むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 新コロワクチンに疑問

    コロナ後の変化として、都会でも車通勤が増えているそうです。今までは、エコを優先して公共交通機関を利用するのが普通でしたが、今では感染予防、3蜜を避けるために自家用車通勤がトレンドです。駐車場など都会はコストがかかるので、やはりこれからは地方の時代でしょう。昔、私が留学していたときにテキサス大学(田舎)でボストン(都会)から来たお客さんと話していて、テキサス大学の駐車場はいくら?と聞かれたので、30ドルだよ、と答えたら、えーボストンと同じジャン、と言われたのですが、実は後で判明したのはテキサスは月々30ドル、ボストンは一日当たり30ドルでした!びっくりしました。

    そのアメリカの暮らしで思い出すのは、みんなほとんど病院にかからないこと。ちょっとどうかあってもほとんど病院の予約も取れません。そんな中、昨今のニュースを見るとアメリカの一日のコロナ感染者数が4万人に達しようとしていると話題になっていました。陽性者が日に4万人ということは毎日10万検体くらい検査しているということ。にわかには信じられません。絶対数字をごまかしていると思います。もしかしたら、発熱とか、咳をしている人を検査なしで陽性とカウントしているのではないかと疑います。

    結局、コロナ騒ぎは新しいビジネスです。ワクチンは有効性も確認される前から増産を始めて供給体制をどんどん進めています。医学的に考えて絶対におかしい。急を要するから、という言い訳ですが、インフルエンザのワクチンでさえほとんど感染予防効果がないのに、泥縄で作った新コロワクチンの有効性も確認する前から増産するのは恐怖感を利用した怪しい商売以外の何者でもないと思います。その恐怖を煽(あお)るためには、真偽はともかくべらぼうな感染者数が効果的だと思うのです。あくまで私見ですけど・・。

    昨日と少し違うアングルの写真

  • 韓国ドラマ「医心伝心」に夢中

    クリニックには新しい電子カルテ端末が入りました。開業当時は受付、診察室1、2の合計3台でスタートしましたが、今回買ったもので6台目となります。スタッフも増え、患者さんも増え、仕事量が増しています。その分、端末が必要となります。私はパソコン好きですが、あまりスペックについて細々したことにはこだわりません。どんなCPUが入っているのか、メモリーがいくつか、ハードディスク容量がいくつかなど、全く知りません。電子カルテ会社の推奨する通りになっています。それでも、開業当初入れたパソコンに比べれば、見かけは同じでも液晶のクオリティーも良くなっているようだし、きっと処理速度なども進化していることと思います。

    当院の電子カルテはマックを使っています。日本中ほとんどの電子カルテはウインドウズなので、マックは珍しいと思います。マックも業務用として立派に使えています。むしろ、スマートな外観、綺麗な画面、iPadやiPhoneとの連携の良さ、など素晴らしいことばかりです。パソコンがいいと疲れも少ないです。ストレスが少ないからです。

    ところで、最近私がNETFLIXでみているドラマは韓国もの3つ、台湾もの2つ、アメリカもの1つです。全部で6つのドラマを同時進行で見ています。忙しいことこの上なし。一押しは韓国の「医心伝心」というもの。最初が医となっているように医療ドラマですが、400年前の朝鮮時代のカリスマ韓医(針と漢方)が現代にタイムスリップする話。私のためにあるような面白い話です。なかでも、病人にうつハリの配穴(どのツボに針をうつか)が興味深い。驚いたことにほとんど私の配穴と同じなのです!

    久木野 道の駅にあるそば道場

  • アベノマスクはこう使おう!

    ついに給付金の 10万円が入金されていました(祝!)。とはいえ、入金されるずっと前から、あちこちの飲食店で使いまくっているので、やっと補填された感じです。しかし、気分がいいので、まだまだ応援のために飲食店巡りをしたいと思います。もう一つ、国からもらったのが、通称アベノマスクですね。うちは、ものすごく早い時期に一度届いて、その後3蜜を避けましょうというメッセージカード入りでもう一度届きました。使ってみたのですが、生地は厚手でいいと思います。ただ、サイズが小さくて、洗うと両端がシワシワになってカッコ悪い。先日、中学校の内科検診に行ったのですが、中学生でもアベノマスクをしている人は一人もいませんでした。うーん、使えないなー、と思っていましたが、いいことを思いつきました。

