むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • クリスマスと糖質制限

    クリスマスの連休ですね。いかがお過ごしですか。家族揃ってご馳走を食べたりケーキを食べたり楽しいひと時を過ごせたなら、幸せものです。ネットで見たのですが、以前はトレンディードラマなど、このクリスマスの時期に合わせて最終回で恋が成就したりしてハッピーエンドというのが多かったのを思い出します。最近はそういうのは少ないですね。別のテレビ番組を見ていたら、オーソンウェールスの言葉で、物語の最終回がハッピーエンドかどうかは、どのタイミングで話を終わりにするかで決まる、と言っていました。確かにそうです。人生長いですから一部分をクローズアップして切り取れば最高のハッピーエンドみたいですが、本当の人生はそれで終わりではなく、その先は延々と何十年も続くものです。宝くじで1等を当てた人のその後の人生はあまり幸せでないとかそんな話もあります。日々小さな幸せを自覚しながら感謝するのがいいと思います。

    そういう私はクリスマスイブもウォーキングしました。今日も14キロくらいです。昼からは雨になったので、午前に9キロ、夜雨が上がってから5キロという感じです。あとは一日中糖質制限ダイエットやケトン食ダイエット、ビタミン大量療法などの最近のトレンドをネットで調べたり電子ブックを買って読んだりして研究しました。

    結局、私たちは和食が世界一健康的だと思い込んでいますが、それは勝手な思い込みです。今のように白いご飯をお腹いっぱいに食べられるようになったのは、ほんの100年にも満たない話です。それまでの何万年という人類の歴史はコメをお腹いっぱい食べることなどありませんでした。体は現代の食生活でとる大量の炭水化物を処理できるほど進化していません。したがって、クリスマスのような特別な日には美味しいご馳走(ケーキやお菓子)を食べたとしても、それ以外の日は極力炭水化物を避けるべきだと思います。

    聖夜のマリスト高校