むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 腸内細菌(フローラ)の重要性

    連休中日の土曜日。当院は通常通りの診療でしたが、予想を遥かに上回る多くの患者様にご来院いただきました。午前中だけで70名を超え、まさに1日分の診療が凝縮されたような慌ただしい半日となりました。

    1時半過ぎに最後の診察を終え、その足で福岡で開催された講演会へ。今回は、琉球大学の益崎教授による「腸内細菌と糖尿病・肥満症」という、今最も注目されている分野のお話を伺ってきました。

    研究の進歩により、私たちの腸内に住む「細菌」たちが、想像以上に全身の健康を司っていることが分かってきました。非常に感銘を受けた内容を、皆様にも共有したいと思います。

    1. 「太りやすさ」は移る?

    驚くべきことに、肥満体質の人から採取した腸内細菌を別の人に移植すると、その人も太りやすくなってしまうという実験結果があるそうです。私たちが「体質だから」と諦めていたことの裏には、実は菌のバランスが大きく関わっていたのです。

    2. 便秘を治すと「腎臓」が守られる

    これまで「お腹のために野菜を」と言われてきたことには、医学的に深い意味がありました。 良い腸内細菌が食物繊維などを発酵させて作る「短鎖脂肪酸」には、なんと腎臓を守る働きがあることが判明しています。

    • 便秘がちな人は、腎機能が悪化しやすい。

    • 適切な便秘薬でコントロールすることで、腎機能の低下を抑えられる。

    これは、腎臓病の予防において極めて重要な視点です。

    3. 良い菌を育てる「天然オイル」の力

    糖尿病の悪化を防ぐ「善玉菌」を増やすには、特定のオイルを摂取することが効果的だそうです。

    • オリーブオイル: 1日スプーン3杯程度を目安に。

    • 米油(ガンマオリザノール): 悪玉菌を減らし、便の臭いを抑える効果があります。ペットや家畜の飼料にも使われるほど、その消臭・整腸効果は実証されています。

    4. 乳酸菌製剤(ビオフェルミン等)の注意点

    「体に良さそうだから」と飲む乳酸菌ですが、実は「もともと乳酸菌が十分に足りている人」が飲んでも、劇的な効果は出にくいというデータもあるそうです。自分の体の状態に合わせて取り入れることが大切なのですね。


    おわりに

    「植物性タンパク(野菜)」をしっかり摂り、良質な「天然オイル」を活用する。 古くから言われてきた健康法が、最新の科学によって次々と裏付けられていく様子に、感動しました。

    私も今日から、自分の腸内細菌をこれまで以上に大切にしたいと思います。

    >>このブログの下書きをAIのGeminiにチェックしてもらったところ、私がいつも作っている発酵小豆甘酒やさつまいも甘酒も腸内細菌にいいですね、と言われました。たしかにそのとおりです!