むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 3年もたてば何でも忘れるものです

    土曜日は予定通り70名ほどの外来患者さんを診たあと、大急ぎで昼ごはんをかきこんで医師会の学校心臓検診に行きました。最終日で55名ほどの学生さんたちを4名のドクターで手分けして診察しました。夕方5時前には終了したので、いつもならその足で街で晩ごはんを食べるところですが、今日は東方医学会(WEB)の座長なので、急いで帰宅して準備しました。無事講演が終了したのが夜9時。ゴンの散歩をしてから、水春の温泉に行き、1週間の疲れを取りました。最近はととのうサウナにハマっており、きちんとサウナ・水風呂・外気浴の順番で入っています。今まで時間がないので外気浴なんてしたことなかったのですが、これがいかに大切なステップなのかはやってみてわかりました。

    サウナは高温で交感神経を精一杯刺激し、水風呂は反対に冷気で交感神経を最大限刺激します。交感神経はMax緊張状態なのですが、暑いのと寒いのと混在して体は混乱しています。その後すぐ、体を拭いて快適な椅子に座ってゆっくりしていると、副交感神経への揺り戻しが来ます。これを3回繰り返すと、副交感神経への振れ幅もMaxとなり、最大限のリラックス効果が得られるみたいです。自分で体験してわかりました。

    さて、この土曜日はクリニック近くの榎町の夏祭りでした。私はWEB学会のためいけませんでした。主催する町内会の会長さんが言われていましたが、4年ぶりの開催でやり方を覚えている人がほとんどいないので準備が大変とのこと。そうです。私たちはたった3年ブランクがあるだけでやり方を忘れてしまうほど忘却するのです。年とってなんでも忘れるのは当たり前。若い人でも3年経てば覚えていないものです。ということは、なるべくブランクをおかずに常に頭を刺激しないといけません。家でボーとTVばかりみているとボケるのは当然。散歩、買い物、旅行、なんでもいいのでいつもと違うことをして頭を刺激しましょう。