むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 徒歩通勤再開

    私は、基本天気がいいときは歩いて通勤します。片道30分です。往復するとだいたい1万歩になります。ただ、毎年梅雨入りから9月の涼しくなるまでの約4ヶ月は車通勤にしています。暑すぎて職場についたとき汗だくになるからです。ところが今年は10月になっても真夏のような暑さが続き、例年より1ヶ月車通勤が伸びました。そして、今日からやっと徒歩通勤に戻りました。毎年、数カ月ぶりに徒歩通勤に戻ったときは、朝の30分歩行が一仕事終わったような軽い疲労感があったのですが、この夏はスポーツジムで体を鍛えていたおかげで、4ヶ月近いブランク後の徒歩通勤もらくらくでした。やっぱり、週末だけでもジムで運動するのは効果があるんだと実感しました。

    最近、アサヒビールが微アルコール(0.5%)のBEERYという商品を出しています。出てすぐ飲んでみたのですが、今まであった0.0%のフリーとどこが違うかわかりませんでした。今日、コンビニを探索していたら、BEERY第二弾誕生<香るクラフト>と言うのが出ていました。早速買って味見しましたが、抜群に美味しい!私好みの味でした。私は真夏でもほとんどビールを飲まないのですが、これならケース買いしてもいいかなと思いました。

    帰宅して、今日もWEB講演会に参加しました。順天堂の河盛先生の講演でインスリン誕生100年という記念すべき講演会でした。先生のお話はいつもにもまして熱が入り、予定時間を20分も超過する独壇場でしたが、素晴らしい話を聞くことができました。この数年で糖尿病治療は飛躍的に進歩しています。以前はとにかくがむしゃらに血糖を下げていましたが、これからの時代は、いろいろある糖尿病治療薬をいかに選択していかに治療するかという主治医の哲学、基本的方針がしっかりしていないと患者さんの予後は大きく変わってくる時代となりました。医者が怠けて勉強しないのは患者さんの不利益に繋がります。素人の患者さんにはわからないと思いますが、その道のプロが、患者さんのもらっている処方を見ると、その処方をした先生がいかに勉強しているかひと目で分かります。

  • 衣替えは断捨離のチャンス

    天気予報通り雨が上がり涼しくなりました。秋晴れの清々しい週末です。私は、先週に引き続き、クリニックの電子カルテのサーバーのOSをアップグレードしたのですが、案の定というか、アップグレード後はエラーが出て電子カルテが動かなくなりました。もし治らなかったら明日からの診療がストップしてしまいます。冷や汗モノですが、似たことは以前もあったので、冷静に東京の電子カルテの会社に電話して、見てくださいと頼んだら、遠隔操作で動くようにしてくれました。日曜早朝から対応してくれてホッとしました。これで明日からの診療も問題なくできます。

    サーバーを遠隔操作してもらっている間、私はクリニックの駐車場の庭木の剪定をしました。今週は庭木の下に植えてある芝を撤去して「草なしくん」という施工をしてもらう予定なのですが、木が茂りすぎて作業しようにも邪魔すぎて困るだろうと、剪定ばさみで枝を一本一本切りました。土曜日曜2日かかりで、大量の枝を切りました。切った枝はとても袋に詰められる量ではありません。軽トラ山積みくらいの量です。涼しかったですが結構汗もかいたので、作業の後は車を飛ばして久木野温泉に入りに行きました。途中、俵山の萌の里はコスモスが満開で人出も多かったようです。

    これからは暑さが戻ることはないようなので、衣替えをしようと思います。夏に着ようと思って出していた半袖シャツが10着ほどあったのですが、実際に来たのはそのうち半分くらいだったと思います。断捨離のルールからすると、今シーズン着なかったシャツは来年も着ないであろうと思われますから、もったいなくても処分していいかもしれません。どうするか今考え中です。

  • もとを取ろうとしないのが贅沢

    最近、ご家庭でとれたかぼすを頂く機会が何度かありました。かぼすをどう使うか。焼き魚にあいます。吸い物などにすこし入れても香りがいい。焼酎にいれて酎ハイにするのもいいでしょう。今日思いついたのですが、ビールに入れるとコロナビールみたいになります。コロナビールはメキシコの有名なビールですが、瓶で飲むことが多いです。三日月に切ったライムを瓶の中に押し込んで飲むのがあちらでの飲み方です。それを真似てかぼすでやってみたら、美味しいです。コロナビールはあっさりしているので、日本のコクのあるビールより、あっさりしたノンアルコールビールに入れたほうが本物に近い気がします。

