと思います。まずは試しに一つ買ったのですが、今度見かけたらもう一つ買いたいと思います。専用スタイラスペンが付いていましたが、ボールペンの後ろなど固くて丸いものだったら何でも書くことができます。参考記事→https://www.roomie.jp/2021/02/694841/

    このような電子メモは、iPhoneやiPadでもかけます。メモというアプリやGoogleKeepというアプリが便利です。しかし、この500円電子メモがすぐれているのはすぐかける点です。iPhoneなどは指紋認証とか顔認証とかワンステップに手間を取るのでメモ取りたいときにすぐ取れない、これがイラッとします。むかし、キングジムから小さな電子メモがでていたので使っていましたが、今度のは面積が4倍くらいあり値段も半額以下。素晴らしい!

    会社でかわいがられる部下の特徴を考えると、言ったことをきちんと理解して忘れず実行してくれる人。わからないときはわからないと聞いてほしいし、わかりましたと言ったら、忘れずきちんと実行してほしい。そこで、きちんとメモしてくれる人は信用できます。しかし・・・笑い話みたいですが、私の訪問診療している患者さんで認知症が進んでいる人がメモ魔で、大学ノートになんでもメモします。「13時村上内科診察」とか書かれるのですが、毎回訪問するたびに「あんたはどこから来たね」と聞かれます。書いても忘れるおばあちゃん。これもいとおしい。

    江津

  • 成功したければ作業のツメを甘くしないこと

    晴れて温かい休日でした。洗濯や布団干しに最適の日でしたが、私は朝5時からいつものように起きてコーヒーを飲んだらクリニックへ向かいました。1時間ほど経理の帳簿つけや確定申告のための書類の整理などを行い、その後は訪問診療です。通常は昼休みに回るのですが、今日は昼から漢方のオンラインセミナーがあったので、スケジュールを前倒しにして午前中に往診して回りました。午後、2時間にもわたる漢方セミナーは千葉大学から全国の聴講生100名以上に向けてのZOOMウェビナーでした。私にとってはあまりに基本的な内容だったため、何も収穫がなく2時間を無駄にしてしまいましたが、同時にiPadをならべて韓国ドラマ「ビッグ」をみたのでそちらは楽しめました。

    昨日、経営者イブニングセミナーがあり、ZOOM参加しました。一つ印象的だったことがあります。一生懸命やっているのにうまくいかない人っていますね。本人は指示通り頑張っているつもりなのになぜか結果が伴わない。この理由の一つは、つめがあまいから。例えば、レシピを見ながらケーキを焼こうとする。100gの小麦を測ろうとして97gできちんと測ったつもりになる。100回かき混ぜると書いてあるのをきちんと数えていないで110回かきまぜる。30分オーブンに入れるとかいてあり、きちんと30分のタイマーをかけて焼いたのに、チンとなってすぐ取り出さず、35分たってからオーブンから出した。結果、本人はレシピ通り頑張ったつもりなのに、美味しくできない。

    人それぞれ、時間や計量など自分なりに許容する誤差範囲というのがあると思います。例えば、待ち合わせ、必ず5分遅刻する人、1時間遅れても当たり前の顔をしている人など。もし、ケーキを焼く工程が10あるとしてそれぞれ5%ずつ誤差を持って作業したら0.95の10乗=0.598となりますから出来上がりは60点になります。美味しくないはずです。一つ一つの誤差を小さくして、ツメを甘くしないこと、これが事業成功の秘訣です。

  • AI(人工知能)は自分好みに鍛えるべし

    GoogleのAIスピーカーは「音楽をかけて」と言うだけで私の好きそうな曲を勝手にかけてくれます。その精度の高さには感心します。いかに私が日頃パソコンやスマホで検索している情報がGoogleに筒抜けになっているかがわかります。AmazonのAIスピーカーも持っていますが、こちらはそれほど私の好みを把握していません。おそらくAmazonは私が買った雑貨や本についてはGoogleよりはるかに知っていると思うのですが、かたや音楽の好みとなると、知らないみたいです。

    そんなGoogleのAIスピーカーも、たまに好みでない変な曲を選んできます。黙って聞いていると何度もその曲やそれと同じジャンルの曲が交じるようになります。AIは私が好きかもしれないと思って選んでくるので、容認すれば、気に入ったと判断します。そこで、こういうときは、「OK Google, この曲は嫌いだ。次の曲をかけて」と指示します。するとAIはそれを学習して、ご主人さまの好みを反映した選曲をします。

    もう一つの方法としては、GoogleやYouTubeの検索欄に自分の好みの曲やジャンルのキーワードを何通りも入力して検索します。検索結果は直ちにAIに反映されます。ご主人はこの曲が好きそうだ、と言う情報が入るわけです。会社の経営も同じだと思います。まず、社長は進む道を社員に明示しないと皆どちらに進んでいいかわかりません。そして、社長の志から外れた社員にはそうではないとすぐその場で正さないと、間違った行動も「社長が認めた」と誤解されるわけです。

