むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 遺伝子の理解は格段に進んだようです

    日曜は忙しい一日でした。朝からクリニックのワックスがけだったため、普通どおりに弁当持参で出勤しました。院内清掃が終わるまで部屋で待機です。学校心臓検診で判読を頼まれていた350枚の心電図に目を通し、異常がある人のリストを作りました。私が引っ掛けた心電図はもうひとりの専門医がダブルチェックをして、呼び出しをするかどうか決定されます。2次検診に呼ばれた場合、精密検査が予定されます。心電図の判読の次はレセプトです。月初めは毎月前月の診療報酬の事務作業があります。一枚一枚チェックして、使った薬、検査項目、保険病名などに間違いがないか確認します。1500枚を超えているため、目も頭も疲れ切ります。

    気晴らしにスクワットをしたり音楽を聞いたり、iPadで映画を見たりしながらなんとか1000枚まではチェックが終わりました。あとは明日にかけて仕上げます。これから1ヶ月は私が校医をしている中学校の内科検診があります。全学年の生徒の聴診をしたり背骨の曲がり(側弯)のチェックをします。

    夕方NHKで遺伝子の番組をやっていました。たまたまつけたのですが、わたしたちが学生の頃習った遺伝子の知識からは想像できないほど進歩しています。見入ってしまいました。なんと、遺伝子情報は努力で変えられるかもしれないとのことです。メタボのお父さんたちがこれから子供を作る前に週週間ダイエットに励んで、メタボの遺伝子を生まれてくる子供に遺伝しないようん頑張っているところを見ました。そんな事ができるなんて、これまでの遺伝子の常識を超えていますが、努力が遺伝子レベルでが報われるなんて、夢のようです。