むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 「快適指数100」

    土曜日は大雨の予報で、セミナーも心配されましたが、奇跡のように薄日が差し、ほとんど雨が降りませんでした。
    天気図を見る限り、大陸から大きな雲の塊を伴った低気圧が九州に向かってまっしぐら。これはもう大雨は避けられないだろうと覚悟していました。「せめてセミナーの始まる夕方までに通り過ぎてくれないだろうか…」と願っていたところ、1日を通して天候は大きく崩れず、なんともラッキーな展開になりました。
    あれだけの雲を吹き飛ばしてくれたのは、いったいどこの晴れ男(晴れ女)さんのパワーだったのでしょうか。本当に感謝です。

    そして、一夜明けた今日は、朝から地域医療センターの当番で、内科系の急患を診察しました。幸い、最近はインフルエンザやコロナの患者さんも落ち着いており、それほど忙しくもなく、ゆったりとした時間を過ごせました。
    医局のソファに座っていたら、先日お亡くなりになった藤好クリニックの藤好先生のことが思い出されました。
    ここで新聞を読まれたり、コーヒーを飲まれたりしていたなぁ…と、ふとした情景がよみがえってきます。私は2〜3ヶ月に一度しか医療センターの当番はありませんが、不思議と、行くたびに藤好先生と一緒だった記憶があり、医局には思い出がたくさん詰まっています。

    昼過ぎに仕事を終えて外に出ると、なんといい天気!しかも涼しくて、心地よい風が吹いていました。まるで外国にいるかのような気分です。夏には「不快指数」という言葉がありますが、今日のような日は「快適指数100」ですね。こんなに爽やかで気持ちの良い日は、年に一度あるかないかかもしれません。

    さて、昨日のセミナーでは、アロマの学校を運営されている早川さんが登壇し、認知症予防や朝の気分を上げる方法について、実際の精油を使って紹介してくれました。
    また、当院のすぐ近くにある整体治療院CHOICEの小村さんからは、姿勢を正すことが呼吸の改善につながること、スマホやパソコン作業で首が前に傾くと、頭の重心が背骨から外れてしまい、それが肩こりなどさまざまな不調の原因になるというお話をしていただきました。

    主催者の立場で言うのもなんですが、非常に有意義な会だったと思います。
    参加してくださった皆さま、そして運営を手伝ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

  • アンチエイジングの取り組み方

    土曜日は各地で小学校の運動会が予定されていたようですが、あいにくの雨で中止になったところも多かったようです。私たちが予定していた予防医療セミナーは、おかげさまで無事に終了しました。その件につきましては、また後日あらためて書きたいと思います。足元の悪い中ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

    私はというと、土曜の昼間は通常通りの診療、午後は夕方まで医師会ヘルスケアセンターでの学校心臓健診でした。それが終わるやいなや、急いでセミナー会場に駆けつけるという、まさに時間との闘いの一日でした。明日の日曜日も、地域医療センターで出動協力医として内科の急患対応に当たる予定です。というわけで、この週末はまったく休む暇もありません。

    今回のセミナーでは、「アンチエイジングの取り組み方」をテーマにお話ししました。いつまでも若々しく元気で過ごすためには、当然ながら老化現象を少しでも食い止めることが大切です。そのためのキーワードが、「酸化」と「糖化」の防止です。

    体にはもともと酸化を防ぐ仕組みが備わっていますが、加齢とともにその力は衰えていきます。だからこそ老化が進むのです。植物も紫外線などのストレスにさらされることで酸化してしまうため、抗酸化の仕組みを持っています。私たちは、そうした抗酸化力の強い植物から抗酸化物質をいただくのが理にかなっています。

    たとえば、紫芋・紫大根・ブルーベリーなどに含まれる紫の色素、イクラやサーモンに含まれるオレンジ色の色素、さらに緑茶・ローズマリー・オリーブのような緑の色素などが代表的です。成分としては、アントシアニン、カテキン、アスタキサンチンなどが知られており、いずれも健康に良いとされています。

