むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • メガビタミンと糖質制限で疲れ知らず

    私たち内科医にとって、冬は患者さんが多く忙しい季節です。今日はインフルエンザの患者さんが急に増えてきました。今後さらに感染が拡大する恐れがあります。こういう状況で、私は朝8時半にクリニックの椅子に座ったら午後1時くらいまでノンストップです。たまにエコー検査などで立ち上がる程度で、ずっと座って患者さんとお話しします。通常の内科外来と違い、当院では本当に難しい症例がたくさん来られます。どの訴えも、私が通常の循環器内科医だったら全くお手上げの謎の病気です。そこを、漢方的な考え方や、心療内科的なアプローチで多面的に考え、治療方針を考えています。

    私の診察を受けた方はわかると思いますが、診察が終わった時点ではまだ処方が決まっていません。患者さんが何をどんな風に困っているかを十分に把握し、どの症状から優先的に治して欲しいと思っているかを確かめながら、治療方針をあーでもない、こーでもないと考えます。しばらく悩みます。血圧や血糖を下げるのに比べたら一例一例に時間と頭を使います。以前だったら、こういう外来をこなした後はぐったりと疲れていたのですが、最近は元気一杯、どんどん頑張れます。

    その秘訣は、メガビタミンと糖質制限です。糖質制限に関してはすでに何度か書きましたね。通常ビタミンの一日摂取量は健康を維持するための必要量として決められています。しかし、健康を維持するだけでなくその上を行くための言わばスーパーノーマルを目指すには通常の3倍、5倍のビタミンを使います。最近私は、ビタミンBミックス、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシンをとるようになって、素晴らしく体調がいいのです。当院向かいの凌雲堂薬局にもDHCのビタミン剤を置いてもらいましたので、ぜひ健康増進にお試しください。

  • クリスマスに糖質制限(その後)

    クリスマス。何かプレゼントをもらいましたか?それとも誰かにあげましたか?プレゼントはもらっても嬉しいし、あげてもハッピーですね。私は、子供も大きくなり、プレゼントをすることはなくなりました。そんな時は、自分へのご褒美もいいのではないでしょうか。この一年よく頑張ったと、自分で自分を褒めてあげましょう。ただ、常日頃から自分にごほうびばかりしていると、それはよくありません。

    私は最近糖質制限ダイエットにチャレンジしています。米やパン、麺類を食べないようにしています。次第に食べたいとも思わなくなるし、炭水化物を食べない分のカロリーを肉や魚で補うので、かえってメニューはご馳走になります。Youtubeなどを見ると糖質制限をしている人は楽しみながらダイエットしています。しかし、たまにはパンやラーメンも食べたくなります。そこで、今日はクリスマスでもあり自分へのご褒美としてパンを食べました。

    私は毎日弁当持参で仕事にきているのですが、いまはご飯抜きですから冷凍インゲン、冷凍ほうれん草、冷凍オクラ、などを順次解凍しながら中華鍋でココナッツオイルを使って炒めます。そこへ卵を加えて味を整えます。弁当を作るのに10分もかかりません。こういう糖質制限の弁当だと、午後の仕事も眠くならず頭がクリアーで仕事がはかどりますよ。

     

     

     

  • クリスマスと糖質制限

    クリスマスの連休ですね。いかがお過ごしですか。家族揃ってご馳走を食べたりケーキを食べたり楽しいひと時を過ごせたなら、幸せものです。ネットで見たのですが、以前はトレンディードラマなど、このクリスマスの時期に合わせて最終回で恋が成就したりしてハッピーエンドというのが多かったのを思い出します。最近はそういうのは少ないですね。別のテレビ番組を見ていたら、オーソンウェールスの言葉で、物語の最終回がハッピーエンドかどうかは、どのタイミングで話を終わりにするかで決まる、と言っていました。確かにそうです。人生長いですから一部分をクローズアップして切り取れば最高のハッピーエンドみたいですが、本当の人生はそれで終わりではなく、その先は延々と何十年も続くものです。宝くじで1等を当てた人のその後の人生はあまり幸せでないとかそんな話もあります。日々小さな幸せを自覚しながら感謝するのがいいと思います。

