むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 頼まれごとを抱え込まないように

    日曜は休日当番医でしたがほとんど患者さんもなくのんびり過ごしました。スタッフにはほとんど仕事もないのに出勤してもらって申し訳なかったです。いつもなら、領収書の整理とか雑用があるのですが、ちょうどそういった雑用も済んでしまっていて、本当に暇な一日でした。医療事務の方はレセプトの提出期限前ということで、レセチェックをしてもらったようで、ありがとうございます。のんびりしたとはいえ、明日から更に1週間仕事です。私にしてみれば12連勤となります。バテないように体力を温存しながら頑張りたいと思います。

    わたしたちの生活を見直すと、自分で自分の行動を〇〇しないといけないと思いこんでがんじがらめに縛り付けていることがよくあります。例えば自炊。これは、疲れたときは外食すればいいだけのこと。掃除や洗濯も毎日しないといけないというのは自分でかってに決めたルールであって、一日おきでもたいして困りません。日常のルーチンをどこまで簡素化して自分の時間を確保するかが鍵だと思います。

    職場でも真面目な人ほど自分の仕事ばかりでなく、頼まれごとなどでいつも手一杯になって身動きが取れなくなる人がいます。真面目すぎて融通が効かない。本人はどうしても妥協できず、きっちりしないと気がすまないのです。もし頼まれてばかりで体調を壊しそうなら、まずは、断る勇気をもつこと。「すいません、今日は時間がないので無理です。また今度お手伝いできるときにはさせていただきます」といえるようにしたいものです。まずは、些細なこと(本当はたいしたことでないから断らなくてもいいくらいのこと)から断る練習をしましょう。断ったら、相手を傷つけるのではないかとか、誰かに迷惑を掛けるのではないかと考えるのはやめましょう。よく人に物事を頼む人は、もしあなたに断られたら他の人を探すまでです。