むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 寒天は不老長寿の食材

    テレビネタ3日目です。不老長寿にいい食材として寒天を勧めていました。1日2gで良いそうです。スーパーなどで売ってある寒天はたいていお菓子の材料で赤や緑に着色された棒状のものです。とんでもないどぎつい色がついているので、通常の料理には向きません。味噌汁にちょっと入れるだけでいいのですが、変な色になってしまっては食が進みません。

    私がいつも食べている寒天は粉寒天です。すぐ溶けるので水で戻す必要もありません。ネットで探せばすぐに見つかります。買うと軽量スプーンがついてくるので簡単です。1杯1gです。夏は寒天にココアを混ぜて固めて食後のデザートにしていましたが、冬は寒くてそんなのは食べる気がしません。やはり味噌汁やスープに混ぜるのがいいと思います。

    寒天が体にいいのは食物繊維です。人は食物繊維を消化吸収できずに、そのまま大腸に行きます。腸内細菌はそれを餌にするため、腸内環境を整えるのに有効です。食物繊維にはセルロースのような不溶性と寒天などに含まれる水溶性がありますが腸内細菌は水溶性の繊維を好みます。どちらも便秘解消には有効ですが、水溶性食物繊維をとるのは大事なことです。