むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 糖質オフのレシピ集

    先日、牧田善二先生の「認知症にならない100まで生きる食事術」という本のこと書きました。現在この本はクリニックの待合の本棚においていますので、興味ある方は御覧ください。このときに、同じ著者の本をAmazonが紹介してきたので合わせて買いました。「糖質中毒 やせられない本当の理由」と「糖質オフのやせる作りおき」です。前者はいかに私達の食事が糖質に偏っているか、それが健康を害するか書いてあります。糖質(炭水化物)には中毒性があり、くり返し欲しくなります。市販されているお惣菜や清涼飲料水などはその中毒性を知りながら、意図して糖質を大量に入れてあります。リピートして買うように仕向けるためです。そのように企業が仕組んだ糖質中毒ですから、気づかないうちに甘いものや炭水化物の食品を取り続けていることが多々あります。中毒から脱するにはまず知識です。知れば対処できます。

    もうひとつの本はレシピ集です。料理本なのでパラパラと見て晩御飯のメニューの参考にされてはと思います。もうしばらく私が読みますので、来週頃には待合の本棚に並べたいと思います。レシピをみていると砂糖は極力使ってありませんが、ゼロではないみたいです。かわりに酒やみりんなどをうまく使うことで、砂糖の使用を抑えることがポイントです。糖質オフダイエットは断食みたいな辛さはありません。食べながらダイエットできます。また、体に必要なタンパク、ミネラル、ビタミン類はたっぷり取れるので栄養の心配はありません。

    当院にはダイエットの漢方を希望で来院される方もおおく、毎日数名には処方を行っています。私から見ると全くダイエットの必要がないようなスリムな体型の人が大半です。とくに60歳も過ぎた頃からダイエットするのは危険だと思います。何もしなくても骨や筋肉が衰えてくるところできちんと栄養をとらないと老化が進みます。肌もシワだらけになり艶がなくなります。実際、統計でもやや肥満の方が長生きすることがわかっています。それを考えると、この糖質オフのメニューでしっかりタンパク質を取りながら少し痩せるとか、脂肪を筋肉に置き換えることができれば理想ではないかと思います。

    これは糖質オフでないメニュー。大好きなケバブ丼(Doiケバブ@下通り)

  • 運命は自ら招き、境遇は自ら造る

    昨日、アメリカ(サンフランシスコ)にいって現地のFMをカセットテープに録りまくって帰ったという話を書きました。書いていて当時のことをいろいろ思い出しました。私はアメリカやヨーロッパなど数えれば何十カ国も行ったことがあります。なかでもフランスやイタリアなどは大好きですが、留学先として考えるとやっぱりアメリカでしょう、と思っていました。そして、大学院時代、将来はアメリカに行きたいと思っていたのでした。大学院当時私を指導してくれた先生はオーストリアのウイーン大学に留学されており、私の教室からは歴代ウイーン大学に行く習わしだったので黙っていたら私の順番も来るはずでした。一応学会のついででウイーン大学にも行って見ました。観光するには最高!と思いましたが、どうしてもそこに住んで何年も過ごす自分が想像できませんでした。

    そこで、アメリカも見ておこうと思って何度も足を運びました。私が好きだったカリフォルニアで有名なのはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校のこと)。しかしカリフォルニア大にはUCSF(サンフランシスコ校)、UCバークレー(バークレー校)、UCSD(サンディエゴ校)などいくつもあるのを知り、結局全部見に行きました。大学の第2内科の先輩が留学していたスタンフォード大学にも行ってみました。夢はリアルに見ないと実現しないというのは、最近経営の勉強をしてよく聞くのですが、私が留学を実現するためにここまで動き回ったのは、今思い返すと真剣に留学する夢を追っていたんだなーと思い出されます。

    結局、UC(カリフォルニア大学)でいくつもの施設を見て回って、サンディエゴ校に留学するぞ!と希望はかなり具体的に絞れてきましたが、当時私の研究していた救急医療の現場での急性呼吸不全の分野ではテキサス大学が最も進んでいました。サンフランシスコで開催されたアメリカ救急医学会で私の研究発表ではそのテキサスのTraber教授が座長(司会進行役)でした。発表が終わって、Traber教授に「来年あたり留学したいのでいい所があれば紹介してください」と聞いたら、うちの研究所に来ていいよといわれ、即決で「お願いします!」と返事をしました。履歴書も出す前に来ていいと許可してくれたTraber先生も先生ですが、即決した自分も自分です。縁があったとしか言いようがありません。学会から帰国して上司の指導教官に「来年Traberラボに留学することにしました」と報告したら、怒られたのは言うまでもありません。何もしなかったらウイーン大学行きが自動的に決まっていたからです。「運命は自ら招き、境遇は自ら造る」運命だから仕方ないではなく運命は自分で切り開くもの、そして自分の境遇というのは自分で造り上げるものなのです。

    花博くまもと2023

  • アメリカのFM大好き

    私が大学生だった頃、毎週日曜日はまちなかの塾でバイトをしていたので、昼は街のレストランを食べ歩いていました。その時の思い出で、BUNZOという店でビーフ・ウィズ・ライスというサイコロステーキの入った洋風チャーハンみたいなメニューが流行ったことがありました。その店は今移転していまが、そのメニューが今もあるかは不明です。その味もなつかしいのですが、私の思い出はその店でアメリカのFMがBGMとしてかかっていたことです。当時私はアメリカに行きたくて、一日中でもアメリカのBGMに浸りたい、そのためにBUNZOでランチを食べる、みたいな思考回路でした。そして、大学1年の夏休みにサンフランシスコに一人旅しました。あちこち見て歩くのはもちろんですが、あちらでFMラジオに浸りたい、とおもい、日本からラジオの聞けるウォークマンを持っていったら、なんと日本とアメリカではラジオの周波数帯がちがって日本製は全く使い物になりませんでした。

