むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 昼休みの過ごし方

    私は昼休みにほぼ毎日往診に出かけています。片道30分くらいかかるところまで行っているので、往復するだけで1時間かかります。昼休みを12時半から2時半まで2時間取っていますが、午前の診療が昼にずれ込むと往診のスケジュールがかなりタイトになります。そんな中、たまに往診のない日があります。そうすると2時間の昼休みです。ご飯を食べても1時間はゆっくり休めます。私はこの往診のない日の昼休みにはクリニックの周りをランニングしています。

    今日は冬とは思えないほど暖かい一日でした。たまたま往診が入っていなかったので、クリニックから沼山津神社まで走り、秋津方面を回ってぐるっと約8キロのランニングをしました。沼山津神社付近は地震の被害が大きかったところで、神社も鳥居が壊れてしまって無残な姿でした。しかし今では、鳥居こそありませんが、ずいぶん元の姿に戻ってきました。復旧が進むのは嬉しいことです。わたしの犬の散歩コースの錦ケ丘付近では、セキスイハイムの家を1軒だけ残して右も左も全半壊で更地になってしまったところがあります。セキスイ恐るべしです。更地になったところは寂しいですが、すでに新しく新築の基礎工事が始まったところもたくさんあります。新しい街が生まれつつあります。新生熊本です。

    今日午後はたくさんの外来患者さんに来ていただきました。その中で、私が昼に近所をジョギングしているのを目撃したという方がおられました。また、先日は私がクリニックの前の歩道の落ち葉を掃除していたのを見たという患者さんも来られました。こうなってくると、襟を正してきちんとしておかないといけません。どこで誰に見られているかわからないです。まあ、昔から街医者というのは何十年も同じ場所にいて、相談事があるとなんでも聞いてくれて、地元のために貢献する人、という認識があると思います。そのように地元のみなさんに知っていただき、気軽に声をかけてもらえることが幸せだと感じます。

  • 有機生活

    当クリニックの近くに有機生活という八百屋さんがあります。佐土原の一休という温泉のすぐ近くです。先日、久しぶりに買い物に行きました。

    この店の品物はほとんどが無農薬や減農薬の野菜です。安心して食べられます。店を隅々まで見て回り、ゆずと玉ねぎなどを買いました。ゆずは完全無農薬で見かけは少し悪いのですが、ゆずの場合果肉よりも果皮をスライスして料理に使うものですから、無農薬がいいに決まっています。皮の部分を安心して食べられます。この店で買った天草の新鮮なワカメに酢醤油をかけて、ゆずの皮を千切りにしてかけると香り高い酢の物になりました。余ったゆずは薄くスライスして瓶に詰め、蜂蜜漬けにしました。電子レンジで瓶ごと加熱してあっという間にゆず蜂蜜の出来上がりです。お湯で薄めて飲むと美味しいのみものができました。これは知り合いの方にいただいたものを参考に真似て作りました。

    玉ねぎの方は、葉っぱがそのままついて売ってありました。店の人に、この葉っぱの部分はネギそっくりだから、ネギみたいにして食べるんですか?と聞いたら、ごま油で炒めて白だしをかけるとトロッとしたおいしい炒め物になりますよ、と教えてくれました。うちに帰って、習った通りに作ってみたら、本当にトロッとしておいしい一品ができました。玉ねぎの部分は水にさらさなくても辛くなくて、サラダ玉ねぎみたいでしたが、おそらく品種が違うのでしょう、葉の部分と同じくトロミが強く、薄切りにして塩胡椒と酢、オリーブオイル、かつお節をかけて絶品玉ねぎサラダの出来上がりです。

    やはり料理というのは腕よりも食材ですね。いい食材があれば、大した手間もかけずに本当に美味しい料理になります。そして、どう料理したら美味しいかは、店の人に聞くのが一番です。買ったお客さんが、どうやって食べたら美味しかったよ、と店の人にフィードバックしているので、店員さんは詳しいです。

    このように安全で美味しい食材がいつでも手に入るなんて、素晴らしいことです。また、熊本は生産者がすぐ近くにいるので、新鮮さも格別ですね。

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    写真は水前寺公園から上江津湖の方へ流れる清流です。朝日に輝いています。

