むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 第8波に備えよう

    NetflixやYouTubeは見ても地上波TVなどは天気予報以外全く見ないので、このところニュースを全然見ていませんでした。ふと今日ニュースが目に入ったのですが、北海道ではコロナの感染者が第7波のピークを超えているそうでびっくりです。こちらはもう忘れたようにしていたのに、やっぱりコロナは基本風邪のウイルスですから寒い地方から流行ってきたみたいですね。昨日は福岡の飯塚病院主催の漢方勉強会がWEBであり参加しましたが、演者の先生は北海道からでした。福岡は20度以上あるというと、北海道の先生は雪が降りそうだと言われてました。季節がかなり違うんですね。幸い九州はもうしばらく温かいので、今のうちに第8波対策をしましょう。

    対策とは、いったい何をしたらいいか?以前も書きましたが再度書いておきます。夏が過ぎて日照時間が短くなってきたので体内のビタミンDが減ってきています。ビタミンDは感染防御(免疫)の強化に非常に重要ですからこれから冬にかけては最低でも5000単位を隔日あるいは毎日摂取しましょう。ビタミンCとEも風邪対策としては基本です。Cは1000単位を朝晩2回、Eは300から400単位を1日1回です。その他、できればセレニウムと亜鉛、マグネシウムもとっておきましょう。

    さて、当院はコロナ後遺症を積極的に見ています。熊本では他にあまり見ているところはないので当院にたくさん集まってきています。これまでに相当数見ましたが、症状は多彩です。みなさんいろんなことで困っておられます。治療法も決まった方法があるわけではなくすべて個別対応・オーダーメイド治療です。今日の熊日新聞にコロナ後遺症の記事がついていました。よくまとまっていたので写真に取りました。

     

  • 大豆ミートのメリット・デメリット

    大豆ミートはだいぶ進化しています。私がこの前買ったそぼろタイプはいろいろ使えて便利です。乾燥してあるのでお湯で戻して使いますがほんの数分で料理に使えます。そぼろですからひき肉料理になります。私が何度か作ってみたのは麻婆茄子とキーマカレー、そしてミートソースです。どれも満足いく美味しさです。美味しく料理するコツは、味付けをしっかりすることです。そのままでは肉と違ってたいした旨味もありませんから美味しい味を染み込ませないといけません。そこで私が考えたのは、大豆ミートをお湯で戻すときに韓国ダシのダシダ(ビーフ味)をまぜて味付けすること。そして、本物のひき肉を半分くらい料理に混ぜること。これで完璧です。大豆だとは全然わからないレベルに仕上がります。別にベジタリアンではないので本物の肉が混じってもいいし、そのほうが美味しいのは当然です。そして、大豆ミートは安いので財布に優しい。脂身も含まないのでヘルシー。もし食べざかりのお子さんやメタボのご主人のことを思えば、大豆ミートで肉をかさ増しすることはメリットが大きいと思います。大豆ミートはどこで買うのですかと先日聞かれたのでもう一度かいておきます。グリーンカルチャーというネット通販です。

    私は診察の際に事あるごとにタンパク質をとってくださいと患者さんにいいます。特に肉、魚、卵です。では大豆はどうかというと、納豆、豆腐、ソイ(大豆)プロテイン、豆乳といった大豆製品もタンパク源として悪くはありません。とることを勧めます。しかし、植物性タンパクは私たちの体の必要とするアミノ酸を必要十分には含みません。そこで、肉、魚、卵を取りつつ、大豆も食べるが正解です。

    突然話は変わりますが、最近私はとても信号がついていて、あまり赤信号に引っかかりません\(^o^)/。よく、将来のことが心配で行動に踏み切れないと言う人がいます。しかし、目の前の信号が目的地まで全部青になることなんてありえません。運転する人なら知っていると思いますが、もし全部青だったら、3つ4つ先できっと信号は赤に変わって引っかかります。ですから、あまり先のことを考えて憂えていないで、まず目標に向かって一歩目を踏み出してみましょう。途中赤で止まっても問題はないのです。

     

    辛島公園

  • 認知症の治療

    認知症の治療は難しいです。特に中核症状である物忘れ、記憶に関する治療は難航を極めます。多くの場合、家族が物忘れがひどくなってきたと言って連れてこられるのですが、これと言った治療法がないのが現状です。CTやMRIなどで脳の異常がないか調べたりすることもありますが、多くの場合加齢に伴う変化とか、アルツハイマー型認知症です。アルツハイマー型認知症には承認されている内服薬がありますが、殆どの場合飲んでも変化は見られません。たまに、改善した症例があるとみんなに効きそうな話になりますが、そう簡単ではありません。