    そこで、現地の電気屋さんに行きラジオ付きウォークマンを買いました。ラジオを聞くだけではもったいないので、カセットテープ(懐かしい)を山のように買い、昼も夜もひたすらFMを録音しました。天気予報もCMもぜんぶアメリカの雰囲気を録音したい。結局10本以上テープに録音して持って帰り、帰国してからはいつもそのカセットテープでアメリカのFMを聞く毎日でした。

    それが今はTuneInラジオ(ラジコの国際版みたいなサイト)で世界のラジオをリアルタイムに聴くことができます。私が留学していたテキサスのヒューストン・ガルベストンエリアのFMも簡単に聞くことができます。AmazonのAIスピーカー・アレクサでも聞けます。11月に入り、アメリカのFMはすっかりクリスマスモードです。ホリデーシーズン入りです。そういえば、近所のマックスバリューにはもうしめ縄が売ってありました。あっという間に年末になりそうです。

    花博くまもと2023

  • 歯科医も分子栄養学を学ぶ時代

    ひさしぶりに本格的な雨になりました。少し涼しくなりました。週間天気予報を見ると温かいのはあと数日で、週末から来週にかけて次第に朝晩は冷えてくるようです。日中はもうしばらく20Cくらいにはなりそうです。気温差に体がついて行かないで体調を壊したと言う人が結構います。コロナはだいぶ減りましたが、かわりにインフルエンザや溶連菌感染が増えてきています。当院でも通常の診察、訪問診療、インフルエンザワクチン接種、発熱外来と一日にこなさないといけない仕事が山積みで朝からぶっ通しで忙しくしています。

    そんな中、診療が終わってから分子栄養療法のWEB講演会があったので参加しました。今日の演者の先生は歯科医さんでした。講演でもありましたが、歯周病、抜歯後のトラブル、インプラントの経過が悪いケース、などなど歯科治療に発生する多くのトラブルは栄養の問題を考えた方がいい、という内容でした。確かに歯肉が痩せてしまったり、骨形成が悪いと口腔内のトラブルが起こるのは当たり前です。そこで、栄養学的に考えれば、タンパク質、鉄、ビタミンC、亜鉛、など絶対に無視できません。栄養を語らず治療できると思っているなら大間違い。しかし、多くの歯科の先生はブラッシングの指導程度でそれ以上、食事やサプリなどの話まで踏み込んで来ることはめったにありません。血糖コントロールが悪いと歯科の治療がしにくいとか、骨粗鬆症治療薬でビスフォスフォネートという種類の薬剤を飲んでいると抜歯できないと内科主治医に連絡される先生もいます。そういうことをきちんとされている歯科は信頼できると思います。

    ちょっと専門的な話ですが、今日の講演で知った面白いことを紹介しましょう。虫歯はストレプトコッカス・ミュータンスという虫歯菌が原因なのですが、この菌はブドウ糖を解糖系で代謝して乳酸を放出する。この酸が歯のエナメル質を溶かす。フッ素は解糖系をストップするので虫歯予防効果がある、とのこと。なるほどー。病院で採血するとき何本もの試験管に取り分けますが、血糖測定用のスピッツにはフッ化ナトリウム(NaF)が入れてあります。試験管内で解糖が進むと糖の値が下がってしまうので、解糖系をストップするためNaFがいれてあるのです。その理屈で虫歯予防ができるんだー。

    熊本県庁

  • もう一度、衣替えのやりなおし

    3連休だった人も多いと思います。楽しめましたか?私は月初めの週末はいつもレセプトチェックのため完全に潰れてしまいます。ひたすら書類を見るだけでは退屈するので、昼ごはんをたべに街まで行きました。ちょうどくまもと花博2023があっていたのでちょっと見ましたが、去年より規模が小さく、あまり盛り上がっていない感じでした。お目当てのランチは三年坂のTSUTAYAの一角に入っているネネ・チキンです。以前ここはフライドチキン専門だったと思ったのですが、最近リニューアルして、いろんな韓国料理のメニューがありました。何度か店の前は通ったのですがいつもいっぱいで入れませんでした。今日は運良く入れました。看板メニューのスンドゥブチゲのランチセットを食べてみました。かなり美味しい。チキンもひとつ添えてありました。こちらも美味しかったです。

    それにしても暑くてびっくりしますね。車の外気温は30度超えていました。おそらくアスファルトのおおい町中はそのくらいあったと思います。私は衣替えした半袖シャツと半ズボンを出してきて再度衣替えのやりなおしです。真夏の格好でウロウロしていると、変な感じ。県庁のイチョウ並木がそろそろいい具合だと思い、歩いて見に行きました。相当暑かったです。写真の通り、暑いのにちゃんと季節だけは秋が深まってきているようでした。

    このところの円安でトヨタなどの輸出業の業績は最高益などが出ているようですが、メガビタミン療法に欠かせないアメリカ製のビタミンは最近すごい値上がりで買う気がしない状況となっています。しかたないので、私は最近国産のビタミンを飲んでいます。ビタミンBとCはAsahiのディアナチュラにしました。ナイアシン、マグネシウム、亜鉛などは国産にいいのが見つからないのでこれまで通りアメリカのNowフーズ製を使っています。Nowを買うときもこれまでのiHerbよりAmazonのほうが安いことがあるので送料も含めてじっくり検討してから買いましょう。