むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 自粛生活は人に支配される癖(習慣)がつく

    夜に犬の散歩をしていたら、近所の中学校のグランドには何ヶ月ぶりかナイターが灯っていました。街並みは明るく照らされ、子どもたちのサッカーをする声が響いていました。久々の光景です。やっと街に元気が出てきました。クリニックもコロナ前に匹敵する患者さんに来院いただきました。やはり、人はみんな集まってワイワイやったほうがゲンキになります。人との交流でお互い元気になります。家にこもったり人との距離をとって生活しながら元気を保つのはよほど自家発電システム(自分で自分を元気にする力)を強化していない限り厳しいでしょう。

    これからの時代、人との接触が減るのは確実と思います。そんな中で、どんどん実力を伸ばして人を支配する人と、ロボットのように社会の一つのコマとして支配される人とに分かれるとおもいます。その差は大きく、もし支配される側に属したら滅多なことでは支配する側にはならないでしょう。では、どのようにしたら支配する側に立てるのでしょうか。

    それは、人と接することです!当然です。人に会えば、自分の知らないことを教えてもらえるし、自分より詳しい人を紹介してくれるかもしれません。新コロ陰謀説を唱える人も多いのですが、みんなが家にこもって人との交流を途絶するとTV情報などに洗脳されやすくなります。そのような人たちは人の指示に従う習慣がついてしまいます。怖がっているうちに人に支配される習慣がついてしまいます。自分で動いて、人にも会って交流することでそれは避けられると思います。

  • 海外ドラマで幸せな週末

    週末、いかがお過ごしでしたか。快晴で暑かったですね。梅雨入りまえの最後の晴れた週末だったので、私は3回ほど洗濯をしました。それ以外はずっと「愛の不時着」を見て過ごしました。北朝鮮がドラマの舞台なので、一日中見ていると自分も北朝鮮にいった気分です。犬の散歩をしても、どこかから監視されていているような不安感が体に染み付いてしまいますが、ふと、あー日本に生まれてよかったーとしみじみ感じます。基本、このドラマは恋愛物なのでドラマの至るところに胸キュンポイントが散りばめられています。女性ウケするドラマだと思います。

    この前まで台湾ドラマばかりみていたので、韓国ドラマはとても雰囲気が違って違和感が大きいのですが、世間が大騒ぎするだけあってさすがに見応えあります。平日は見る暇がないので週末にまとめて見ます。忙しいです。台湾は沖縄より南にあり、温かい。それに対し、韓国は寒い。これだけでも国民性は随分変わってきます。

    コロナさえなければ、韓国や台湾に行ってみたいところですが、今年いっぱいはまず無理でしょう。残念です。仕方ないので、韓国料理屋さんにでも行って気分だけでも行ったつもりになります。

  • 心臓検診がスタート

    韓国ドラマ「愛の不時着」第4話まで見ました。どんどんその世界に引き込まれていきます。キャストそれぞれにとても味があって魅力的です。台湾ドラマとはまた違った見ごたえあるドラマです。Netflixで見られます。ほんとにおすすめです。先日も書きましたが、下通りに韓国料理屋さんを見つけました。あまりに美味しかったので、また行ってきました。今回はチーズプルコギを食べました。それから、ナムルというお通しのようなものがあります。もやしや人参、ほうれん草などをさっと湯通しして、唐辛子やごま油で和えたもの。大好きです。最近は自宅でもしょっちゅうナムルを作って食べます。もやしやきゅうりなどやすくて美味しいですよ。

    今週から学校が始まりました。それに伴い、学校検診も急ピッチで始まっています。私は東町中学校の校医をしていますが、循環器内科が専門なので医師会の依頼で心臓検診班に属しています。週末、4つの小中学校から400枚を超える心電図の判読依頼が来ました。毎年、県内ほとんどの小中学校の心電図をチェックしており、400枚くらいは数時間で見終わりました。私が引っ掛けた心電図は、専門医の判定会にて2回めのチェックを受けて、これはという人は学校を通してヘルスケアセンター(地域医療センター横)に集められます。