  • 完璧を目指さない

    クリニックの前には大きな街路樹があり、今まさに落ち葉の季節です。朝出勤すると、歩道が落ち葉でいっぱいです。そのままだと歩きにくいし、自転車が滑ったりしやすいし、風が吹けば院内にまで落ち葉が飛んできます。私はもともと掃除好きで、落ち葉を見ると掃かずにはいられません。

    しかし、掃いても掃いてもハラハラと落ち葉は落ちてくるので、きれいにしようと思ってもそれは無理です。聞いた話では京都のお寺や料亭ではモミジなどの落ち葉をきれいに掃除して、後から色形のきれいな落ち葉をまく演出をするそうです。それなら私も、落ち葉を撒くわけではないけど、完璧にきれいにしようなど最初から思わなければいいのです。少し散っている方が趣があるわけです。

    そう考えて、完璧な掃除はしないことにしました。毎朝7時半頃に出勤して、7時50分まで20分間だけ時間を切って落ち葉を掃除します。クリニック前の道路は50m以上あり、20分で全部掃くのは無理ですから、頭を切り替えて、20分間で「とにかく歩道の落ち葉を減らそう」と考えたのです。ざっと掃いて袋に詰める。すると落ち葉の量は掃除しただけ少なくなります。もちろん綺麗さっぱりになってはいないので、掃除したのかしていないのかぱっと見ではわかりませんが、とにかく落ち葉の量は減っています。

    それでいいのです。20分でできるところまでやったら終わり。完璧は目指さない。これがポイントです。よく、体調を壊して来院される人の話を聞くと、完璧を目指しすぎているように思います。家事、育児、介護、そして自分の仕事などとにかく頑張り屋さんばかりです。もっと気楽に、できる範囲でやればいいのです。無理と思ったら応援を頼むのも大事です。

    世界で工業製品を作っている国はたくさんありますが、日本はかなり特殊です。0.1%(1000個に1個)の不良品も絶対に許さない。こんな国は他にはあまりありません。大抵は1%程度は最初から不良品が混じることを想定して返品、交換に気軽に応じるシステムを作っているのです。これは、どちらがいいかではなく、考え方の違いです。結果、外国製は不良品が一定の割合で出てきますが、製造コストはかなり安い。日本は不良品が圧倒的に少ないけれど、製造コストがそれだけかかってしまう。そういう仕事を日ごろからやっているから上司も厳しいし、現場ではプレッシャーが大きいし、客も不良品が混じっていることを許さないのでクレームになりやすい。確かに日本の工業製品は世界一だと思いますが、その背景に私たち日本人の生活が世界一窮屈になっているのは否めないと思います。

    せめて家庭では息を抜いてリラックスしましょう。夫婦仲良く、親子も仲良くです。

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    県庁前です。今まさにイチョウが見頃です。私はこの県庁前のイチョウをきれいに写真に撮りたくて5年くらい前からチャレンジしています。昔は一眼レフEOS kiss(標準ズームレンズ)で撮り、全く満足いかず、単焦点レンズを買って少しきれいに撮れるようになり、Ricoh(リコー)のGRデジタルというコンパクトデジカメを買ったら更に良く撮れるようになり・・・という歴史を経て、今日の写真はiPODです。すごくきれいに撮れています。10万円以上する一眼レフよりiPODの方がきれいに撮れるとは、これは技術の進歩でしょうか、腕が上がったのでしょうか?

  • オバマとトランプとピコ太郎

    週末テレビを見ていたらアメリカ大統領選のことばかり。トランプ氏のことを悪く言う人が多いのはなぜ?と思ってしまいます。アメリカの約半数が支持して接戦の末決まった次期大統領なのに、こんなに批判ばかり。もともと選挙というのはエンターテインメントで、政治的な思想や公約など何んら関係ないと思います。歴代の都知事選を見れば、政治のプロでなく有名人が何年も知事に当選しています。また国政選挙でもタレントやスポーツ選手がその知名度を利用して議員になっています。もともと選挙というのはそんなもので、真面目に政策で議論して盛り上がることはほとんどないと思います。