    日々こうした食材を取り入れた食事を心がけることはもちろん大切ですが、いつでも手に入るとは限りませんし、効果を実感するにはかなりの量を摂る必要があるのが実情です。そう考えると、サプリメントをうまく活用するのも有効な手段だと思います。実際、私自身もビタミン類をはじめ、いくつかの抗酸化物質のサプリメントを継続的に取り入れています。

    美肌は、女性にとって永遠の憧れではないでしょうか。しかし、化粧品などで外側からいろいろ塗っても、その効果には限界があります。そういうときは、内側からしっかりと抗酸化・抗糖化に取り組むことで、肌の若返りが期待できます。

    漢方では、症状への対処を「標治」、原因から治すことを「本治」と呼びます。化粧は標治、アンチエイジングのサプリメントは本治にあたるといえるでしょう。

  • いよいよ本日予防医療セミナー開催

    予防医療セミナーはいよいよ本日(土曜18時から)となりました。
    私がこのブログを書いている現在は、まだ雨は降っていませんが、今後かなり激しい雨になるとの予報が出ています。日中降って、夕方には上がってくれると助かるのですが、どうなりますことやら…。
    参加予定の方で、道中の天候が悪く危険が予想される場合には、どうぞ無理しないでください。日を改めて第2弾の開催も検討していますので、安全を第一にお願いします。

    さて、私のブログはすでに3,000ページを超えており、この中から過去に書いた記事を探し出すのは至難の業です。自分でも「いつ何を書いたのか」すっかり忘れていることが多く、Googleで検索しても、うまくヒットせずにあきらめていました。

    ところが今日、ふと思いついてChatGPTに「サイト内検索の方法」を教えてもらったところ、Googleの検索ボックスに以下のように入力すればよいとわかりました:

    site:murakaminaika096.com ビタミン

    このように、「site:」のあとにドメイン名を入力し、その後に半角スペースを入れて検索したいキーワードを入力することで、自分のブログ内だけを対象にした検索が可能になります。
    実際にやってみたところ、これは本当にすごいです! 例えば「サウナ」と入れると、なんと46件もヒットしました。よくもまあ、そんなに何度も書いたものだと、自分でも驚きました。

    そして、ついでにもう一つパソコンの設定を見直しました。
    ネットで申し込みなどをする際、自分のメールアドレスを2回入力させられる場面がありますが、毎回これが面倒に感じていました。そこで、私の使っている日本語入力システム(Google IME)の辞書機能に、たとえば「むら」と入力すると、自分のメールアドレスが変換候補として出るように単語登録したのです。

    これが非常に便利で、なぜ今までやっていなかったのかと不思議に思うほどです。ぜひ皆さんも試してみてください。

  • スマホの「通知」設定を吟味しよう

    私は、携帯やiPadなどの設定で、一つだけ気にしていることがあります。それは「通知」機能です。

    アプリを新しく入れると、たいてい「通知機能をオンにしますか?」と聞いてきます。うっかり<OK>を押してしまうと、いろんなアプリから通知音が鳴るようになります。特に多いのは、メールの新着お知らせ音。LINEやFacebookのメッセンジャーなども通知音が鳴ります。天気アプリまで、何かと知らせてきます。

    気がつけば、「なんでこんなに自分のスマホはうるさいんだ」と思うかもしれません。
    それは通知設定をオンにしているからです。

    「設定>通知」と開くと、アプリごとに通知機能を細かく設定できます。
    通知バッジ(アプリアイコンに表示される数字)だけのものから、音が鳴ったり、画面に通知が出たり、スマホを開かずともリストが表示されたり。(ドラマではよくこのリスト表示から浮気がバレて修羅場になるシーンを見ますね(笑))
    アプリごとに「本当にこの通知は必要か?」を一つ一つ吟味して設定するのが大切です。