    そして、この土曜の午後はそのようにピックアップされた学生さんたちの2次検診でした。例年は集められた学生さんとその保護者でごった返すのですが、今年は三密を防ぐため時間指定で来院していただいたとのこと。待合はさほど混まずにスムーズに終えることができました。

  • リストラされないための心得

    最近は、景気の悪い会社が多いせいか会社から不当なパワハラを受けて来院される患者さんがおられます。会社としては、人件費削減のためにリストラしたいのだと思いますが、リストラするには退職金の上乗せや転職先の斡旋などお金がかかります。そこで、お金をかけずに社員に自主的にやめてもらう手段として、パワハラするのです。ブラックですね。そんな会社さっさとやめてしまえ、と思うのですが、折りしもコロナ禍で転職先を探すのも一苦労です。

    それでは、職場で肩を叩かれないようにするにはどうしたらいいか。YouTubeをみていたら、とても大事なことを述べている番組を見たので紹介したいと思います。伊木ヒロシさんのチャンネルです。みなさんは、仕事をするときにどのような心意気で働いていますか?どうせ同じ給料なら、ちょっとでも楽しようと思っているなら、あなたはリストラ対象です。

    もし、一日8時間、月に20日勤務して月160時間働いたとします。給料が20万円なら20万わる160=時給1250円となります。したがって、あなたの仕事が1時間に1250円以上の収益を会社に与えるなら会社にとって有益な人となるわけです。これは、売上ではなく利益の額です。例えば1個500円のものを1時間で10個売ったとして売上は5000円ですが、利益が20%だとしたら利益1000円です。あなたの時給が1250円だったらこれはアウト!自分では結構頑張っていると思っているかもしれませんが、もっと頑張らないと会社に赤字を与えているのでリストラの対象となります。

  • フェイスシールドは素人には必要ない

    最近、朝から勉強しようと思って家を5時50分にでています。天気が良ければ、通勤中歩きながらYouTubeでいろんな講演を聞いて勉強です。クリニックに着いたら窓を開けて換気をしたり、クリニック前の歩道の落ち葉を掃除したりしますが、それでだいたい朝の6時半になります。クリニックの前の公園でラジオ体操が始まる頃私は診察室に戻ってZOOMのWEB講演に参加します。すでにスタッフが揃う頃にはひと仕事終わった感じです。ただ、今日の講演はあまりにひどかったので途中でZOOMから退席しました。

    というのは、司会者も演者もフェイスシールドをつけているのです。しかもおかしいことに、マスクはつけていない。完全に医学の常識から外れています。まずは、マスクが基本です。フェイスシールドなんて素人には必要ありません。あれは、コロナ感染の疑いが濃厚な患者さんを目の前にして、喉や鼻に綿棒を突っ込まないといけないような状況にある医者や検査技師がつけるものです。なぜなら、その時患者さんはマスクを外すからです。通常、相手と自分の両方がマスクをしていれば、そのマスクが手作りの薄い布製であっても問題ありません。

    コンビニやスーパーも最近はビニールカーテン越しになっていますが、ほとんど意味はないと思います。お互いがマスクをしていれば感染することはほとんどありえません。ただ、客がマスクをせずにレジ前でゴホゴホと咳をしたりくしゃみをすることもありえるのでああいった仕切りが役立つ場合もあるのです。しかし、ビニールカーテンのせいで、レジの店員さんとお客さんの心の距離がずいぶん遠くなりました。愛想笑いの一つもなく、淡々とレジを打ち、お釣りは手渡さずにトレイに置く、なんて、20年前の中国旅行を思い出します。どうしてもビニールカーテンが避けられないのなら、それを超えて伝わるだけの真心こもった接客(笑顔や挨拶)の努力がなければいけないと思います。