    今日、朝6時から経営者モーニングセミナーでした。自宅を朝5時45分に出て会場へ向かったのですが、着く直前に気がつきました。あ〜マスク持っていない!困りました。マスクなしには会場に入れません。仕方ないので家にマスクを取りに帰りました。結局5分ほど遅刻しましたが、講演には間に合いました。そこで、アベノマスクの使い道です。車の中に1枚、バッグに1枚とあちこちに入れておきましょう。使わなくていいのです。買い物に行ったりしたとき、うっかりマスクを持っていないとどうにもなりません。外国に行くのにパスポートを忘れたのと同じです。それなしで出歩いてはいけないのです。

    この際、マスクのかっこよさとか、機能性とかそういうのはどうでもいいのです。マスクをしてさえいれば免罪符です。マスクを持ってさえいればどこでも行けるので、コロナ時代の必需品。アベノマスクの使い方が決まって、自分なりに大満足です!

  • 白内障の原因と予防

    うちの犬は9歳半くらいなのですが、眼をよく見ると白内障が始まっています。もう歳なんだなーと思います。しかし、白内障は単なる加齢現象ではありません。水晶体という目のレンズの部分が紫外線などの影響で濁ってくる病気です。放射線を目に浴びたり、眼をケガした場合も白内障になりますが、多くは酸化だと思います。そこで、うちのゴンのことを考えると、散歩は私が仕事から帰って夜にしか外に出ませんから、ほとんど紫外線を浴びることはありません。昼間も室内犬なので直射日光は当たりません。では、どうして9年ぐらいで白内障が出てくるのでしょうか?

    犬は人より歳を取るスピードが早く、1年が人の6年分くらいとか言いますから、9歳の犬なら54歳です。私より年寄りです。でも、不思議です。眼のタンパク質の歳は6倍することなく、紛れもなく9歳なのです。ということは人なら小学生です。ふつう白内障などあり得ません。では、何が眼の老化を促進しているのか?考えたら、やはり食事だと思います。

    ドッグフードは高脂質食です。犬は肉食動物なので高蛋白食であって欲しいのですが、ドッグフードは小麦やトウモロコシに鳥などの食肉にならなかった部分(とさかなど)と大量の油を混ぜて作ってあります。体にいいわけありません。油は酸化するので食べさせるときにはかなり劣化していると思われます。結局こういう食事ばかりとっていたらあっという間に老化するということです。抗酸化物質としては、ビタミンC(野菜、果物), ビタミンE(アーモンド、アボカド), 尿酸、コエンザイムQ 10、βカロチン(にんじん、カボチャ)、カテキン(緑茶)、アスタキサンチン(サーモンや蟹)などがあります。こういう物質(サプリだけでなく新鮮な食材)をしっかり取らないと老化するということだと思います。

  • 堂々巡りの話を根気強く聞くコツ

    老人ホームへ往診(訪問診療)に行くと、2週間分のつもる話が待っています。2週間ごとに訪問するからなのですが、日頃ホームで感じた疑問は、誰に聞くでもなく悶々とうちに秘めていて、私が訪室したらここぞとばかりに質問の嵐です。お年寄りは同じ話を何度もされるので、本当は、それはさっき言ったように・・と答えたいのですが、根気強く何度も同じ質問に答えます。いつこの堂々巡りは終わるのだろうと思いながら、患者さんが満足するまで話を聞きます。同じことを4回か5回くらい聞いたら、だいたいわかったような顔をして満足されます。耳が遠いのもあると思いますが、一度だけ答えて、後の話の腰を折るようにすると、患者さんはきちんと答えてもらえなかったと思います。同じことを5回くらい聞き直し、こちらもその質問に5回答えてはじめて、わかりました。ありがとう、と言われるのです。

    私は仕事ですから根気強く話を聞きます。ほとんど修行と思って同じ話をなんども聞いています。しかし、家庭ではさぞ大変だろうと思います。その話はさっき答えたでしょう、といって、家族が腹を立てると関係性は悪くなります。忙しい、時間がない、お年寄りの質問が非科学的だ、と、聴く側の言い訳も山ほどあると思います。

    最終的に大事なのは心の余裕、時間の余裕、そして相手に対する尊敬と愛情だろうと思います。私の場合、高齢患者さんに限らずよくわからない話を延々される患者さんが来院されますが、根気強く話を聞いているつもりです。そのコツは、話の内容だけではなく、相手がその話をしたいと思った背景や動機、心理状態などに注目しながら話を聞いているところです。