    なぜ、こんなことをわざわざ書いているかというと――
    クリニックの待合で、さまざまなお知らせ音が鳴り続けている患者さんを、よく見かけるからです。
    もしかすると通知設定の存在を知らない方もいるのかもしれません。

    株の先物取引でもしていれば、緊急のお知らせも必要かもしれませんが、普通の生活では、メールやLINEを一刻を争って確認する必要はまずありません。
    「届いたらすぐ知らせてほしい、じゃないと心配」という人は、ややスマホ中毒の傾向があるかもしれません。
    通知をオフにするだけでも、かなり“デジタルデトックス”になりますよ。


    さて、話は変わって――
    最近、文春オンラインに「アレルギー検査はおすすめできない」という記事が出ていました。

    私も日ごろ、患者さんから
    「アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の原因が知りたいので、アレルギー検査はできますか?」
    と聞かれることがあります。

    でも私はいつもこう答えています。
    「アレルギー検査というのはあるけれど、ほとんど当てにならない。『アレルギーあり』と出ても、実際の病態に関係していないこともあるし、その食品を食べてはいけないわけでもない。だから、うちではやっていません」と。

    そんな内容が記事になっていたので、「ああ、自分の考えは間違ってなかった」と確認できて嬉しかったです。
    詳しくは文春オンラインの記事をご覧ください:
    👉 アレルギー検査はおすすめできない

  • 「陰口」ではなく「陰褒め」を

    一日中雨が降り続き、患者さんもまばらな静かな日でした。湿度が高く蒸し暑かったので、エアコンで室内をキリッと冷やして仕事をしました。こんな日は、飲食店も暇だろうと思い、よく行く近所の中華屋さんに夕食を食べに立ち寄ってみました。
    ところが驚いたことに、予想に反してお客さんがとても多く、「入れるかな…」と不安になりましたが、奥のカウンター席だけ空いていたので、そこに座ることにしました。忙しそうな様子だったので、今日は簡単なメニューで…と1品料理を注文しました。

    それでもお客さんが多く、料理が出てくるまでには少し時間がかかりました。
    待っている間、背中越しに後ろの席から大きな声で話すサラリーマンたちの会話が耳に入ってきました。どうやら新人社員の陰口を言っているようです。

    そんなに大声で新人をディスらなくても…と思いましたが、若い世代とオジサン世代では、そもそも考え方が違うことも多く、相容れない部分があるのは仕方ないのかもしれません。
    それにしても、「こんなこと言っていた」「こんな変なことをした」と、4人ほどでワイワイ話している様子は、正直、見苦しく感じました。

    講演家の鴨頭嘉人さんが、社員を育てるときのコツの一つとして「陰口は絶対に言うな。その代わりに “陰褒め” をしよう」と話していたのを思い出しました。
    「陰褒め」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、鴨頭さんの造語で、「人を陰で褒める」という意味です。

    陰で褒めておくと、それを聞いた誰かが「そういえばこの前、部長が君のことを“気が利く新人だ”って褒めていたよ」と本人に伝えてくれることがあります。
    これは、上司が直接褒めるよりも、何倍も嬉しいものです。なるほど、と納得しました。

    逆に言えば、陰口も同じで、それが当人の耳に入ってしまえば、上司から直接注意されるよりも、何倍も傷つくことになるでしょう。

    中華屋さんで感じたことですが、ああして陰口を言っている人たちは、言うことで一時的にスッキリするかもしれませんが、それが解決につながることはありませんし、会社の雰囲気にもマイナスです。

    陰口や愚痴が癖になってしまっている人は、思考の回路がその方向にばかり働いてしまうので、人を褒めるという発想そのものが出てこないのだと思います。
    だからこそ、「人を褒めよう」と思ったときには、頭の“別の回路”を意識的に鍛えて使う必要があるのでしょう。

    でも、褒める力が身についてくれば、周囲も自分自身もどんどんハッピーになります。
    未来を明るくしたいなら、「陰口」ではなく「陰褒め」を。そんな習慣を意識してみてはいかがでしょうか。