むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 頚椎症を指圧で治す

    私自身のことですが、デスクワークが忙しくて一日中パソコン作業をしていると手の甲にしびれたような痛みが出ることがあります。右手だったり左手だったりします。おそらく同じような症状が出る方は結構いると思うのですが、皆さんは脳梗塞ではないかとおもってびっくりして救急外来を受診したりするのではないでしょうか。実は、このしびれたような痛みは首の骨(頚椎)から腕にでている神経が圧迫されたために起こる症状です。頚椎症といいます。

    私は先ほど犬の散歩をしながら手で首の骨を指圧しました。左の手にしびれがあるので、首を左後ろから右前方向にじわっと押して力を加えます。首のどの骨を押すかは解剖学的に考えると理屈で決まるのですが、それを知らなくても押して見るときもちいいところがあるので大体わかります。道を歩きながらものの10分ほど指圧したら、しびれは治りました。簡単です。

    パソコン作業やスマホのし過ぎで首の骨がおかしくなるのをストレートネックと言いますが、首の骨の自然な反り(そり)がなくなってしまうような変形をします。そこで、指圧で骨を矯正すると治るのです。指圧が難しい場合、タオルを首にかけて前方向へじっくり引っ張ると同じ効果がでます。ゆっくり力を込めるのがコツです。わからないときはお気軽にご相談ください。

  • 楽しい事に注目すべし

    ニュースを見ていたらコロナ鬱が増えていると言っていました。アメリカではゴールドジムが倒産したということで、ショックですね。大手で勢いもあり、健康ブームの時流にも乗っていたのに経営が破綻するとは、厳しい世の中です。鬱になるのも当然です。幸い、新コロ患者数はだいぶ減ってきています。日本では亡くなった人の数も世界的には驚異的に少ないので、悲観してばかりいないで、明るい面を見ましょう。

    千原ジュニアさんが言ったことをYouTubeで聞きました。ジュニアさんの周りではどうしてそんなに面白いことばかりたくさん起こるんですか?という質問に対して、面白いことが起こるか起こらないかは確率的には普通の人と変わらない。しかし、日常の出来事の中から面白いことに光を当ててみんなにしゃべるのが自分の仕事だと思っている、と答えたそうです。逆に言えば、いつも悲観的な人は、その人に不幸なことばかりが起こっているのではなく、身の回りの出来事から悪いことばかりに光を当てて(注目して)過ごしているわけです。結局、その人の考え方で人生は明るくもなり、暗くもなるということです。

    新コロに関する新しい話題です。アメリカでホームレスの人を数百人検査したところ、100名以上の陽性者が見つかったそうですが、全員無症状だったそうです。食事や生活環境などからホームレスの人は免疫が低いと考えられていたのですが、無症状ということは、太陽に長時間当たることで体内のビタミンDが増えて感染しても無症状で過ごせるのではないかという考察です。熊本は今日30度を超えて日本一暑かったのですが、この真夏の日差しを浴びれば、新コロは減っていくはずです。そう考えれば、北海道ではまだ患者数が増えているのは納得ですね。

  • やっぱり卵黄レシチンがいいみたいです

    連休中日ですがいかがお過ごしですか?天気もよく本来ならば行楽日和ですが、家で過ごしておられることと思います。私も、ほとんど一日中YouTubeで勉強したりAmazonPrimeビデオで台湾ドラマの続きを見て過ごしました。相変わらずTVは全く見ていません。以前見ていた日曜の番組さえ見なくなりました。

    何度か書いたことがある話題ですが、仕事で頭が疲れると考える力が落ちてしまいますが、レシチンを飲むと最後まで疲れ知らずで働けます。レシチンはiHerbで買えますが、大豆レシチンと卵黄レシチンの2種類があります。また、ほとんど似たような成分のホスファチジルセリンというサプリもあります。値段的には大豆が一番安く、卵黄が真ん中、ホスファチジルセリンは割高です。これらに効果に差があるかどうかがずっと私の中で疑問でした。

