むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 健軍桜木眼科の内覧会

    みなさん、連休はいかがお過ごしでしょうか。私は、健軍桜木眼科の内覧会に行ってきました。秋津緒方眼科が移転してクリニック名が変更となるそうです。こちらのクリニックは当院と同じ設計士さんが当院の次に建てた物件なので、うちにとても似た仕上がりでした。もちろん眼科ですから眼科特有の間取りや特徴がありますが、全体的には本当に似ています。患者さんが知らずに入ったとしてもすぐわかると思います。

    私は朝一番で見に行ったのですが、続々と見学の方が押しかけてきました。地域の皆さんの期待がいかに大きいか伺い知れます。当院が内覧会をしたのが昨年のお盆明けでした。それから実際にクリニックオープンまで、医療機器を搬入したり患者さんの受付のシミュレーションをしたりという怒涛のような1週間だったことを思い出します。そのオープニングを一から手伝ってくれた現スタッフには本当に頭が下がります。

    当院の外来診療はカレンダー通りですからゴールデンウィークの祝日はお休みです。スタッフのみんなもゆっくりしたり、旅行や実家に行ったりしていること思います。私はというと、訪問診療があります。訪問診療は基本的に2週に1度の定期的な訪問を契約しているので、連休は関係ありません。正月も休まずいきました。明日はクリニックの外来がないので、訪問診療だけです。いつもよりゆっくり時間をとって回ろうかなと思っています。

  • 大人は時間が経つのが早い

    子供の頃に比べて、大人になると時が経つのが本当に早いものです。よく30過ぎると早いとか、40過ぎると早いとか言いますが、いずれにしても私くらいの歳になると1日があっという間に過ぎていきます。朝仕事に行ったと思えばもう帰宅。月曜と思えばもう土曜、4月と思ったらもう5月。そんな感じです。

    学生時代は小学校、中学校、高校、大学と数年おきに節目がおとづれ、達成感や満足感があります。私たちの場合、医師となってからも3年おきくらいに転勤します。医局制度で慣れた頃に次の病院へ移っていきます。そうすると歓迎会、送別会など節目節目で人生を振り返り、自分の歩んできた道を再確認したりして今の自分を再確認する機会があります。

    一方、転勤のないような職場の場合、節目が少なく、毎日が単調で気がつけば20年経っていた、とか、定年退職の歳になってしまった、ということになります。途中に何も振り返る機会や節目がないとそうなりがちではないかと思うのです。そうならないようにするには自分なりに数年おきに目標を達成できたかの確認と新たな挑戦するテーマを考えないといけないような気がします。私にとっては、新しいクリニックを立ち上げたばかりなので、そのクリニックを広く認知してもらい、一人でも多くの患者さんに健康になってもらいたいし、受診してよかったという満足感を得てもらいたいと思っています。数年先の目標もありますが、一日一日が目標通りに仕事できたかを反省する日々です。

  • うつは心の風邪

    当院では、内科と心療内科を分けることはしていません。ドキドキするという訴えでも、心療内科かもしれないし、不整脈かもしれません。これを心療内科として扱うと、内科的疾患が隠れていても見逃してしまいます。先入観のバイアスがかかるからです。まずは、体の問題と心の問題を広く疑ってチェックします。

    当院の扱う心療内科の患者さんで多いのは原因がわかっているうつです。職場や家庭のストレスが原因となっていることが多いようです。大抵は特定の人物が何らかの原因となっており、その人とのトラブルがなければストレスはないんだけど、と言われます。このような場合、転職や離婚で解決するのかもしれませんが、うつ状態では深い思慮ができないため、そういう状況では重要な決定をしないことをお勧めします。このようなうつ状態はしばらく薬を使いながら休養するとぐんと良くなることが多いので、転職や離婚は体調が良くなってから考えたらいいと思います。

    幸い、このところの求人倍率は高く、転職しようと思ったらなんとかなるご時世です。今、いろいろ悩んでいる人にとってはラッキーかもしれません。ただ、転職を考えても面接で暗い顔をしていてはうまくいきませんから、笑顔が出るくらいまで回復してから活動したほうがいいと思います。自力で何とかしたいと思ってもそれが難しいのです。こういう時は、一時的に薬を使っていいと思います。アメリカなどはうつは「心の風邪」みたいな認識で気軽に相談できる精神科のかかりつけを持っていると言われます。日本もそんな時代になってきたようです。

     

  • 記録にはこだわらない

    前からランニングが趣味で暇があれば走っていました。しかし、去年の開業を境に、あまりたくさん走ることはなくなりました。最近はほぼ週末ランナーです。

    もともとランニングは健康、ダイエット目的でした。走っているうちにフルマラソンを目標に走るようになり、フルを4時間ギリで走るには月に200キロは走る必要があるということで、ノルマに追われるように走っていました。月末には200キロに帳尻を合わせるように無理してでも走っていました。しかし最近ではそういうフルマラソンの記録や月の走行距離やランニングスピードなどは気にしないことにしました。なぜかというと、記録が目的ではなく、楽しく走って健康維持することが目的だからです。たとえフルマラソンでいい記録を出しても、それは自己満足でしかありません。家族が、すごいねーと言ってくれたとしても、家族サービスなどの全てを投げ打ってトレーニングしたバランスを考えると、マイナスでしょう。

    そんなことを考えながら私の最近のランニングは江津湖畔などをのんびり走りながら綺麗な花が咲いていればたちどまって写真を撮り、猫がいれば立ち止まって声をかける。時間も記録も気にせず爽やかな陽光のもと気分良く走ることに徹しています。

  • 主治医意見書

    高齢化社会において、介護保険の重要性がますます増してきています。今までは何とか自分たちで通院できていたのに、足腰がよわって通院できなくなったり、運転がおぼつかなくなり運転免許を返納して交通手段がなくなったり、いろいろな場面が想像されます。

    介護保険を使うと、デイケア、通所リハビリなどさまざまなサービスを受けることができます。たいていのデイケアは自宅まで送迎してくれますので、交通手段がなくても大丈夫です。家にじっとしていると体は弱ってしまいます。高齢で昼間誰も世話してくれる人がいないと、食事やトイレなどいろんな心配があります。デイケアに行けば、みんなと話したりゲームをしたり、入浴サービスを受けたりできます。昼ごはんも出るので、栄養の心配もありません。出ていくのが難しい場合は、訪問看護や訪問介護などのサービスがあります。

    このような介護保険を使ったサービスを受けるには、まず介護保険の申請をして介護認定を受ける必要があります。要介護度に応じて受けられるサービスの量が決まります。この介護保険の申請には主治医意見書という書類が必要となります。日ごろ内科のかかりつけがあればその先生が書いてくれると思いますが、眼科や整形外科だけしかかかっていない場合、その先生が主治医だとしても意見書を書いていただけるかはわかりません。認知の度合いや寝たきり度などの判定に手間がかかるからです。当院では日常生活でどのような点に困っているかや、認知の面でなにか特別なエピソードがなかったか丁寧に聞き取り調査を行い意見書を書くように心がけています。日ごろ寝たきりのような人も、調査員を目の前にして張り切って対応してしまうと、要介護度が実際より軽く判定される可能性があります。お困りの際は、どんな困ったことがあるかといった情報をできるだけ多く添えてご相談ください。