むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ChromeBook大好き

    パソコン好きの私は仕事ではiMacを使っており、職場でiPadとiPhoneも必須です。しかし、全部アップル製ばかりではありません。毎日WEB講演会をいくつも同時進行でみているので、WEB(ZoomやTeams)が使えれば十分という私の必要十分条件を満たすパソコンはChromeBookです。クロムブックはアンドロイドのパソコン版みたいなもので、マックでもWindowsでもないGoogleのプラットフォームを使ったパソコンです。動作が軽くて快適です。メールも検索も表計算なども全部Googleで完結するのでシステムがシンプルで使いやすいのです。しかもパソコンの値段がべらぼうに安いので、家電屋さんのチラシなどにも滅多に載りません。たいていは中国製(Lenovoなど)や台湾製(AsusやAcerなど)です。

    先日、神水交差点(東バイパスと県庁通り角)の中古パソコン屋さんにふらっと立ち寄ったら、なんと新品のLenovoのChromeBookが定価4万5千円のところ1万9千円で売ってありました。展示品の画質はiPadと遜色ありません。こんな立派なパソコンがこんな値段で、と驚きました。Lenovoは今は中国の会社ですがもとIBMです。品質の良さは折り紙付きです。しばし悩んだ末に、この値段でちゃんと動けば儲けもの、WEB講演会にもう一つ参加できるぞ、と思い、イチかバチかで買ってきました。SSDのパソコンで内部を冷やすファンもないので動作音は無音で速い!自宅のWIFIにつなぐ設定を済ませ、自分のGoogle IDを入力してしばらく待つと、私の持っている他のクロムブックと同期してアプリも同じものがすべてインストールされました。メールのIDやパスワードもあっという間に設定が完了し、さっそくWEB講演会に入ってみたら、ちゃんと講演も聞けました。なんと19000円のパソコンは優れものでした。>>これを読んでいる方にお知らせです。私が買ったのが最後の1個でした。あしからず。

    そういう今日は麻生飯塚病院の漢方臨床講座(WEB)だったので参加しました。テーマは整形外科領域、痛みの漢方治療でした。大変勉強になりました。この勉強会は毎回後半に症例クイズがあります。実際に飯塚病院で経験した症例を提示され、漢方的にどう考えるか、何を処方するかのクイズです。勉強している人にとっては小テストみたいなものです。昔はこういうクイズに参加してもなかなか答えが合わなかったのですが、今となっては漢方一筋30年ですから、ほとんど毎回正解です。ただ、漢方は不思議なもので、正解でない処方を使っても効くことがあります。処方する漢方医がその処方にいかに魂を込めたかが効果を左右する気がします。私はいつもパソコンのキーをうちながらこの処方で治すぞー!と魂を込めているつもりです。