むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • ビタミンDのすすめ

    週末、いかが過ごされましたか?あまり外出もできないので、室内で退屈していた人も多いことでしょう。私は庭の草取りや家の掃除に精を出しましたが、あとの時間はずっと台湾ドラマを見ました。33話まで見ましたが、残りあと数話です。ついにクライマックスですが、今日はみすぎたので、いいところは来週にとっておきます。先週も書きましたが、これだけ長時間みると、中国語がどんどん聞き取れるようになってきます。不思議ですね。コロナの騒ぎが落ち着いたらぜひ台湾に遊びにいきたいものです。きっと3年以上先になるとは思いますが・・・。

    以前ブログに書きましたが、免疫をあげて感染防御するのにいちばん大切なのはビタミンDです。当院のスタッフには全員にビタミンDサプリを配っています。ビタミンDは脂溶性で体から抜けるスピードは遅いので、一日おきでもいいので飲んでおくといいです。おすすめは1日3000単位から5000単位くらいです。今日、最新のデータをネットで見つけました。ビタミンDの血中濃度が高い人はCOVID-19にかかっても軽症だそうです。逆に、集中治療室に入るような重症の人は血中濃度がかなり低いとのこと。ビタミンDは紫外線(太陽)に当たると体内で合成されますが、アメリカやスペインみたいな雨の少ない(=日照時間が長い)ところでも感染が拡大していることを考えると、太陽に当たるだけでは足りないみたいです。サプリをおすすめします。

    国民全員に10万円が支給されるとの報道ですが、ほしいと手を挙げなければもらえないようです。私はクリニックの経営者でもあり、本来なら10万円を手を上げて貰う立場ではないかもしれません。しかし、手を上げるつもりです。そして、もらったお金は全部飲食に使います。今日は中国人観光客がいなくなって困っていると噂されている勝烈亭でテイクアウトのロースカツ弁当を買いました。10万円あれば、100個買えます!

  • 時代の変化に乗れない人は生き残れない

    私は日頃ほとんど外食せず家で食べます。昼も弁当を持参します。おかげで自分の肝機能や脂質、糖の値は食事の内容をコントロールするだけでどうにでも調節できます。分子栄養学で糖質制限、高タンパク食を勧めていますが、自分でもこのところずっとその食事方法です。先日、採血してみたら、コレステロールが結構高かった!考えれば、当たり前です。相当肉や卵を食べているからです。ちょっと反省して、すこし植物性蛋白質(大豆など)と魚を増やして肉を減らそうと思います。

    ところで、コロナ禍で飲食店は経営難に陥っています。馴染みの店も心配なので、土日はできるだけそういった店に行ってあげようと思っています。このところ、店も努力してテイクアウトのサービスを展開しています。今までに食べたことなかったようなメニューもでています。ネットでみたのですが、銀座通りのビアホールのオーデンでは、クラフトビールを量り売りで持ち帰れるようになったそうです。嬉しい話です。

    私の子供の通う大学では遠隔授業が始まりました。今、緊急事態宣言のなかで外出自粛はGWまでと思っていますが、そうかんたんに解除されるはずもなく、解除されたとしてもまたクラスターの発生で外出制限が起こりえます。したがって、オンラインのシステムは一日も早く構築するべきだし、小売店は通販やテイクアウトに軸足を移すときだと思います。

  • あっという間に世の中が変わった

    この数年、働き方改革としきりに言っていましたが、思いも寄らない形で強力な働き方改革が実現されてしまいましたね。忙しすぎる、うちの会社はブラックだと言っていた職場も、客がぜんぜん来なくてすることがなくなってしまったり、自宅待機になっていることと思います。一方、このところものすごく忙しい職場もあるようです。救急病院もそうですが、公務員、保健所関連、学校の先生など。特に先生は休校だから暇だと思ったら、いつも以上に大変だそうです。所によっては、オンライン授業の準備に追われているところもあります。

    飲食や旅行関連は閑古鳥で大変みたいですが、オンライン会議やテレワークサポートの会社、宅急便などはいつもにまして忙しいみたいです。ZOOMというオンライン会議用のプラットフォームが大はやりですが、セキュリティーに問題があるようなので、大事な会議をする際には注意が必要です。普通の人がオンライン飲み会などをするのには問題ないでしょう。これからの時代、3密を避けると夜の街に飲みに出ることも減るので、飲み屋のお姉さんたちもオンライン化するそうです。そう、ZOOMなどを使ってパソコンの画面に馴染みのママさんがでてきてリアルタイムに話相手になってくれるわけです。もちろん課金制です。

