むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 多職種連携の会は役に立つけど

    勤労感謝の日でお休みでした。ちょうど同じタイミングでアメリカはサンクスギビング・デー(感謝祭)だったので、同じような祝日でしたね。勤労感謝なので、日頃働いている皆さんをねぎらう日だと思いますが、当院は昨日から太陽光パネルの工事で、今日は一日がかりでパワーユニットや蓄電池の取り付けなど、室内(屋根裏)での作業でした。電気屋さんなのに天井や壁板をきれいに剥がして作業をし、終わったら全くわからないように元通りに張り直して行かれました。最新の蓄電池はAI機能が搭載されているそうです。AIが何を制御するかと言うと、翌日の天気予報とか電気の使用実績を分析して、太陽光から発電した電気をその日に使うか一旦蓄電して翌日使うか考えてくれるそうです。翌日快晴で発電量があまりそうだと判断すると、前日には蓄電池を放電して自家消費にまわして翌日たっぷり充電できるように準備するとのこと。賢いですねー。

    昨日は生活保護を却下されて困ったケースを紹介しました。何名かの読者さんにいろんなアイディアやアドバイスを頂きました。こういうケースは他人事でないので、皆さんで知識をシェアして困った人がいたら誰に聞いたらいいか教えてあげられるようにしておきたいものです。実際、コロナ前は多職種連携の会が頻繁に開催されており、地域の公民館などに介護事業所、地域包括支援センター、訪問看護、訪問リハ、ケアマネ、弁護士、医師、歯科医、銀行やスーパーの職員さんたちなど多職種を巻き込みながら顔の見える連携の会をしていました。それがコロナが始まり、中断してしまい、未だに再開されないのは残念です。

    コロナ前はこういう連携の会でケーススタディーなど勉強会をしたあと、街のパーティー会場を貸し切ってみんなでワイワイ飲みながら名刺交換をしたりして仲良くなっていました。当院にもその頃親しくなった事業所の人たちからの紹介がいまだに来ています。やはり、オンライン会議と違ってみんなでビールでも飲みながらざっくばらんに話すことで仲良くなり、いざというときいろんなことを聞いたり頼んだりしやすくなります。そんなコロナ前が古き良き時代みたいに言われてしまうと、なんだか寂しい気がします。

    花博2023 辛島公園