    思い出せば、オバマ氏はYes we can!というキャッチフレーズが印象に残っっています。モノマネする人もいました。今度のトランプ氏はWe will make America GERAT again!と言うキャッチが耳にのこります。落選したヒラリーにはそのようなキャッチがありませんでした。そして大統領選挙とは関係ありませんが、世界にあっという間に拡散して大人気のピコ太郎はI have a pen. I have an apple.というこれまた簡単なフレーズが一度聴いたら忘れられません。これら3人のキャッチフレーズはいずれも中学1年の教科書で習う英語です。誰もが一度聞けば頭の芯まで届いて理解する、そんなフレーズです。私たちも見習わないといけません。

    例えば、30分かけて患者さんに病状を説明しても、何か質問はありませんか?と言ったら、今まで30分かけた説明が全く理解できていないことがわかった、ということがあります。やはり、病状の説明などは専門用語も多くてわかりにくいし、断定的な言い方を避けてわざとあいまいに表現することも多いので、聞いていて何のことかよくわからないのだと思います。ここは、説明する側も割り切って、中学生のレベルで理解できるようなシンプルな話し方に徹するべきだと思います。

    話は変わって、今日はいい天気でランニング日和でした。以前から益城の方に走ることが多かったのですが、地震後は行ってはいけないような気がして、ずっと封印していました。なんだか益城をランニングするなんて不謹慎な気がしたからです。しかし、今日は意を決して益城総合体育館まで走ってきました。あたりは更地になってしまって、以前の城下町のような風情のあった木山の街もすっかり姿を変えていて、汗か涙かわからないのが目にしみました。1日も早く普通の生活を取り戻していただきたいものです。

    今日はスーパームーンで月と地球が68年ぶりで大接近するそうです。地球にかかる引力や歪みが最大限になり、地震が起こりやすいそうです。数日は気をつけておいたほうがいいようです。

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  • 玄米は体にいいのか?

    私はご飯を炊く時に玄米2合白米1合を研いで3合分の水加減で炊いています。それを夕食で茶碗に一杯だけ食べて、残りはラップに包んで冷凍しています。自分だけだとそれで1週間は持ちます。最近はクリニックの昼ごはんに弁当を持って行ったりするので、その際には冷凍した一食分を弁当にも使います。お弁当屋さんが昼に売りに来るのですが、できることなら玄米にして欲しいと思う次第です。その代わり、ご飯の量は通常の弁当に入れる白米の半分でいいです。

    では、玄米は体にいいのでしょうか?ビタミンや糠(ぬか)に含まれる食物繊維その他の成分が健康にいいということは昔らか言われています。ただ、農薬と除草剤がぬかの部分にたっぷりと含まれますから、それは体に悪いです。米を研ぐ時に十分研げばいいのでしょうが、玄米は白米ほど研いだ水が濁りませんからなんとなく簡単にすすいで終わり、となってしまいがちです。実際には、拝み洗いと言って、両手で玄米をすくって、神様に拝むときのように手を擦り合わせて玄米を研がないといけません。何度も拝んでいるうちに、水はかなり濁ってきます。

    うちには精米機があるので、できるだけ3分づきくらいまでは精米して、表面の糠を若干落としてから食べるようにしています。それだけでも農薬はだいぶとれると思います。しかし、もっといいのは無農薬の玄米を入手することです。無農薬の米は高いですから、どんどん食べることはないでしょう。手間暇かけて作っていただいた農家のみなさんに感謝しながら、茶碗にちょっと食べれば十分です。米を食べ過ぎないことで血糖も上がらず、いいことづくめです。また、玄米は白米に比べて消化に時間がかかるので、血糖値が上がりにくいのです。

    逆に、いま病気で療養中の方にとっては玄米は消化に体力を使いすぎます。胃腸が弱いと、食べた分の栄養が身につきません。したがって、玄米は必ずしも皆にとっていいとは限らないのです。

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    かなり久しぶりに立田山にランニングに行きました。この「山ノ神」様が私に「山ノ神(クリニックの住所)」に開業しなさいとお告げをしたのです(ダジャレ?)。今日はおかげさまで無事に開業できましたと、報告に行ってきました。