    昨日知ったのですが、アイドルのサイン会はすでにオンライン化が始まっています。ネット経由でサイン会に参加して、アイドルにメッセージを送ると、「〇〇さんありがとう、これからも応援してね」とリアルタイムにアイドルから生配信の動画で返事をもらえて、サイン本などが郵送されてくるそうです。わずか1ヶ月ほどで世の中がここまで変化したのは驚きです。

    私たちクリニックも生き残りをかけて変化します。当院の場合、3密を避ける=訪問診療(往診)の割合を増やすことです。今、契約している患者さんは80名ほどですが、100名はいきたいと思います。場合によっては通常の外来診療時間を今より減らしてでも訪問診療に当てたいと思います。

  • 新しい世の中の幕開けはもう始まっている

    週末、外出自粛でおとなしく過ごしましたか?私はこの週末も、台湾ドラマをたくさん見て満足な週末でした。台湾ドラマは長いので家で過ごすにはもってこいです。30話以上あります。長時間見ていると、だんだん単語が聞き取れるようになります。不思議です。

    今回のコロナ騒ぎは単なる感染症の問題ではありません。これまで何度も書きましたが、これを機に社会が大きく変わります。経済も今後誰も経験したことがない不況に陥るでしょうが、そこから社会制度がガラッと新しくなり、とにかく職を失ってもみんながなんとか生きていけるだけの社会保障制度が生まれてくると思います。ベーシックインカムと言われていますが、国民全てに生活保護みたいな感じです。それを行うにはそれを裏付けるだけの税収が必要です。そこで、どんどん働いて稼いでくれるのが人工知能AIロボットです。タイミング的にはAIロボットが稼いでくれたお金でみんなが生活できるのはもう少し先でしょうから、それまでは、貯蓄や赤字国債でつなぐしかないでしょう。

    そこで、「コロナ怖い怖い」といっている暇があったら、これからの新しい時代にベーシックインカムで救済されて生きるのか、自分の力で働いて稼いで、税金を収める側になるのかを考えて動き始めないといけません。あっという間にそういう時代に突入します。急速に広がってきたテレワークを見るとわかると思います。やってみれば、家で結構仕事ができるのです。電車もバスも飛行機も使わず、世界のどこにいる人とも一斉に会議して決済してあとはAIロボットに指示どおりに働かせればいいのです。低コストで効率良い仕事ができるようになります。もうそういう世が始まっていることに気づかないといけません。

  • 夫源病の危機からのがれるには

    緊急事態宣言が出て、各地で外出の制限が始まりました。今日は、緊急事態宣言の範囲外の熊本でもかなり在宅ワークが進んでいるようで、道行く車は少なく、おかげで往診は非常にスムーズに廻ることができました。患者さんのお宅にお邪魔すると、ご主人も家にいたりする場面が何度もありました。今ならではの風景です。

    ところで、「夫源病」という言葉があります。夫が家にずっといると息が詰まって奥さんが体調を壊すというものです。多くの場合、夫の定年を機にはじまりますから、熟年夫婦の問題みたいに考えられています。しかし、今回の緊急事態宣言で、家族揃って一日中狭い家で過ごすとなると、定年を迎えた夫婦でなくとも夫源病を起こしてしまうかもしれません。奥さんが夫源病になるのは第1のシナリオです。第2のシナリオは奥さんが体調は壊さなくとも夫のことを愛想つかしてしまうというもの。夫が家事も手伝わず口だけだしてごちゃごちゃ文句ばかり言っていれば、そうなるのも当然です。第3のシナリオは、夫婦珍しく一緒の時間ができて、今まで忙しくてできなかったことを一緒にしたり時間を共有することで、ハッピー家族になるというもの。お宅はどのシナリオでしょうね。

    いい方向(第3のシナリオ)にいきたければ、家の中にいてもきれいにしておくことです。無精髭、頭ボーボーはいけません。奥さんも外出するときみたいにきれいに化粧しましょう。洋服も、一日パジャマみたいなもので過ごすのではなく、日中は何もなくてもおしゃれに過ごしてみてはいかがでしょうか。そうしないと夫婦お互い愛想つかされてしまいますよ。

    市役所前