むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 電子メモはじめました

    土曜の午後はまたもWEB学会でした。東洋医学会福岡・熊本・宮崎合同県部会です。熊本は福岡に相乗りしたので申し訳ないことに何のお手伝いもしていません。ただ、3県合同にしたことで参加者は125名と盛況でした。熊本だけでやっても20人ほどしか集まりません。それだけのために講師を3名ほど頼んで、何十万もの予算を使うのはもったいないと思っていました。ZOOMのおかげで、熊本県部会はお金をかけず、旅費もかからず学会に参加できました。素晴らしい。今回は皮膚科疾患の漢方治療がテーマでした。私は皮膚科ではないですが、漢方を専門にしていると、皮膚科でも治らなかったアトピー患者さんや難治性湿疹、慢性蕁麻疹など来られるので、勉強しないわけにはいきません。今日の学会で皮膚疾患に対する考え方が更に深まりました。

    今回の学会ではメモを電子的にとってみようと思い、いろいろ試しました。iPad用のNote、7notes、MemoFlowy、Noteshelf、マイクロソフトのOneNote、Whitebordなどなど。タブレットで専用のペンを使って自由にメモしたり、キーボードを使ったメモ、キャプチャーした写真を貼り付け、資料のPDFを取り込んでその上に電子ペンでメモする、などいろんな方法があります。結局、今日私が使ったのはマイクロソフトのOneNoteです。最初、使い方がよくわからなかったのですが、YouTubeを見ると、アメリカの大学生はiPadにこのアプリがあればノートはいらない、みたいに言っていたので、挑戦してみました。やってみると、案外簡単で、感覚的に操作できます。できたノートはクラウドに保存されるためあとから違うパソコンから開いてもメモが反映されます。便利ですね。

    学会で、福岡(九大)まで学会でいけば、新幹線と宿泊で1−2万はかかるので、浮いたお金でご飯に行きました。健軍商店街近くの焼鳥屋さん中村屋です。大入り満員でした。刺身の盛り合わせ、焼き鳥、生ビール。しあわせな晩御飯でした。

  • 血圧治療には利尿剤がいい

    秋が来て、涼しく快適な毎日です。私は10月生まれなのでこの冷えてくる毎日がとても好きです。しかし、温暖の差が大きく、朝晩は暖房、昼は冷房みたいな毎日です。体調を壊して来院される方もたくさんいます。気温の変化は自律神経に作用し、血圧の変動、頭痛やめまい、吐き気などの不調をきたします。月経前症候群がある人は、それがいつもより調子悪いという場合もあるようです。このような季節の変化に伴う体調不良は漢方の出番です。西洋医学では全く歯がたたないと思います。

    さて、最近はWEB講演会が花盛りです。以前だと、講演会といえばホテルの宴会場みたいなところに足を運んで勉強するものでしたが、コロナ禍でほとんどWEB配信となりました。最近は毎日のようにWEB講演会の案内があります。WEBがいいのは熊本で開催される会でなくても自由に参加できるため、東京の一流の講演が家でご飯を食べながら聞けるということです。おかげで、ほとんど毎日夕食時は勉強タイムとなりました。ニュースも天気予報も全く見ることなく、食卓のiPadで有意義な時間が過ごせます。どんどん賢くなります。昨日は心不全の勉強会(WEB)でした。

    私は利尿剤を降圧剤として多用するのですが、これはアメリカではスタンダードです。日本人はまだまだ利尿剤の使用が足りていないそうです。その結果、アメリカでは心不全が年々減っているのに日本は増えているそうです。アメリカが安い利尿剤を医療経済的理由でファーストチョイスにしていると思っていたら、素晴らしい結果をもたらしています。糖尿病も日本はやたら高額な新薬を使いたがりますが、アメリカは安価なメトホルミンがファーストです。メトホルミンは安い、太らない、がんの予防効果もある、という優れた糖尿治療薬です。ここも、アメリカに習っていくべきだと思います。やはりきちんとしたデータをもって勉強すること、それに従った実践をすることが大切です。

    老人ホーム 「椿の里」にて

  • GoTo試してみましたか?