    2月22日22℃湿度44%と言う数字ならびにちょっと嬉しかった。本当は2時22分22秒を狙おうと思ったが、その時の温度や湿度が綺麗に並ばないと残念なので、とりあえず朝から記念写真

  • 今日もワクチン説明会でした

    土曜の夕方は国主催のコロナワクチンの説明会でした。ZOOMであったのですが、全国のドクターが参加したため、参加人数が予定枠を超えました、とエラーメッセージが出て説明会に入れませんでした。何度も、手を変え品を変えしていたら、10分ほどして溢れた人用にYouTubeライブに誘導され、ZOOMのライブがYouTubeライブで流れるという裏技で参加することができました。結局、厚労省からのワクチン接種の流れが説明されたあと、ファイザーの担当者から取り扱いや副作用などに関する情報を延々聞かされ、2時間が過ぎました。こんな、医薬品情報や接種方法についての動画などは予め資料としてYouTubeにアップしておいてもらえば、好きなときに見られるのに、なぜ生配信をするのかわかりません。わかったのは、予防接種としてはインフルエンザなどとたいして変わらないのに、クーポンが送ってきたり、ネットでの予約登録が必要だったり、とにかく煩雑な事務作業がおおい。アナフィラキシーショックのことをTVやネットで見ますが、それはどのワクチンでも起こり得ることなので今回のコロナワクチンに限ったことではありません。懸念される中長期の副作用(有害事象)に関しては、人類始まって以来初めてのmRNAワクチンでもあり、今回のが世界規模の人体実験ですから、諸外国より遅れて始まる日本はラッキーだと思います。世界に目を向けて情報を集めたいものです。

    ところで、先日買ったアンドロイドPadはけっこう使えています。iPadの半額ですから、おもちゃかと思ったら、実用機として必要十分の機能を備えています。思いつくことをいろいろしましたが、全部できます。動画の編集などは厳しいかもしれませんが、私はそんなことはしないので、関係ありません。OSが違うと使い勝手も違うので頭の体操になりますが、以前一度だけアンドロイド携帯を使っていたので、結局なんの苦労もなく、したいことは全部できます。わからないところを何度かググったのですが、Windows10よりよほど使いやすいです。

    話は変わって、キッチンの流しの排水がつまり気味だったので、パイプ洗浄の液体を流しましたが、改善なし。むかし買った業務用のパイプつまりを取る薬品を流してみましたが、かえって詰まってきました。おそらくパイプにこびりついた汚れが剥がれて詰まったのか?それを流すため、重曹とクエン酸を同時に流して泡(二酸化炭素)をボコボコ発生させましたがまだ流れません。仕方ないのでパイプ洗浄用のブラシを見つけ出して、流しの排水溝から奥深くまでブラッシングしたところ、驚くほどのヘドロ状の汚れが流れて、スッキリ改善しました。嬉しい!

  • 物はこれを生かす人に集まる

    たとえば車を買い替えたいな、と思ったとします。不思議なことに、そう思ったらまもなく車の調子が悪くなったり、ぶつけられて壊れたりします。まるで車に心があり、持ち主の気持ちが以心伝心で伝わったかのようです。私はこのような体験を何度もしたことがあります。人に言うと、それはマーフィーの法則だよ、と言うかもしれません。たしかに、マーフィーもそんなことを言っていました。このことを踏まえると、私達は、商売道具など身の回りのものは大切に扱わないといけません。私にとっては聴診器やパソコンが商売道具です。いつも感謝の心を持ち、大切に使います。通勤用の靴もそうです。脱いだらきれいに揃えて置きましょう。

    そういえば、私にとってクリニックは何より大事な商売道具です。朝一番に鍵を開けて、エアコンを入れてゴミ箱などのゴミの捨て忘れがないかチェックします。トイレットペーパーも少なくなったら補充します。夜は仕事が終わったら待合室のモップがけをして、椅子をきれいに並べてキューネットのセキュリティーをかけて帰宅します。

    クリニックの経営はビジネスの一面もあります。頑張って働けばそれだけ収入があります。しかし、入ったお金を銀行に入れておくのは、「ものを生かす」とはいえません。お金は寝せてはいけないのです。業者への支払いはすぐに行う。職員への給料も精一杯たくさん払ってみんなに有効に使ってもらう。お金は不思議なもので、使う人のところに集まるそうです。飲食店など営業自粛でお金を使う機会が減っていますが、お金は生き物ですから、使って流通させることで経済は成り立ち、皆が幸せになります。貯金残高の数字が増えても誰も幸せになりません。