    もう一つ試したのがベトナム風ラーメンのフォーを作ってかぼすを搾ってみました。これも、本物はレモンかライムなのですが、かぼすで十分リアルな味が再現できました。美味しかったので、やみつきになり、何度も作っています。

    話は変わりますが、食べ放題、飲み放題などの店がありますが、「元を取る」と思わないほうがいいと思います。元を取るには、単価の高いものばかりたくさん食べたり飲んだりして、払った額より多くの飲食をするわけですが、それは実は自分のしたいことではないかもしれません。飲み放題も、ビールで何本以上のんだら元を取ると計算する人がいますが、人には適量があります。せこいことを考えず、自分の食べたいものを適量食べ、飲みたいものを適量飲むのが贅沢で、飲みたくない酒をもとを取るためだけにたくさん飲むのは害しか無いと思います。

  • やっと涼しくなりそうです

    ニュースによると、この暑さで桜が咲いたと言っていました。本当に季節外れの暑さで10月半ばでも夏日が続いています。しかし、この暑さも明日までで、来週は一気に季節が進むそうです。涼しいのは快適です。寒くなる前のしばしの間過ごしやすい日が続くことでしょう。楽しみです。

    人生を四季に例えると、生まれて成人するくらいまでは春でしょう。それから大学生、社会人となり、長い夏の季節。ひたすら仕事に励みます。夏に頑張った成果として、実りの秋を迎えます。巻いた種が育ち、収穫する時期です。これはいつ頃か考えましたが、定年頃でしょうか。定年といえば、会社により55歳位から65歳位まで幅があります。面白いのは心が自分もそろそろ定年だと思えば、体もそれなりに年とって衰えてきます。一方、まだまだ現役、収穫するのはまだ早い、と思っていれば、いつまでも若々しく過ごせます。

    私たち開業医は定年はありません。自分で体力の続く限り働くのが普通です。わたしも70歳まではローンがあるので、絶対にやめられません。そう思うと、同級生がみんな隠居して孫の世話をするようになっても、おそらく私は今日と同じように診察室に座り、患者さんとお話をして、パソコンで電子カルテを打ったり、処方を考えたりし続けていることと思います。毎日の仕事が楽しくて仕方ないです。やめられません。私の秋はまだまだ先です。あと20年は先だと思っています。

  • インフルワクチン予約受付終了

    まだ、一般の患者さんへのインフルエンザワクチン接種は始まっておらず、訪問契約をしている患者さん数名に打っただけですが、本日、今シーズンのワクチンは予約終了となりました。わずか数日で数百人分のワクチン予約が全部埋まってしまい、希望の方の1−2割にしか行き渡らなかったのではないかと思います。申し訳ないです。製薬メーカーはコロナワクチン開発で忙しかったのかもしれませんが、今年も去年同様にワクチン製造過程でうまく行かず十分量が供給できないと連絡がありました。当院は病院は小さいですが、外来患者数が相当あるので、それなりの数を分配してほしいのですが、問屋はそうはおろしてくれません。実は私は、インフルワクチンの効果は全く信用していません。もう10年以上自分では打っていません。ワクチンはかからなくするのではなくかかっても軽くする、というのは効かないからの詭弁(言い訳)にしか聞こえません。

    一方、ちゃんと効くワクチンというのもあります。B型肝炎ワクチンとか麻しん風疹などのワクチンです。一度打てば20年以上大丈夫です。最近出てきた帯状疱疹ワクチンも効果的です。ちょっと高価なのですが10年以上確実に効くとなれば、その値段でもペイするとおもいます。

    今朝は、経営者モーニングセミナーで元祖からしれんこんの森裕子さんの講話を聞きました。17代目とのことで、今はそのお子さんが社長、お孫さんも手伝っているそうですから、19代目まで育っているということです。380年ぐらい続いているとのことで、お宅には細川公から頂いた家宝の数々があるそうです。それにしても、380年も続く会社というのは驚きです。こんな長寿の会社は世界中に日本とイギリスぐらいにしか存在しません。のれんを絶やすことなく後世につなぐというのは相当なご苦労があったことと思います。