むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 寒い一日

    寒いです。昼に往診に出かけたら雪が降って来ました。日中で8度でしたが、夜は2度くらいになっています。風邪も流行って来ました。みなさん注意しましょう。体を冷やさないことが第一です。忘年会でも冷たいビールやハイボールなんて飲みすぎると体が冷えます。熱燗や焼酎のお湯割りがいいでしょう。暖かい紅茶やココアなどもいいですね。生姜を入れればさらにいいです。わたしは風邪の予防に霊芝(レイシ:サルノコシカケ)の漢方茶を毎日飲んでいます。おかげで、インフルエンザの患者さんの診察もへっちゃらです。

    昼の往診中にいつも車の中でラジオをつけているとジャパネット高田の通販番組をやっています。今日の商品は布団乾燥機でした。こんな寒い日にはぴったりです。わたしは日曜しか自宅にいないので、布団を干すタイミングなどほとんどありません。今日の通販番組では、寝る10分前に速暖モードで布団はポカポカになると言っていました。そうです。乾燥には時間がかかりますが、寝る前の10分でもいいんです。早速自宅の古い布団乾燥機を探し出して、今日は使ってみることにします。

    犬の散歩もぼちぼち歩いていると寒くて仕方ありません。今日はジョギング散歩です。犬は電柱ごとに立ち止まるのでスピードは出ませんが、その場駆け足でいつもの散歩コースを20分ジョギングしました。温まりました。

  • 気分とは不思議なもの

    気分がいいとか悪いとか言いますが、気分は本当に不思議なものです。さっきまで気分良く仕事していても、ちょっと上司に呼ばれて小言を言われると一気に気分は沈みます。その後5分で復活する人もいれば、翌日まで持ち越す人もいます。5分で復活する人は羨ましいですが、上司からは反省がないと評価されて結果的にはいいことはないかもしれません。何日も沈んでしまうのもどうかと思います。そのように何日も気分が沈んでしまうと、自力では立ち直れなくなる場合が結構あります。そして、そのきっかけとなった上司のこと、同僚のこと、職場のことが苦手になり、近づくだけでドキドキしたり頭痛がしたり、息苦しくなったりします。

    このような気分を治療するためには、薬物療法やカウンセリングがあります。当院ではやっていませんが、認知行動療法といって、苦手な状況を克服する方法もあります。これは、それなりにノウハウと努力が必要です。一方、薬物療法では不安を治療する薬剤の歴史は古く、いろんな治療薬が存在します。

    しかし、気分が沈んだり、ドキドキしたりするのを安定剤だけに頼ってはいけません。安定剤は不思議なもので、飲めば気分がすっと落ち着くので治ったような気がしますが、数時間で効果が切れるとまた不安が増してきます。薬がやめられなくなるのです。最初は仕方ありませんが、長期的にはできるだけ安定剤に頼らない治療をするよう当院では心がけています。

  • ビタミンEは確かに効いています

    昨日のブログでビタミンCとEを飲んだら手足の冷えが取れたという話を書きました。あんまりよく効いたので、自分でもびっくりしたのですが、再現性を確かめるため、また手足が冷えてくるのを待ちました。ちょうど今日はクリニックのワックスがけの業者が来ていたので、清掃中のクリニック内は大型の扇風機がガンガン周り換気されており、冷え冷えとしていました。その中に一日中いたら体がかなり冷えたので、ここぞとビタミンをとってみることにしました。

    昨日はビタミンCを1000mgとEを400IU同時にとったところ著効しました。そこで今日はビタミンEだけを飲んでみました。すると、昨日ほどではないけど、次第に手足が温まって来ました。何時間か経つと、結構いい感じになりました。結局、ビタミンEは確かに冷えに効果がありましたが、Cを一緒にとった方が効果が良いようです。

    ビタミン剤は保険から外そうという気運が高まっており、査定の対象になりやすく、あまり処方できません。しもやけなどひどい循環障害があればビタミンEは保険がとおりますが、ビタミンCは無理です。何れにしても、処方せんなしで入手可能な市販の安いビタミンで十分です。冷えで困っている方は、ぜひお試しください。

  • 冷え性

    冷え性の季節です。ひえは西洋医学では病気という認識がないためあまり治療法が存在しません。一方、漢方では冷えというのは寒熱虚実の中で寒証、虚証ということで、治療法が存在します。わたしは、漢方専門医の立場から、寒証、虚証向けの処方をしています。もちろん、理論通りに効いてくれるとよいのですが、なかなか冷えが取れない症例もあります。私自身も冷え性で、患者さんの体にじかに触ることがためらわれます。

    そんななか、アメリカからのビタミン輸入代行でiHerbというサイトがありますが、ビタミンCとEを買って飲んでみました。その結果、驚くことに、たった一回の内服で全く手足が冷えなくなりました。まだ今日が初日なので、なんとも言えないのですがこれほど効くのなら、使わない手はないと思います。なぜアメリカ製がいいかというと、1錠あたりの含有量が多いからです。

    結局、今日私が飲んだのはビタミンC1000mg、E400とBミックスという感じです。驚くべきことに、あっという間に手足の冷えが取れ、ぽかぽかしてきました。

  • 不定愁訴と漢方的考え方

    愁訴というのは患者さんの訴えのことで、咳が出るとか喉が痛いとか、そういう訴えのことです。それが2つ3つなら通常良くある話ですが、頭痛、めまい、汗が出る、動悸がする、足がむくむ、手足が冷える、だるい、朝起きられない・・・という訴えが一枚の問診用紙に書かれると、訴えが多すぎて大抵の医師は困ってしまい、不定愁訴(訴えが多彩)と言います。お手上げのことが多いと思います。

    なぜなら、めまいは耳鼻科、頭痛は神経内科、動悸は循環器内科という感じで、それぞれに専門家がいて、採血したりMRIを撮ったり、心電図をとったりして、やっと診断がつくものです。そういった訴えを一気に10個近くあげられると、自分一人の責任で診断(および除外診断:何々ではないと診断)するのは難しいのです。

    しかし、私たち総合内科や漢方内科を専門にしていると、そういった患者さんばかり朝から晩まで次々来られます。私たちは、このような訴え全てをまとめて考えます。採血や心電図くらいは必要ですが、全体的に「気の巡りが悪い」とか、「気が不足している」とか大雑把に把握することで治療方針を立てます。その方法で患者さんが治れば、細かい診断はあまりこだわりません。そういう考え方に納得いく人は東洋医学的な頭であり、どうしても診断にこだわる人は西洋医学的頭だと思います。