むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 南極に行ってみたい

    昨日のマラソンの好天とはうってかわって、さむい雨の一日でした。たった一日の違いですが、昨日のマラソン大会は晴れてよかったですね。今日のような雨だったら、走るのも応援するのも大変です。ところで、昨日はもう一つ印象的なことがありました。それは、テレビで世界の果てまでイッテQ!でのイモトアヤコさんの南極登山の話題です。あまりに過酷な世界での登山は、バラエティーを遥かに超えています。あれだけの快挙をやってのける彼女の体力と精神力には本当に感動しました。

    番組を見て驚いたのは、南極がすでにアメリカの観光地と化していることです。南極に立ち入ること自体は人数などの規制があるため、さほど気軽なことでなないのですが、飛行機で行けること、行った先にはシャワーや食べ放題のビュッフェまで完備したホテルが有ること、そして、そのホテルのある場所から南極点まで更に飛行機で行けるということです。なんと南極点にはキラキラした丸いポールが立っており、記念撮影ができそうな(インスタ映えしそうな)スポットになっています。なんでそんなことになっているのかと思ったら、すぐそばにアメリカ基地があるのです。つまり、観光客が南極点まで飛行機で行けるのは、アメリカ基地への物資補給用の飛行機に乗れるということです。アメリカにとっては観光客が乗って飛行機代を出してくれたら一石二鳥です。なんと賢いことでしょう。

    そこまで南極が観光地化していても、平均気温はマイナス50度。過酷です。イモトは寒がりだと言っていたのですが、登山中には風がないと暑いと言っていました。人の体はそこまで気温に順応できるのかと、驚きました。私はニュージーランド南端にある街にセスナ機をチャーターして行った事があります。ここは南極基地へ物資を補給するところで、南極博物館もありました。マイナスの50度近い気温を体感出来る部屋も有りました。今日は仕事の合間にそういった南極のことを思い出しながら、一度は行ってみたいなと思いました。

    フレッシュネスバーガー。初めて食べました。口に入りきらないボリュームです。

  • 炭水化物を食べるとお腹がすく

    冷えますね。今年は例年になく寒さが厳しいです。熊本城マラソンまであと1週間で、外に出ると走っている人が大勢います。寒くて練習も大変でしょう。私は今年はエントリーさえしていません。とはいえ、いい天気だったので、私はいつものように江津湖の周辺をウォーキングしました。

    休みなので、何かいつもと違うことをと思い、糖質ダイエット中ですが朝ごはんにそばを茹でて食べました。やっぱり炭水化物はおいしいですね。午前中はいつものようにクリニックに出向いて色々雑用を済ませましたが、朝から炭水化物を食べるとやっぱり昼頃に無性にお腹が空くことを実感しました。いつもだと、昼1時頃までぶっ通しで仕事をしてもお腹が空いたと思うことはめったにないので、やはり炭水化物を食べたことでもっとお腹が空くのは間違いないようです。

    結局、炭水化物を食べると食べた炭水化物は消化されて糖になります。すると、血糖が上がるので、上がった血糖を筋肉などで利用するためにインスリンが出てきます。結果、血糖がさがってきますからお腹が空くのでしょう。糖質制限をしていると、あまりお腹が空かないので、過食しません。昼ごはんは肉野菜炒めだけ。これが一番です。炭水化物はたまの休みにおいし~と思って食べる程度が一番のような気がします。

  • コラーゲンについての知識

    コラーゲンには化粧品で皮膚に塗るタイプとドリンクや錠剤で飲むタイプがあります。コラーゲンは分子量が大きく、通常は塗っても皮膚から浸透するとは考えられません。ただ、皮膚のバリアに水溶性成分は通りませんが油性成分は浸透します。何か工夫することで、コラーゲンを皮下へ届ける方法はあるかも知れません。ただ、コラーゲンは蛋白ですから、下手に体内に入ってしまうとアレルギー反応を起こす可能性もあります。