    一方、認知症の周辺症状にはいろいろな方法があります。最近経験した症例では、老人ホームのお年寄りで普段はおとなしいのですが、突然スイッチが入ったように動き出して、施設を脱走しスタッフが探し出して連れて帰ろうにも暴力的ですごい抵抗される方がいました。このような場合、認知症の薬ではなく統合失調症などに使う安定剤を追加することで、非常に穏やかな日々を取り戻すことができました。一方、別の患者さんでは、認知症が進んでいて短期記憶が殆どない人がいます。その方に対して精神科からアルツハイマーの薬が出ていたので、当院に変わってからも引き続き処方していたのですが、最近活動性が低下して体が動かなくなってきました。そこで、アルツハイマーの薬を中止してみたところ、元気な姿に復活され、ピアノも弾けるようになった(若い頃はピアノの先生だった)のです。

    このように、アルツハイマーの薬を切ったら元気になった症例もあり、逆に安定剤を追加することで平和を取り戻した症例もあります。いずれも周辺症状に対する治療ですが、生活の質に大きく関わってくるので、治療できるところは上手に治療したいものです。そして、期待しても簡単ではない中核症状(記憶)に関しては、若い頃からビタミンやオメガ3などをしっかり取ること、糖尿や高血圧を放置しないこと、一日ボーと過ごさないで能動的に社会と関わることなどが大切です。

    辛島公園

  • メンタルをサプリで鍛える

    診療が終わってクリニックの駐車場に出たら満月がかけ始めており今日の月食は雲一つない快晴で観察できました。ところで人の心と月の満ち欠けはおそらく関係するようです。出産や株価の上下も月の満ち欠けに関連すると聞いたことがあります。それにしても今日は仕事帰りの渋滞のひどいこと。コロナ前の忘年会シーズンを思い出します。私たちのバイオリズムが月の引力などに左右されてみんな一斉に行動するのだと思いますが、不思議なものです。

    わたしたちのメンタルは自分の考え方や親のしつけの結果だと思っているかもしれませんが、クリニックを受診される方を見ているとそれに関係しないところがとても多いことに気付きます。どんなに前向きで明るい性格の人でも仕事でミスしたり思わぬ借金を抱えてしまうと落ち込みます。また、同じストレスでもびくともしない人とすぐにメンタルやられてしまう人がいます。その違いはおそらく気分を安定させるセロトニンという物質の量によるところが大きいと思いまます。セロトニンはストレスで減りますが、材料となるタンパク質やビタミンの不足でも減ってきます。抗うつ薬はそのセロトニンを増やす働きがありますが、おおもとのたんぱく質をきちんと取らないと効きません。

    当院では分子栄養学に基づきセロトニンを食事やビタミン剤で増やすアドバイスをしています。きちんとできれば抗うつ薬を減らしたり止めることもできます。気分が沈んでいると自然と食欲も落ちて、ますますセロトニンの材料が不足します。おすすめは卵です。プロテインもいいでしょう。あとはビタミンB、ナイアシン、亜鉛などが必要です。今、この辺りをわかりやすく解説した本を読んでいます。興味あればご一読ください。>「心療内科に行く前に食事を変えなさい-姫野-友美 著」

  • 魚を食べよう

    11月3日は文化の日でお休みですね。この日は一年でも晴れの特異日と言われており、今年も晴れの予報が出ています。暖かくて行楽日和です。11月の暦を見ると祝日が2回あるのですが、2回とも月曜ではない週の半ばですね。最近の祝日は月曜が多いので、珍しいです。当院は訪問診療を火曜から金曜まで毎日していますが月曜は祝日が多いので入れていません。ところが今月は2回とも月曜以外の祝日ということで、私はひとりで老人ホームを周り、訪問診療をします。ついてきてくれるナースがいないと心細いですが、がんばります(笑)。

    昨日、頭を回転させるにはオメガ3がいいと書きましたが、オメガ3(DHA/EPA)は魚の油です。油の乗ったイワシやアジ、サバ、サーモンなどがおすすめです。しかし、最近は魚より肉のほうが食べる機会が多いと思います。やっぱり魚料理は骨とか頭の部分などが生ゴミになるし、調理も手間がかかります。魚を焼いたあとはグリルの後片付けも大変。そう考えると、自炊で魚をたくさん食べるのはハードルが高いです。私はサプリのオメガ3を毎日とっていますが、魚料理をできるだけ食べるように考えました。まずはちりめんじゃこやいりこ。調理不要です。つぎにサバ缶。骨まで柔らかく食べられます。DHA/EPAは煮汁に含まれるので捨ててはいけません。汁は味噌汁のダシになります。味噌煮缶の場合、汁ごと納豆にかけて食べます。サバ納豆です。

    他には、冷凍のしめ鯖。生協のカタログには毎週出ている定番です。常備しておくと、解凍するだけでいつでも食べられます。骨なしサーモンの切り身も常備しています。フライパン(スキレット)で焼いてハーブソルトをかけるだけ。弁当にもいい。魚の油がオメガ3なのででグリル(網焼き)などで油を落とすともったいないです。生で食べるしめ鯖、缶詰で汁ごと全部いただくサバ缶、あるいはフライパンで調理する魚料理がおすすめです。

    ハイビスカスローゼルというそうです。クリニック前でラジオ体操をしている方からいただきました。この実を乾燥するとハイビスカスティーになるそうです。実際はハイビスカスではなく、芙蓉(ふよう)の一種みたいです。