    いつも卵黄レシチンで絶好調だったので、やめるのが怖くてずっと飲んでいましたが、最近ボトルが空になったのでホスファチジルセリンや大豆レシチンに変更してみました。その結果、最も効果があるのはやっぱり卵黄レシチンで、次が大豆レシチンだと感じました。コスパを考えると大豆レシチンは悪くないのですが、のどに詰まりそうなくらい大きなカプセルなので、やはりおすすめは卵黄レシチンです。頭の回転が良くなることから、認知症予防になると言われています。

  • 5月病の季節となりました

    在宅ワークでずっと家にいると、つい間食をしてしまって太ったという話を聞きます。糖尿病が悪化したり、血圧が上がったり、中性脂肪などのデータも悪化します。ただでさえ運動不足なので、食べることでストレス発散しないように気をつけましょう。新聞で読んだのですが、この4月からほとんどの職場は全面禁煙になりました。しかし、在宅ワークだと、せっかくやめたタバコをまた吸ってしまうという人が増加しているようです。タバコは新コロの最大のリスクとなりますから、絶対に吸わないようにしましょう。

    いよいよ5月です。今年は新学期も始まらず、就職した新人さんの研修も対面ではなくE-ラーニングでコンプライアンス研修程度になったりで、異例の展開となっています。通常だと、5月の連休明けは5月病の季節です。新入社員や転勤、配置換え、昇格などいろいろなストレスにより4月いっぱいは気合で乗り切った人もGWで力が抜けて連休が明けた頃には朝起きられない、頭痛、腹痛で仕事に行けないなどの症状がでてきます。この仕事は自分に向いていない、だけど入って1ヶ月で辞めたいなんて言えない、自分は弱い人間だ、とどんどん思考はネガティブのスパイラルに落ち込んでいきます。

    相談できれば解決するのですが、相談できる人がいないとか、相談したら逆に怒られたとか、自信を失う環境が揃っていると大変です。私は、毎年5月にはそういったみなさんの悩みを聞いて、一緒に解決の方法を考えています。今年は入社式などがなかったり遅れていますから、5月病が6月や7月にずれ込むかもしれません。なんか体調が悪い、鬱になったかな、と思ったら、悩んでいないで早めにご相談いただけたらと思います。

  • 家にこもらず太陽の光を浴びましょう

    随分日が暮れるのが遅くなりました。最近は歩いて帰宅しても家につくときはまだ明るいです。それにしてもこの2−3日は寒いですね。私はせっかくしまったダウンを引っ張り出してきました。皆さん、風邪引かないようにしましょう。クリニックの迎えには公園とグランドがあるのですが、このところいつもにもましてすごい人出です。開業して以来4年ほど経ちますが、これほど多くの人が歩いたり遊んだりしている姿を見たことはないです。患者さんに聞いたら、江津湖もすごい人で、散歩するのがはばかられるほどだとのことです。日本人というのはみんな親戚みたいに近い遺伝子を持っているので、考えることも同じですね。

    そういう私は、どういうわけか、みんながやっていることは警戒して近寄らない性格です。小泉フィーバーで自民党が圧勝したときは自民党を支持しなかったし、逆に民主党が政権をとったときは民主党を支持せず自民党を応援しました。その時々で、大半の人が流されていると、私はその反対に行く性質があるようです。そして今、みんながテレビで洗脳されてコロナが怖い、不安だ、と口々に言いますが、私は全くテレビをみていないので、今日どこでどのくらいの患者が出たとか、何人なくなったとか気にもしません。不安のかけらもなく毎日楽しく過ごしています。患者さんからはよく大変ですね、と言われますが、何も大変だと感じたことはありません。健康で仕事ができることが幸せです。

    しかし、思い返すと大変なことが一つあります。通常、私の心療内科の患者さんたちはあっという間に元気になって調子いいですと言われるのですが、このところ調子悪い人がかなり増えているのです。コロナのことを意識しようがしまいがメンタルに悪影響を与えているようです。まず、テレビは見ないようにと指導します。そして、家にばかりこもっていないで、心地よい日差しを浴びて外で運動しましょう。日光(紫外線)は脳内ホルモンの分泌に重要な役割があり、気分を安定させたり、睡眠リズムを作るのに必須です。それから、太陽の光を浴びると体にビタミンDが増え、免疫が強くなります。