    一方、口から取り込んだコラーゲンはどうかというと、これもコラーゲンのままでは体内に吸収されません。小腸の粘膜は蛋白を通さず、蛋白がアミノ酸レベルに分解されて初めて体内に取り込むようにできています。これも、変な蛋白が体内に入ったら、アレルギー反応を起こすからです。この腸のバリアが壊れた状態をリーキーガットといい、最近では小麦(おもに強力粉)に含まれるグルテンでリーキーガットを引き起こすことがわかっているので、パンはアレルギー体質の原因として要注意です。食物アレルギーがある場合、グルテンに気をつけましょう。

    そしてコラーゲンですが、コラーゲンはアミノ酸まで分解されずにオリゴペプチド(アミノ酸が2−3個繋がった状態)で吸収され、ビタミンCにより体内でコラーゲンに再構築されると言われています。豚足を食べた翌日肌がプルプルになるのはこのためです。従って、コラーゲンのサプリをとる時はビタミンCも同時にとる必要があります。

  • コラーゲンで若返ります!

    わたしが最近ビタミンなどを買っているのはiHerbというネット通販サイトです。アメリカのいろんなビタミンや健康食品を個人輸入できます。値段もリーズナブルで、1錠あたりの含有量はアメリカサイズですから日本の基準で考えるとびっくりするほどの高用量です。もちろんそれだけ効果が期待できます。日本の健康食品やビタミン類は異様に高価でちょっと試すことはできてもその後の継続が難しいと思います。それに比べると、こちらのサイトは財布に優しく継続可能と思います。

    あまりに面白いので、毎日いろんな品物をネットで眺めています。その商品を買った人たちの口コミが載っていて、効いた、効かなかったとにぎやかです。ただ、日本語で口コミを書いている人はそんなに多くはありませんので、私は、英文の口コミも暇つぶしに読んでいます。読めばいろんなものが欲しくなります。今私が買って気に入っているのは、ビタミンB50,ビタミンC, ビタミンE, ビタミンD、ビオチン、ナイアシン、亜鉛です。結構な量を朝晩に分けてのんでいます。

    そんななか、この通販サイトを見ていてコラーゲンが安いのに気づきました。1日1000mg3ヶ月分で3600円位ですから、1日あたり40円位です。もう届いたので、一昨日から飲み始めました。今日で2日飲んだところですが、すでに目の下のシワが取れてきました。すごいですよ。(ただ、粒が超でかくてアメリカンサイズなので、飲むのが一苦労です)

  • 登山用品はサバイバルグッズ

    3年ほど前に登山をしようと思い立ち、登山靴など色々買い揃えました。登山とはいえ、阿蘇とか九重とかそんな遠くまで行くことはなく、俵山とか菊池の鞍岳、ツームシ山などを登りました。暑くても寒くても嫌なので、年に数回しか登る機会はありませんでした。そうこうしているうちに阿蘇山が噴火し、登山規制され、数年前の豪雨で登山道は無茶苦茶になり、そして熊本地震で阿蘇方面へ行くこともほとんどなくなりました。そういうわけで、せっかく買い揃えた登山グッズは押し入れにしまったままになっていました。

    なかでも、登山用レンコートは結構高かったのに、一度も使っていませんでした。イタリア製でアルプス登山用に開発されたものです。もったいない。そこで、今日は雨の中、それをきて犬の散歩をしてみました。暖かいです。全く不快感がない。傘もささずに快適なままいつものような散歩ができました。うちのゴンにとっては迷惑だったかもしれませんが、楽しそうだったのでよしとします。このように、登山グッズはとても機能性が高く、持っていると安心感が違います。温暖化の影響で暑さ寒さが尋常でないこの頃です。備えあれば憂いなしです。

    ところで、昨日も書いたようにこの連休で東洋医学会の漢方専門医を更新するための書類をなんとか書き上げました。あとは細かいところを訂正して印刷するだけです。この作業をしている時の私の机はまるで株式のデイトレーダーのようです。パソコン2台、iPad2台の合計4画面を並べて、書類書き用、電子カルテ検索用、YouTubeで音楽をかける用、検索用の4つです。本当は1台のパソコンで4つくらいのマルチタスクはできるのですが、それをあえて4台使うのが贅沢であり、楽しいのです。