むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • テイクアウトメニューは真剣勝負でいくべし!

    たくさん休めると思っていたGWも終盤です。私は5、6日は訪問診療で仕事でした。いつもはスタッフさんたちに準備してもらっているのですが、自分で訪問の準備をして、診察に出かけて、戻ってからカルテを整理するとそれだけで4−5時間かかります。いつも、スタッフさんたちに支えられているおかげで今の仕事ができているんだとつくづく実感しました。それにしても、自分は仕事が好きです。仕事があると休みの日よりも充実感があっていきいきとしています。

    休み明けに仕事のペースに体が戻らないときつい思いをしますが、その予防に大切なのは朝起きる時間を平日と変えないことです。私も、いつもどおり5時半には起きています。週末の寝だめは体内時計を狂わせるので、よほど疲れが溜まっている場合を除いてはいつもどおりのほうが体調良く過ごせます。私はこんなに早起きをして何をしたかというと、クリニックの草取りです。今、たんぽぽが種をつけており、これを放置すると来年とんでもないことになります。もう少し早く取りたかったのですが、つい後回しにしていたら、今になってしまいました。ギリギリ種が飛ぶ前に取れたかと思います。

    近所をみてみると、いろんな飲食店がテイクアウトを始めています。今まで入ったことのない店も、テイクアウトなら1000円以下で試すことができるし、大抵はメニューをくれるので、その店の雰囲気がわかります。店の実力をアピールするいい機会です。うまい店はこれが良い宣伝になり、今後ますます流行ることでしょう。一方、大したことないテイクアウトを売っていると、店の評価が下がり、コロナ後に生き残れなくなるのではないかと思います。

  • 駆け込み寺としての役割

    以前、このブログで食料を備蓄しておきましょうと書きました。結局、欧米みたいに厳しいロックダウンにはならなかったので、買い物は比較的自由にできる状態です。しかし、今こそ不要な外出を避けて買い物も最小限にすべき時だと思います。私は、備蓄した缶詰やインスタントラーメンを食べています。ただ、それだけでは寂しいので、近所の飲食店で頑張ってテイクアウトメニューを出しているところから買ってきたりもしています。助け合いの精神です。

    昨日書きましたが、もみほぐし屋さんで肩こりをとってもらったら、ずいぶん軽くなりました。毎月月初めはレセプトのチェックでとても肩がこるのですが、今度から肩こりを心配しないで頑張って仕事ができるようになりました。いつでも肩こりを治してもらえるとわかったからです。

    そういった意味で、私の仕事も駆け込み寺みたいなクリニックです。痛風で歩けなくなった場合もすぐに治すし、職場のストレスで体調をを壊してもなんとかします。もちろん風邪でも胃腸炎でも更年期障害でも可能な限り対応して、患者さんの「困った」を解消するのが私の役割です。

  • GWに断捨離しましょう

    いよいよGW入りですね。天気も最高、暖かくて素晴らしい休日でした。とはいえ、あまり外出できない雰囲気なので、洗濯をして、布団を干して、クリニックの玄関の自動ドアをガラスクリーナーで磨いたり、エアコンフィルターを掃除したりしました。もうそろそろ洋服は衣替えの季節だし、エアコンも暖房から冷房に切り替わります。大掃除の季節です。天気が良くて外出できないのなら掃除しかありませんね。

    掃除と断捨離はぜんぜん違うということをご存知ですか?わかっているようで案外区別していない人が多いと思います。掃除というのは散らかっているものを片付ける。ゴミは捨てる。それだけです。断捨離というのはゴミを捨てるのではなく、整理されたものを出してきて捨てることです。例えばこの冬に一度も着なかった冬物はおそらく来年の冬も着ないでしょうから、まだ新しいとか使えるとか未練があっても思い切って捨てることです。文具でも本でも、いつか使うと思ってとってあるものをとにかく使わないなら一旦捨てることです。必要になったらまた買えばいいと割り切ることが大事です。

    自宅は汚れていてもその人の運気が下がるだけなので、自己責任ですが、会社や職場はきれいに整理整頓しないといけません。例えば、テナントで入っている店だと、熊本でも月々の賃貸料は1坪あたり1−2万はします。もし、オフィスに無造作に私物のダンボールを置いていたらそのスペースだけで毎月1万円の損が出ます。職場は床面積を最大限に活用してお金を生む工夫をしないといけません。断捨離はその基本中の基本です。

  • 暇な休日は肥満の元

    この週末は店もかなり閉まっていて寂しい感じでした。せっかくの休みも行くところもなく家で台湾ドラマの続きを見ました。このまえまでみていたドラマはついに最終回を迎え、次のドラマを見始めました。日曜だけで8話までみました。何という贅沢な時間の使い方でしょう。今度のGWも店などは閉まるようなので、こういう休日の過ごし方になりそうです。しかし、それだけでは、進歩がないので、以前から勉強している分子栄養学講座などもしっかり勉強したいと思います。

    こういうときに備えて食料はたくさん備蓄しているので、今食べなかったら食べることはないと思い、インスタントラーメンや缶詰を食べています。幸い、肉や野菜も生協から届くので、買い物に出る必要はありません。家でずっと過ごすとつい間食をしてしまいますね。仕事をしているとそんな暇ないのでいいですが、家で暇にしているのは肥満の元です。実感します。

    診察中に、最近は外出しないから太った、という患者さんが多いですが、それは間違いです。痩せられるほど運動するには毎日10キロくらい走らないと無理です。1万歩程度歩いても消費したカロリーはご飯1杯でパーです。痩せたければ食べないこと、あたりまえですが、これしかありません。

    城南の新中華にて

  • 暇なら手作りを極めよう

    アメリカではロックダウンで暇を持て余した人たちが家庭でパンを手作りしてイーストが品薄になったとききました。日本もそうなるかと思ったら、やはり日本はそこまでパンの国ではなかったのか、イーストはまだ手に入るみたいです。ただ、品薄の場合、天然酵母をレーズンや野菜くずからとってそれを種に発酵させる本格的な手作りパンの作り方までネットで紹介されています。時間つぶしと実益を兼ねてそんな経験もいいのではないでしょうか。また、子供さんのいる家庭ではパンケーキを作ることが多いみたいで、ホットケーキミックスやはちみつが品薄とききました。ホットケーキは小麦粉に砂糖、塩、ベーキングパウダー、卵などをうまく混ぜ合わせればできます。しかし、ホットケーキミックスで作った美味しいパンケーキはなかなか自家製配合の材料で作るのは難しいですね。私は小学生頃からいつも作っていましたが、ただ食べられるだけで、決して美味しいと言える出来ではありませんでした。

    手作りで思い出したのですが、子供が小学生だった頃、よもぎをとってきてよもぎ餅にするような家庭科実習がありました。よもぎは道路脇にどこにでも生えているのですが、その実習のときは金峰山にハイキングに行ってからつんできました。なぜなら、近所の道路脇のよもぎは排気ガスなどもさることながら、犬のおしっこなどもどれだけかかっているか知る由もないからです。毎日犬の散歩をしたらわかります。

    よもぎの表面には植物性の乳酸菌がついており、うまく発酵させると乳酸菌が抽出できます。それを豆乳や牛乳に混ぜて一晩保温すると植物性乳酸菌のヨーグルトができます。ぬか漬けをするとぬか床に汁が出ますが、これも乳酸菌たっぷりの液体です。ヨーグルトの種になるので、ぜひ使ってみてください。植物性乳酸菌は胃酸に強く腸まで届く性質があるそうですよ。