    そういう私はクリスマスイブもウォーキングしました。今日も14キロくらいです。昼からは雨になったので、午前に9キロ、夜雨が上がってから5キロという感じです。あとは一日中糖質制限ダイエットやケトン食ダイエット、ビタミン大量療法などの最近のトレンドをネットで調べたり電子ブックを買って読んだりして研究しました。

    結局、私たちは和食が世界一健康的だと思い込んでいますが、それは勝手な思い込みです。今のように白いご飯をお腹いっぱいに食べられるようになったのは、ほんの100年にも満たない話です。それまでの何万年という人類の歴史はコメをお腹いっぱい食べることなどありませんでした。体は現代の食生活でとる大量の炭水化物を処理できるほど進化していません。したがって、クリスマスのような特別な日には美味しいご馳走(ケーキやお菓子)を食べたとしても、それ以外の日は極力炭水化物を避けるべきだと思います。

    聖夜のマリスト高校

  • 更年期障害は漢方で

    更年期障害は、本当に辛いものです。多くの女性が経験します。50歳前後が多いのですが、急に体が熱くなってほてり、汗が吹き出したりします。他にも、頭痛やイライラ、気分が沈んだり、動悸やめまいなど多彩な症状が出ます。産婦人科に行けば、先生も慣れているので更年期障害と診断されることでしょうが、めまいで耳鼻科へ行ったり、動悸で循環器内科を受診しても検査ばかりで正しい診断には至らないかもしれません。当院では、更年期を疑った場合、エストロゲン(女性ホルモン)と卵胞刺激ホルモン(FSH)を測定して、更年期かどうかを判断します。

    産婦人科でも採血や子宮ガン検診のような検査をされることと思いますが、更年期障害の治療は結構難しいものです。婦人科でもたいてい漢方治療をされます。市販薬では命の母というのが有名ですが、病院での処方では加味逍遙散や桂枝茯苓丸といった処方がよく使われます。しかし、そういう通常使う処方でも改善しない場合、私のクリニックのように漢方専門で、しかも心療内科も標榜しているところに紹介されてきます。他院で何年も治療して治らなかったというツワモノ患者さんが次々と来られます。

    そういう場合も、漢方専門医の立場で考えると、病名処方とは違ってその人にあった処方が可能だし、漢方だけでは力不足の場合は心療内科的なアプローチも組み合わせてなんとかいい方向に持ち込みます。先日は体がほてって何年もお風呂に入れずシャワーで済ませていたという患者さんの漢方治療が奏功し、久しぶりに湯船に浸かることができたと喜ばれました。それを聞いたこちらも嬉しくなりました。

  • 男性脱毛症治療薬と前立腺肥大

    男性の薄毛は悩み多いことと思います。通常は頭皮に塗るタイプの育毛剤を思い浮かべると思いますが、最近はTVのCMでもやっているように、内服薬で薄毛治療薬があります。これは、処方箋がいるので病院の受診が必要ですが、保険がききませんので、全額自費となります。1ヶ月で1万円ほどしますので、結構高いのですが、リアップなど有名な育毛剤も1本7千円くらいなので、それを思えば極端に高いわけではありません。当院でも、ご相談があれば処方しています。

    この、内服育毛剤は前立腺肥大の治療薬でもあり、夜間頻尿や尿の勢いがない、残尿感があるなどの症状があれば、まず前立腺のサイズなどをエコーでチェックし、前立腺肥大であることが確認できれば保険適応となります。そうすれば、脱毛治療と前立腺肥大の治療をかねて保険で治療できますので、そういう場合は1割から3割の負担で済みます。そういう悩みの場合、恥ずかしがらずにご相談ください。私たち内科医の行う前立腺のエコー検査は腹部エコーと同じです。臍の下をエコーでなぞるだけですから、どんな検査をされるんだろうという心配はいりません。

    前立腺の検査といえば、がんの検査でPSAという血液検査があります。大変感度が高く、信頼性が高いのですが、最近では検査のメリットよりもデメリットが多いということでアメリカではPSA検査は推奨されていません。http://president.jp/articles/-/22504

    知らぬが仏というものです。実はこのような検査がいくつもあります。人間ドックでオプションの腫瘍マーカーなどはほとんどその類です。しっかりと勉強してから検査した方がいいですよ。