    この日曜は東洋医学会の役員会があるのですが、このご時世ですからオンライン会議です。例年だと福岡まで行っていたのですが、今年は自宅で参加できます。ありがたいことです。リアルの会議だと、沖縄から出席される先生の都合などもあり午後2時頃から夕方までの会議で、終わりも福岡ー那覇便に間に合う時間で終了していました。今年は、オンライン会議なので飛行機などの心配はないのですが、なぜか例年と同じ時間帯に会議があります。日曜の午後2時から4時にかけてです。これでは日曜が潰れるのはリアル会議のときと同じです。

    WEBのいいところは移動しなくていいところ。それなら、いっそ夜の8時頃から始めてもらいたい。2時間でも夜の10時に終われば十分でしょう。そうすれば日曜はいつもの通りご飯を食べたり床屋に行ったり温泉に行ったりできます。それが、午後の真ん中に会議を入れられると何もできません。まあ、WIFIさえあれば会議に参加できるのでやろうと思えば阿蘇の温泉宿にでも行ってお風呂に入って浴衣姿でオンライン会議なんてありだと思うのですが、まだそこまでする勇気はありません。おとなしく日曜日を潰して自宅待機です。

    そういえば、GoToトラベルの給付金は予算の底をつきそうだというニュースがありました。旅行にいくのも大変だけど、給付金がもらえるならホテルに泊まってみるのもいいなと思い、ネットを検索してみました。そしたら、なんとANAクラウンプラザホテル熊本・ニュースカイが3889円で泊まれるみたいです!これなら、週末一泊してホテルのラウンジでお酒でも飲んで旅行気分を楽しむのもいいかもしれません。

  • この冬、インフル検査は省略して処方します

    「COVID-19流行下でのインフルエンザ治療を考える」というタイトルで国立国際医療研究センターの照屋勝治先生の講演があったので参加しました。WEB講演なので自宅から聴講できました。WEB講演は本当に便利でいいです。熊本の耳鼻科の勉強会でしたが、内科の私もパスワードをもらって入れてもらいました。演題の通り、今年の冬はコロナとインフルのどっちかわからないような症例が来院されることは必至です。そういう場合、どのように対応するかというのは今のうちに考えておかないといけません。

    実は、先日、当院でもスタッフミーティングがあり、この冬の発熱患者さんをどう扱うかの対応策を話し合いました。患者さんの治療だけでなく、スタッフの安全も考えないといけないので、正義感や奉仕の心だけで診療するわけにはいきません。皆が安全で最良の結果を得られるにはどうしたらいいか。私の結論は、発熱患者さんで、インフルエンザかコロナかはっきりしない場合、検査はしないでタミフルを処方するというものです。インフルなら2−3日で軽快します。7−8割のコロナ患者は漢方で治ったという武漢からの報告がありますから心配いりません。私は漢方の専門なので、タミフルだけでなく漢方を併用して処方します。どっちであっても効くと思います。ハイブリッド治療です。

    今日の講演でも、防護服のないクリニックでインフルエンザを検査するのは危険。怪しい症例は検査せずに抗ウイルス剤を48時間以内に投与すること。治らなかったらPCRのできる病院に行ってもらうこと、と言っていました。まさに私の考えた当院の方針と一致した見解でした。患者さんにお願いです。検査してくれと駄々をこねないでください。マスクを外して鼻に綿棒を入れる検査がいちばんリスクが高いのです。

  • 備えあれば憂い無し

    WEB会議や講演会が盛んですが、その会議や講演に参加するためには専用のアプリが必要です。最も広く使われているのはZOOMだと思いますが、私はほぼ毎日ZOOMをつかって講演会に参加しているのでこれは慣れています。いろんな設定も一通り試しました。製薬会社などはZOOMよりもTeamsの方を好んで使います。セキュリティーの問題などが選ばれる理由みたいですが、私的にはTeamsは好きではなく、今まで数回しか使っていませんでした。もう一つよく使われるのがWebEXです。これは安定していていいなと思っています。

    実は、今週TeamsをつかったWeb講演を頼まれているので、今日は診療のあとに予行をしたのですが、やはりあまり慣れていないので、スムーズに行きません。スライドを共有しようとするとセキュリティーの設定画面が出てきたりして、煩わしいステップを踏まないといけませんでした。更に、パワーポイントを共有したところ、画像が重すぎたのかうまく共有できません。一旦会議(予行)は終了して帰宅しました。自宅で、2台のパソコンをTeamsにつないで一人会議を開催し、スライドをパワーポイントでなくPDFにしてパソコンへの負担を軽くしたりと、いろいろ工夫したら、スムーズに画像共有ができるようになりました。やはり、こういうWEB講演みたいな新しい試みは予行が必要です。備えあれば憂いなしです。

    話は変わりますが、今日の昼は用事で医師会へ行ってきました。麻薬免許更新の手続きのためです。車の免許は免許センターで更新しますが、麻薬免許というのは県庁管轄で、医師会が窓口になって手続きを代行してくれるそうです。麻薬免許というのはがん患者さんなどに痛み止めとして麻薬を処方するときに必要となるのです。また、それを管理する薬局にも免許があり、非常に厳しく管理されています。

    江津湖の遊歩道